韓国国会の文喜相議長=2018年9月、ソウルの国会議事堂(共同)

 【ソウル共同】韓国国会の文喜相議長は9日までの米ブルームバーグ通信とのインタビューで、旧日本軍の従軍慰安婦問題について、天皇陛下による謝罪の「一言」で問題が解決すると述べた。

 陛下を「戦争犯罪の主犯の息子」とも表現した。韓国の中央日報(電子版)は「(元徴用工訴訟問題などで)韓日関係が最悪の中、日本の国民感情を刺激する発言で、波紋を広げることが予想される」と指摘。日韓の対立を一層激化させる可能性がある。

 文喜相氏は2004~08年に韓日議員連盟会長を務め、17年5月には文在寅大統領の特使として訪日、安倍晋三首相と会談した。