3-26 Hobo
ヤールは大宇宙の恐怖であり、全ての他者にとっての絶望であった。万物を征服し、滅ぼそうとする悪魔の化身。ディヤボーゾの諸惑星連合は、同盟者を募ってこの圧制者と戦い続けていたが、ヤールの悪魔的な戦力を前にしては不利を否めず、数多の惑星世界が征服され、ヤールの一部として組み込まれた。イデオロギーを巧みに用いたヤールの支配と同化の技術は銀河系を席巻し、大きく蝕んでいた。ヤールに征服された国々は、侵略者の尖兵と化して、かつての同盟国へと攻め込んできた。そしてなにより大ヤールの不敗の歴史が、ヤール人を熱狂させ銀河征服へと駆り立てていた。
ヤールの全宇宙征服の野望を防ぐべく、同盟諸国は百万年以上にも渡ってその侵攻を防ぎ続けてきたが戦線は後退を続け、遂に支えきれずに最後の時を迎えようとしていた。ディヤボーゾの諸惑星連合が滅びたその時、ヤールは全宇宙を軍靴の元に踏みにじるだろう。
だが、もうどうでも良いと、ガイニ・ヨスズルズは思う。ヤールに祖国を滅ぼされてより半世紀。亡国の敗残兵であるヨスズルズにとっては、もう何もかもが関心を持つに値しない些事であった。戦乱のヤールの勢力圏から遠く離れた星域では、人々はなにも知らずに繁栄を謳歌していた。ログレス人とやらは、自らを銀河系で最強の国家と任じているが彼らはなおヤールと接触していない。一部では信じられないほどに古びた技術を用いている此の連中がどの程度ヤールに対抗できるかは分からないが、それでもヨスズルズはヤールの脅威を知らせるべくキャメロットへと向かった。だが、ログレス人の役人は杓子定規で冷淡であり、ヨスズルズは相手にもされなかった。
オベロン号中層区画のサロンではドリンクが基本、飲み放題となっている。娯楽や軽食も用意されており、旅行のさなか、入り浸っている客も少なくない。
「例の話を聞いたか」隣のカウンターで酒を飲んでいた女。顔の半分がサイボーグ化されたジャケットの女が低い声でヨスズルズへと問いかけてきた。
「新参者の話か?」とヨスズルズ。
全長700メートル、全高360メートル。円環を描くように数年を掛けて辺境第七管区の主要な星々を巡るオベロン号の巨大な船体は、それ一隻が小さな世界と言っても過言ではない。クジラに似た流線型の船内に数千人の旅客と手荷物、積載品、そして小型艦艇までを収容できるオベロン号内部は、数百の区画に区切られていて、上は一航海で7000万£からの1等客室から、下は乗船だけは出来るが全てが自己責任なチケットまで、様々な階層や出自の人々が数千光年の旅路を共にしている。オベロン号の巨大な動力炉が創り出す膨大なエネルギー出力の極一部を廻すだけでも数万人の水や酸素、食料の生成や再生などを充分に賄える程であり、その気になれば一生を船の中で過ごすことも可能であった。
実際、ログレスの張り巡らせた星間連絡網を利用して星々を渡る
オベロン号の下層区画で酒や薬を売っている連中の噂は、ヨスズルズも耳にしていた。古顔の居住者集団の縄張りを新参の集団が遠慮もなしに侵食して軋轢が生じている。
「また、きな臭くなってきたな」ヨスズルズのつぶやきに隣の女はため息を漏らした。
「何時ものことさ」
ログレス領域では見慣れぬ軍服を着込んだヨスズルズに、此れも見慣れぬ空軍ジャケットを着込んだアルバ・デングラ。二人は共に亡国の軍人だった。 全く別々の戦争に拠って故郷を失い、流れ流れてログレスの辺境へとたどり着いた。二人にとっては、此処が世界の果てだった。
「新参の連中。トートーメンの縄張りでやらかしたらしい」トートーメンは、下層区画で酒や薬、売春を取り仕切っているグループの一つだった。下層区画に居住して電力を船から購入し、製品を製造して乗客に売りさばいている。巨大な移民船やコロニーには、乗客として乗り込みながら、そうして生活を成り立たせる不思議な船内生活者たちが少なからずいた。
