ビヨンドホワイトニング
ビヨンドホワイトニング
1.ビヨンドホワイトニングとは
歯科クリニックで行うホワイトニング・システムとして、日本における導入実績No.1のホワイトニングです。ホワイトニングは過酸化水素という薬液を使って歯を白くするのですが、ビヨンドホワイトニングでは、その働きを活性化させる「光」を利用します。
ビヨンドの特徴 = 強い発熱の無い光
過酸化水素は「光」の作用によって、より効果的に働きます。つまり、光をあてることは短時間でホワイトニングすることを可能にします。同じ薬液を同じ時間使用したとしても、光をあてるのとあてないのとでは、その効果が3倍も違ってくると言われます。
しかし、光であれば何でも良いというわけではありません。光は同時に強い発熱作用があり、この熱が歯を痛めてしまいますので、安全な光を選ぶ必要があります。光には様々な種類がありますが、その種類によって効果やリスクもそれぞれ異なってきます。
光の種類 | 光の特徴 |
---|---|
ハロゲン(※1) | 効果高い。発熱あり。 ビヨンドは特許取得済みの特殊フィルターにより、発熱を抑制する。 |
メタルハライド | 効果は高いが、非常に高熱なため、皮膚にあたると火傷やメラニンの生じるリスクがある。 |
LED | 若干の発熱あり。光量はやや劣るため、効果は弱い。 |
キセノン(プラズマ) | 強い発熱あり。機械が効果なので、多くは治療費も割高。 |
2.オフィスホワイトニングとホームホワイトニング
オフィスホワイトニングもホームホワイトニングも、使用するホワイトニング剤は必ず「過酸化水素」を含有しています。この過酸化水素によって歯を白くしていきます。
オフィスホワイトニング
高濃度の過酸化水素を「光」の作用で活性化し、エナメル質に付着した着色物質を分解する方法です。ライトは、ホワイトニングの効率を上げるために必要不可欠です。
※ただし光も種類があって、それぞれ特性が異なりますので、「ビヨンドホワイトニング」の光の種類の表をご参照ください。
オフィスホワイトニングは1回の効果が高く、短時間で負担の無いホワイトニングが可能です。
→オフィスホワイトニングは、忙しい方や、この日までに歯を白くしたいという期日のある方にお勧めです。
ホームホワイトニング
過酸化尿素を使用します。専用トレーに過酸化尿素を入れ、歯に装着します(過酸化尿素には「過酸化水素」が含まれています)。
ホームホワイトニングは一定時間装着し、効果が現れるまでには期間がかかりますが、オフィスホワイトニングに比べ、白さが長く持続します。
→期間がかかりますが、自分の好きな時間に行うことができます。
3.着色の原因
歯の着色原因にはいろいろありますが、一番の大きな原因は日常の飲食にあります。赤ワイン・コーヒー・紅茶・カレー・焼きそばなど、色の濃い飲食物が着色の原因になります。その他には、喫煙、加齢や遺伝等による着色が考えられます。
4.歯が白くなるメカニズム
歯の表面のエナメル質に付着した着色物質を過酸化水素の作用によって除去します。歯自体を削ったり、溶かしたりしているのではなく、着色物質のみを分解し、取り除きます。これは、過酸化水素が酸化する際に酸素が発生し、この酸素が着色物質と結合・分解させるためです。こうして歯は、本来の白さを取り戻します。
5.ホワイトニングの注意
ホワイトニングできない人
- 妊娠中
- 授乳中
- 無カタラーゼ症
- 口腔内外にトラブルのある人(医師にご相談ください)
ホワイトニングの料金 | 1回 20,000円(税込) |