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【ドラニュース】

京田に侍リードオフマンを期待 稲葉監督が中日キャンプ視察

2019年2月11日 紙面から

侍ジャパンの稲葉監督(後方中央)が視察する中、バントをして駆け出す京田=北谷球場で(小沢徹撮影)

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 中日・京田陽太内野手(24)が10日、中日キャンプの視察に訪れた侍ジャパン・稲葉篤紀監督(46)から大きな期待を寄せられた。3月9、10日のメキシコ戦(京セラドーム大阪)で最有力候補としてリストアップされている京田について、稲葉監督は「リードオフマンという部分を期待したい」と語った。選出の可能性が大きい中、京田も侍ジャパンを勢いづける活躍ができるよう準備していくと誓った。

 午前10時過ぎに北谷に姿を見せた侍ジャパンの稲葉監督は、井端内野守備走塁コーチ、建山投手コーチとともに、竜戦士たちの動きに目を光らせた。その中でも、ひときわ熱い視線を送ったのが京田だ。3月のメキシコ戦では、遊撃手の最有力候補として京田をリストアップしているからだ。

 侍ジャパンのスタッフが見守る中での練習は、投内連係やバントシフトの確認などが行われた。そこで京田も、しっかりとした遊撃の守備を披露した。野手の視察は40分程度ではあったが、動きなどを確認できた稲葉監督は、報道陣に京田への高い期待感を口にした。

 「今年も、1年間ドラゴンズを引っ張るというリードオフマンとして期待されると思いますし、私もそういう部分を期待したいと思います」。メキシコ戦では1番打者の候補として考えているとにおわせた。

 京田は2017年11月に行われた日本、韓国、台湾による国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」に侍ジャパン初選出され、稲葉監督の下でプレー。その時も、3試合全てで「1番二塁」として出場していた。「彼の成長したい、何かをつかんで帰りたい、努力をするということに関しては、非常に聞く耳を持っていると思いました」。当時から京田の向上心を感じ取っていた稲葉監督は、視察してあらためて、高い関心を示した。

 

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