「トートーメンは血の気が多い。血の雨が振りそうだな」
ヨスズルズが相槌を打った時、微かにサロンがざわめいた。
サロンの入り口に2人のオベロン号保安要員が佇んでいた。
一人は人類。一人はエイリアン。保安要員の制服を身に着けて獰猛に異形の相貌を歪めているのは、強靭な桃色の肌を持つ異星人ネクベアーだった。
4体の警備ドロイドを引き連れたオベロン号保安要員たちは、サロンに入って賓客たちを見回すと、バーのカウンターにいる目的の人物たちに向かって真っすぐと歩きだしていた。
ネクベアーは、サロンに入った瞬間に五つの目で標的を認識し、相棒より一手早く動き出している。
「……やばい!シュロトリだ!」
ネクベアーの保安要員の名をデングラが慄然として叫んだ。
「こっちだ!」
叫んだヨスズルズは、既にカウンターを飛び越えている。デングラも飛び越えると従業員用出口から飛び出した。
それを目にした保安要員たちが足を早めた。チーズやクラッカー、ホットドッグにサンドイッチ、チョコレートやポテトチップスを摘みながら、設置されたTVゲームに興じている少年少女の横を足早に通り過ぎたオベロン号の保安要員たちが、カウンターを飛び越して従業員用通路を駆け抜ける二人組を追いかける。
「止まれ!密航者!」
止まれと言われて止まる奴がいるか。シュロトリは、血も涙もない男?として知られていた。ヤールの特殊部隊に追いかけ回されても捕まらなかったヨスズルズだ。入ったのとは別の出口からサロン裏側に飛び出した。従業員用通路だが、デングラも、ヨスズルズも共にオベロン号には長居している。生半可な船匠助手よりも船の構造には詳しい。監視カメラの切れている箇所や、追跡ドローンの使えない区画についても知り抜いている。
一口に宇宙放浪者と言ってもその由来も、行動も、極めて多種多様、かつ千差万別であって、銀河を放浪する部族や氏族単位の集団もいれば、ログレスとは異なる銀河帝国の被差別民もいるし、亡国の軍人や王侯、政治家ということもあり得た。政治的、宗教的な亡命者もいるし、単純に貧困や戦争から逃れてきた難民も含まれていた。噂に過ぎないが、遥かに遠来の宇宙から訪れた探検隊や、地元から離れすぎて戻れなくなった旅行者の成れの果てもいると言われていた。
旅行者が其の儘、宇宙放浪者となってしまう事例も少なからずある一方で、宇宙放浪者に身ぐるみを剥がれて殺さてしまう旅行者も絶えることはない。宇宙放浪者の社会構造、文化、宗教、歴史、言語に関する研究者は多いものの、未だに基準となりえる定説は決定されていない。宇宙放浪者は、単純に一派だけでなく、複数の異なる系統が存在していた。
移民船でもあるオベロン号下層区画の居住区には傭兵や山師、鉱夫、博徒、娼婦、家財やら家畜まで連れて移住先を探す渡り
旅客の中には遠距離旅行のために、特に船に長居をする者たちもいる。そうした中には、船での生活に適応し、住み着いてしまう者たちもいた。一方で、一般で言う
いずれにしても重力帆の開発以降、厳密な重量計算を必要としなくなったログレスの巨大宇宙艦艇には、隠れ住むことの出来る膨大なスペースが存在していたし、宇宙放浪者の中には宇宙船のチェック機能を誤魔化す手腕や技術に長けている者も少なくなかった為、ログレスの客船や商船は勿論、貨物船や採掘船。時に工廠船や軍艦などにまで密航者が忍び込んでいることは珍しくない。
ログレスの大型の宇宙艦艇。特に年代を経た老齢船にはほぼ例外なく
勿論、ログレス船籍の巨大船の保安要員でも定期的に
オベロン号にも当然のごとく
中層区画の人混みをかき分け、下層区画への階段へと向かって走り続けるヨスズルズとデングラだが、回廊に放送が鳴り響いた。
