SCP-900-JP-J
アイテム番号: SCP-900-JP-J
オブジェクトクラス: Neter
特別収容プロトコル: SCP-900-JP-Jはサイト-81██にて高脅威度オブジェクト収容室にて保管されています。当該サイトに勤務している財団職員は全てソファ、もしくは床に寝てください。SCP-900-JP-Jを使用しての実験はいかなる理由を持っても禁止されます。
説明: SCP-900-JP-Jはふわふわのふかふかで、当該オブジェクトと同室した人間全てに対し強烈な眠気と、当該オブジェクトに寝てみたいという壮絶な欲求を抱かせます。この欲求に対して一定の人間は抵抗する事が可能である事が確認されているため、現在SCP-900-JP-Jを用いた研究が進められています。 当該研究は凍結されました。あまりにも、実験中にSCP-900-JP-Jにて睡眠を取る職員が多すぎたせいです。貴方達をSCP-900-JP-Jから引きずり出すだけで、どれほど無駄な時間を使ったでしょう。対象職員に対しては睡眠中に口の中にワサビを塗り込む事で自発的な脱出を促す事に成功しました。
SCP-900-JP-Jで睡眠をとった人間は、二度と働きたくなくなるほどの快楽とこの上ない幸福感を感じ、自力で当該オブジェクト内から脱出する事が不可能となります。これまでに███人もの職員が自力での脱出に関して駄々をこねました。もし異常性に曝露した職員が発見された場合、直ちに機動部隊お-9("カーチャン")によって対象をSCP-900-JP-Jから引きずり出してください。
SCP-900-JP-Jの周辺にスマートフォンや飲食物、ノートパソコン、並びにテレビジョンや娯楽用品等を設置する事は如何なる理由があったとしても禁止されています。それらの物品はSCP-900-JP-Jの異常性を助長する効果がある事が確認されています。
―――世界の果ては、ここにあった。 - ██研究員
そんな事をおっしゃってもSCP-900-JP-Jの周辺に物品を設置した上で、収容室内に3日間引きこもった事に関する懲罰を免れる事はできません。 - 日本支部理事"鵺"