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【ドラニュース】

亀沢「出来過ぎ」チーム1号

2019年2月12日 紙面から

3回裏1死、先制本塁打の亀沢(右)を迎えるドラゴンズナイン=北谷球場で(今泉慶太撮影)

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 与田竜に最初の得点をもたらしたのは「9番・二塁」で先発出場した亀沢。3回1死で2ボールからの3球目を振り抜くと、会心の一撃が右中間のフェンスを越えた。今年のチーム初本塁打に「出来過ぎといえば出来過ぎですね」とうれしそうだった。

 ただ、ベース一周は本塁打に似つかわしくないほどの速いスピードで回った。昨季までのプロ7年間で通算2本塁打。「僕はアーチストじゃないのでね」。そんな思いもあったのか、ゆっくりと回ることはしなかった。

 この一発を与田監督は高く評価した。「あの打席は(初球が)顔の付近に来て一瞬ヒヤリとしたが、そこであれだけの強いスイングをした。気持ちの面で負けてなかった。亀沢にはパンチ力があるのだから、もっと振っていけばと練習から言っていた」

 こんな褒め言葉を伝えられても、亀沢は「僕は飛ばす打者じゃない。右中間、左中間へライナーで飛ばすことを心掛けます」と足元を見つめていた。 (井上洋一)

 

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