「お客様。階段の定期補修のために一時的に第92Y階段を封鎖いたします。なお、解除予定は十二時間後となっております。下層区画へと向かわれる方は、至近の第8エリアの階段をご利用ください」
階段出入り口がシャッターに拠って封鎖されようとしている。デングラが間に合わない。素早く駆け込んだヨスズルズが脇のシャッター非常停止ボタンを押したが止まらなかった。二人共に息を切らしながら、行く手を塞いだ格子に拳を叩きつけた。
「糞!マジか」とヨスズルズ。
「今日は本気だな」とデングラが頭を掻きつつ、頭上を見上げた。
「どうしたものか」忌々しい追跡ドローンがデングラの頭の上を飛び回っていた。
保安要員が中層区画の客を突き飛ばす訳にはいかない。
「失礼。急いでいます」二人の保安要員が叫びながら、迫ってくるのが分かった。
「右手の脇だ。点検坑が在ったはずだ。予備倉庫へと通じている」ヨスズルズの指示にデングラが頷いた。ヨスズルズの年齢は誰も知らない。オベロン号のみならず、第七辺境管区での伝説の無賃乗船者の一人だ。王立海軍の強襲揚陸艦であったオベロン号が大きな損傷を受けて、辺境の客船へと改装されたのは200年以上も昔であるが、船長でさえ幾人となく交替している。デングラがオベロン号に初めて乗り込んだのは15年前だが、ヨスズルズは既にその頃にはオベロン号に住み着いていた。
「移動中に酸素抜かれないかな」シャッターから離れながら、デングラが呟いた。
「大丈夫だ。乗客の馬鹿な連中の間では、点検坑を使って移動するのが流行りになっている。他の乗客を巻き込んだりはしない」ヨスズルズの保証にデングラは頷いた。
近くにあるマンホールをハッキングして20秒ほどでこじ開けると、その中に足を入れつつ、近距離通信でヨスズルズに繋ぐ。
「予備倉庫で会おう」ヨスズルズの言葉に頷いて、マンホールへと飛び込んだ。
保安要員のシュロトリがマンホールへと駆けつけてきた。
「点検坑を使って移動したか。糞ッ!」トランシーバーで管制室に連絡する。
「階段の封鎖を解け」それから、もう一人の人類に指示する。
「奴は、予備倉庫へと向かったはずだ。船尾回廊は、動力炉に近い。警備は厳重だ。先回りして船首回廊の方を抑えよう。お前は階段を使ってくれ。俺はここからやつを追いかける。挟み撃ちだ」
「分かった」頷いた人類の保安要員が身を翻してマンホールから駆け去った。
ネクベアーの保安要員は、大きな体を縮こませるようにして、マンホールへと潜り込んだ。壁に設置されたレバーに掴まって、無重力状態で運ばれると、予備部品のコンテナが山積みされた予備倉庫区画へと降り立った。
「逃さんぞ!」
叫んでから、船首回廊へと走り去った。
三十秒ほどして、ゆっくりとコンテナの影から、密航者のデングラが出てきた。自分が降りてきた点検坑へ足早に向かおうとして、真上から声が響いた。
「以前にも同じ手を使ったな」
振り返ろうとしたデングラだが、頭部に強烈な衝撃を受けて床へと叩きつけられた。暗転する意識の中で、視界に映ったのは、背中から生やした腕で天井のパイプに掴まっているシュロトリの巨大な靴だった。
保安要員のベレニーチェ・オルランディーニが乱暴にデングラの襟首を掴んで叩き起こした。
「おい、密航者め。いい度胸をしているな。中層区画のサロンに入り込むとは」
保安要員と警備ドロイドに取り囲まれ、襟首を掴まれたデングラはニヤリと笑った。
「いい酒だったよ。ご馳走さん」
「エアロックから叩き出されたいのか?減らず口を叩くなよ」凄むオルランディーニ保安要員。
「まあ、そうかっかしなさんなよ」と
「貴様っ!」オルランディーニ保安要員が怒鳴った。
