日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=が第3クール初日の10日、4度目のブルペンに入り、初めてツーシームとカットボールを試した。直球を含めて32球。吉田輝は「今回は一番良かった。気持ちよく投げられた」と充実した表情を浮かべた。
11日に予定されている初めての打撃投手の相手は、ドラフト2位・野村(花咲徳栄)と聞くと「心を折ってやる」と不敵に笑って宣戦布告。高校時代に対戦はないが「(相手が)球種を分かっていても、空振りやフライに仕留められれば…」と意気込む。ただ、加藤2軍投手コーチは「彼のことだから抑えにいくつもりだろうけど、打者を置いて強い真っすぐをストライクゾーンに投げ込めるか。それだけで十分」と結果は度外視する方針だ。 (竹村和佳子)