豊年祭 of 田縣神社公式サイト

　「野も山も みなほほえむや 田縣祭」例大祭は国の内外で有名な豊年祭として、毎年三月十五日に執り行われます。この祭は直径六〇センチ、長さ二メートル余りの大男茎形（男性の性器）を毎年新しく檜で作成し、それを厄男達が御輿に担ぎ、御旅所から行列をなして当社に奉納し、五穀豊穣、万物育成、子孫繁栄を祈願する祭です。当日は世界各国からの参拝者で境内は埋まり、「見くらべて 笑えこの梅 あのさくら」の詩歌の如く、国境を越えてみな微笑む祭で、まさに「天下の珍祭」であります。

　豊年祭に先だって、当日奉仕する「五人衆・綱持」を決定する儀式です。　
心身を清めた宮司が神前にて「籤（くじ）」を引き、御神意をうかがいます。
五人衆5名、綱持5名を厳粛かつ公正に選出されます。

　　日 時　平成31年2月20日（水）
　　場 所　田縣神社本殿にて斎行

　豊年祭に先立って執り行われるこの祭りは、豊年祭にお供えする大男茎形（おおおわせがた）を彫り上げる最初の神事です。素材は木曽檜（きそひのき）を用い、原木はその年々により若干の相違はありますが、長さ2メートル50センチ、直径50から60センチ、重量300キログラム程の樹齢200年から250年の檜を使用致します。
　三月三日当日、役員をはじめ奉製に従事される人、御輿担ぎ手である42歳の厄男の代表者達及び五人衆（男茎形を持つ女性）綱持が参列して神事が行われます。

　　日 時　平成31年3月3日（日）午前9時より
　　場 所　田縣神社境内にて斎行

　御輿には鳳輦（ほうれん）と御前御輿（ごぜんみこし）と陽物御輿（ようぶつみこし）という3種類があります。
　鳳輦とは、当社の祭神「御歳神」の御神像を御輿に納めて引きます。
　御前御輿とは、祭神玉姫命の背君である「建稲種尊」の御神像を御輿に納めて担ぎます。
　陽物御輿は、お供え物の『大男茎形』を御輿に納め担ぎます。
　　陽物御輿の重量
　　御輿のみの重量　約100キログラム
　　陽物＝大男茎形（おおおわせがた）
　　　素材、木曽檜　直径、約50〜60センチ
　　　長さ、約2メートル50センチ
　　　重量、約250〜300キログラム

　豊年祭とは、毎年新しく檜で大男茎形を奉製して田縣神社の神様にお供えし、今年一年が豊かな年であることを祈るとともに、万物の育成、子孫の繁栄を祈願する当社最大の神事です。

　　日 時　平成31年3月15日（金）午前10時頃より午後4時頃まで
　　場 所　田縣神社（本年のお旅所は「熊野社」となります）

平成31年諸祭事の日程

交通規制

3月15日の豊年祭では近隣道路の交通規制が行われます。
交通規制図は後日、アップロード致します。
渋滞も予想されますので、通行の方はご注意下さい。
尚、豊年祭当日"一般向けの駐車場"はございません。公共交通機関でお越し下さい。

　豊年祭（3月15日）の行列に奉仕する女性参加者を10名募集致します。
恋愛・良縁をのぞむ貴女、19歳・33歳の厄年の貴女、子宝を願う貴女の応募をお待ちしております。
5名は当日「五人衆」として古式のままに着飾り、お旅所から田縣神社までの間、男茎形を抱きながら行列に加わって戴きます。他の5名には鳳輦（ほうれん）の綱を引く「綱持」として行列に加わって戴きます。
　「五人衆」と「綱持」どちらにご奉仕戴くかは2月20日の「籤取式（くじとりしき）」で決定致します。籤取式以後の奉仕辞退は忌服・急病を除き認められません。

【募集期間】　平成31年2月15日まで
【募集対象】　一般女性10名（既婚・未婚・国籍問わず）
【選定方法】　籤取式で御神意をはかり選定致します
【申込方法】　田縣神社社務所に来社戴き、神社所定の申込書に必要事項を記入して提出戴きます。

　籤取式にて選定された10名には3月3日（日）9時斎行の「斧入祭」にも必ず御参列を戴きます。（斧入祭の当日には、豊年祭奉仕者を清めるお祓いがあります。五人衆・綱持に選ばれた方は、このお祓いを受けなければ豊年祭に参加できません。）
　詳しいお問い合わせは、田縣神社社務所(0568-76-2906)まで。