全く信じられないことだった。オベロン号の接客係ともあろうものが、密航者に騙されてサロンへと通してしまい、上等の酒を提供するとは。それも5日間も、この密航者の片割れはサロンの備え付けの風呂やサウナを利用し、それなりの社会的信用を持つ人々の間に潜り込み、提供された料理に舌鼓を打ちつつ、快適に過ごしていたのだ。
オルランディーニ保安要員は、怒りで頭がクラクラした。こいつらは選りに選って退役軍人の身分証を偽造して入り込んでいた。本来、祖国の為に戦ったものに与えられる権利を貪って、何ら悪びれることなく平然としている。許せることではなかった。
オルランディーニ保安要員は、歯ぎしりする。兎に角、接客乗務員たちは、一から再教育されて然るべきだった。それにも増して問題なのは、
「船長は目溢ししているようだが私は甘くない。退役軍人の身分証偽造だ。貴様を重労働刑務所に放り込んでやる」オルランディーニ保安要員の言葉に、デングラは肩をすくめた。
「そりゃあ困るよ。死んじまうかも知れない」
脅しつけられた密航者は呑気な態度を崩そうとしない。カッと頭に血が昇ったオルランディーニ保安要員が、拳を振り上げた。頬を殴られ、次いで腹部に強烈な拳が叩き込まれる。保安要員の中には、肉体を幾らか強化しているものもいる。反吐を吐いて床に倒れたデングラに向かって、更に拳を振り上げるオルランディーニ保安要員だが、相棒のエイリアンがその腕を押さえつけた。
「止めるな!」
「殴ることはあるまい。それよりもいい考えが在る」
強靭な桃色の肌を持つ異星人ネクベアーが穏やかにそう言った。肩で息をしているオルランディーニ保安要員は、忌々しげにシュロトリを眺めていたが、頷いて拳を下げた。
オベロン号の保安要員で、もっとも残忍で、最も職務熱心と恐れられているシュロトリの、蟷螂に似た位置にある外眼と、額と眉の位置に在る漆黒の計五つの瞳が、じっと密航者を見つめていた。
「此れまでも、お前にはさんざん手間を掛けさせられた。それに、どうやら刑務所に行った程度では懲りないようだ」
シュロトリは、穏やかにいいながらデングラを立たせた。手錠をかけた彼女を引き連れて、オベロン号の外殻エリアへと連行する。
「そこで俺も考えた。お前が反省するには、より相応しい環境を用意しなければならないのではないかとな」
シュロトリが立ち止まった。エアロックの前だった。
戸惑っている他の保安要員やデングラの前で、シュロトリが身分証カードを取り出した。
「今、案内してやるぞ」言いながら、カードでエアロックを解除する。
「俺だ。マーカス。エアロックを開けてくれ。ゴミを捨てる。生命反応?ああ、また故障したらしいな」
無線で管制室と話すシュロトリの穏やかな声に本気を感じ取って、デングラが目を瞠った。
「ケンダルがなんと言おうが知ったことか!これが俺の仕事だ。誰にも邪魔はさせん。俺の船で何者であろうと無賃乗船はさせん!分かったら、さっさとエアロックを開けろ!」
管制官が折れたらしい。グリーンからレッドへと表示ランプが変わり、エアロックの扉が大きな音を立てた。
「冗談でしょう」
慌てふためき、身をよじるデングラをシュロトリが恐ろしく強い腕で掴んだ。
「さあ、お前のねぐらを紹介しよう。天国だ」とシュロトリ。
「止めて。止めてよ」暴れるデングラ。オルランディーニは目を瞠っているが、止める様子はない。
船をとりまくシールドは、亜光速で衝突したデブリすら粉砕するほどに強力で、人間など一溜まりもなく原子に分解してしまう。
強化していない人間では抗いようもない怪力で密航者をエアロックへと放り込むと、シュロトリは、扉を閉じた。
「では、お客さま。またのご利用をお待ちしております」
ガラスの向う側でどんどんと叩き続けているデングラの顔を覗き込んでから、シュロトリは穏やかに言って、排出のスイッチを押した。
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