自分はガンなのに
アルツな嫁を介護し続けたおじいさんの話をテレビで見ていて
涙腺崩壊した
母さん、大好きですよ
って、アルツになってしまった嫁に
顔よせてすりすりしながら言ってた
何回も
大好きですよって。
亡くなってしまったあとのインタビューで
介護するようになって
この人のことがますます好きになったって
女房はこんな綺麗な女だったんだって・・
のろけですかね
って涙を浮かべながら笑いながら言ってるおじいさんみて
体中の体液が目から出た。
割と屈折してる子だったから
永遠とかキセキとか
憧れていてもイマイチ信じられなかったり
疑ってしまったりするわけだが
そこにはそんな言葉すら超越したものがあって
一言一言が重かった。
何十年も連れ添って
最後まで大好きだと言われ
幸せの中で死んでいく幸せってどれほど幸せなんだろう。
死ぬってことの意味を知った気がした