日本工作機械工業会(東京・港)が15日発表した2018年の工作機械受注額は17年比10.3%増の1兆8158億円となり、2年連続で過去最高を更新した。同工業会は19年の受注額を18年比約12%減の1兆6000億円と見込んでいる。
18年12月の工作機械受注総額(速報値)は、前年同月比18.3%減の1355億5100万円だった。減少は3カ月連続。外需は23.6%減の783億7600万円、内需は9.8%減の571億7500万円。
米中貿易摩擦の影響もあって主力の中国向け輸出が振るわず、前年を割り込む水準が続いた。