５日午後４時頃、九広鉄道太和駅のホームで、ビニール袋に詰められ「真理」と書かれた円筒形の不審な物体がベンチに放置されていたのを駅員が発見し、警察に通報した。
警察では、日本のオウム事件との関連性も疑い、同駅を封鎖。その後、爆発物処理班の出動を要請し検査を行ったところ、海水浴場などに設置されているブイであることが判明した。このため警察では、ダイビング・チームが練習時に目印として使ったブイを駅に置き忘れたものと判断。「真理」の文字はチームごとの目印として書かれたものだろうと見ている。
この騒ぎで太和駅は３時間にわたって封鎖されたため、九広鉄道では急きょ代行バスを運転して、足止めをくらった乗客らをさばいた。
