グリーンカード(永住権)更新のために渡米していた中日・松坂大輔投手(38)は、チーム再合流2日目となった9日も、軽めの練習に終始した。キャッチボールやランニング、打撃練習といったメニューをこなした一方、ブルペンに入ってのピッチングはしなかった。
5日夕に沖縄を出発し、東京経由で米国との往復。8日午後に北谷に戻ってきたばかりということも考慮したのか、まだまだスローペースの調整だった。
一方、ファンサービスの時間はたっぷりとつくり、練習後、約25分にわたってサインをした。松坂らのサインがネットオークション上に多数転売されたことに、球団はそういった行為をしないようにというお願いをホームページ上でしたばかり。それでも松坂は「そこは僕が気にしても、仕方ないことですから」とペンを走らせていた。