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慰安婦問題めぐり韓国国会議長「天皇陛下の謝罪が望ましい」

 慰安婦問題をめぐり、韓国の国会議長が、天皇陛下が謝罪することが望ましいとの見解を示したと、アメリカメディアが報じました。韓国では、日韓関係への悪影響を懸念する声もあがっています。

 アメリカの「ブルームバーグ」によりますと、韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長はインタビューで、悪化した日韓関係を改善する方法を聞かれた際、慰安婦問題について「総理大臣の一言があればいい」「近く退位するので、天皇陛下が望ましい」と発言しました。

 さらに、天皇陛下について、「戦争犯罪の主犯の息子」としたうえで、「そのような人がおばあさん(元慰安婦)の手を握り、本当に申し訳ないと一言言えば、問題は全て解決する」と述べたということです。文国会議長は韓日議員連盟の会長も務めた与党の重鎮で、知日派として知られています。

 文国会議長の発言を受けて、韓国の中央日報は、2012年に当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領が天皇陛下に謝罪を求める発言をして日韓関係に悪影響を与えたと指摘し、「日本国民の感情を刺激しかねない発言だ」と懸念を示しています。

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更新日時:2月11日 7時02分

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