4.稼ごう(直球)

テーマ:

目次

1.基本的な手法解説

2.気をつけること

3.投資スタイル

 

 

 

1.基本的な手法

 

 

①MACDを5,11 シグナル4に設定する

②MACDとシグナルがクロスしたところで買いor売りのエントリー

 

③-1 利益が膨らんできたなら、MACDが真横~反転したあたりで利確

③-2 損切りは、MACDがダマシを示したとき(例えば、買いでエントリーして、利益が出る前に売りのサインが出てしまった、というのがダマシ)

 

以下は、一般的な5分足チャート

感覚的にも、クロスした後に割ときれいな形と勢いで上がるor下がるのが確認できるかと思います

 

 

さて、手法の強度を確認しましょう。

 

このグラフでは、16時50分ごろの売りエントリーから数えて、20回~25回ほどのトレードができます

うち、利益確定するトレードが13~15回ほどあり、残りは損切りになります

 

ここで注目したいのは、1回の損切り損失よりも、1回の利確幅の方が明らかに大きいということです

 

平均利確幅(単位pips)/平均損失幅(pips) で表される数字をレシオと言い、今回このチャート中に見える最大25回のトレードでは、

単純にトレードルールを守ることにより利確できるものが14個あって、合計+110pips

一方損切りは10回ほどあって、スプレッドと合わせると合計で-35pips

レシオは3.14

 

http://fx-square.com/bulusara/

 

破産確率のシミュレーターがあるので、計算してみます

 

 

もちろんこの0%はどこかで小数点以下を切り捨てているので、実際には0%ではありませんが…

この手法は、この日のような相場が続けば「ほぼ」破産しないことが示されました

 

絶対に破産しないということは、裏を返せば絶対に利益が増え続けるということとほぼ同じことなので、

あとはこのトレードをどれだけ繰り返せるかにかかっています。

実際、16時~30時までの14時間をトレードに費やせば、この日のような標準的な相場でさえ+75pipsという大利益で終えることができています。

 

 

 

2.気をつけること

 

・クソ相場でもめげない

 

先程示したチャートを見ると、MACDとシグナルがグチャグチャしてる場所があり、主に損切りサインはそこで連続で出ていることが多い、ということが分かります

これをクソ相場と言います。この手法の場合は、MACDがグチャグチャになりダマシが発生しやすいような終値が続く時間がクソ相場ということです

5分足で表示しきれないほど細かい上昇・下降の波が連続すると、クソ相場になりやすかったり…他にも色々

 

ただ、メンタル的な問題で必ず意識して欲しいことがあって、

「今日は調子が悪いからトレードはやめよう」というのは、他の投資家はよく言うフレーズですが、僕の手法においては考えてはいけません。

なぜなら開けない夜は無いからです。

クソ相場を脱却すれば、次は稼ぎ相場がやってきます(説明が難しいけどざっくり言うと、何らかの原因で相場の方向性がわかりやすくなると、みんながそれに同調できるので、きれいな相場になりやすい)

1回あたりの損切り幅は少ないので、恐れること無くバシバシ損切りしていきましょう

 

 

 

・指標発表/要人発言に気をつけろ

 

大事な指標発表や大物要人発言(国家元首・財務大臣・中央銀行総裁レベル)によって相場が急変することがあります

上のチャートの19:30頃がそれです。

 

特に短い時間足でのトレードの場合は、そうした指標発表の前後にはトレードをしない方が良いです。ギャンブル性が高まってしまうので。

上で示したチャートとその検証では全てを機械的にやった前提で計算しましたが、本来なら19:30の損切りは確実に避けられます。

もしかしたら上昇方向にドカンと動いて利益になったかもしれませんが、5分前くらいには利益損失関係なく決済しておくほうが無難です。

指標発表から10分もすればまた相場は落ち着く(むしろ相場の参加者の方向性がまとまって、きれいな相場になりやすい)ので、そこからもう一度エントリーするのがいいです

 

 

 

 

3.投資スタイル

 

 

上記で紹介した手法ですが、MACDが終値を参照する指標であるということを踏まえると、

例えば5分足中心のトレードの場合は、少なくとも5分毎にMACDを見る必要がある、ということになります。

 

そういうことを考えると、トレードスタイルは大きく分けて3つに絞れます

 

① 暇な時間にだけFXをやる(3分~5分足)

② 足を少々長めにして、外出先でもこまめに確認をする(15分~1時間足)

③ もっと長い足を使い、1日に数回しか相場のチェックはしない(8時間~1日足)

 

ちなみに、(色々な定義がありますが)①から③までのトレードスタイルは、順にスキャルピング・デイトレード・スイングトレードと呼ばれています

 

もう少し詳しく。

まず基本的なところとして、短い足を使ったほうが利益は増えます。(1分足以下は短すぎてクソきついのでやめたほうが良い)

日足基準での30pipsの相場変動でも、5分足トレードなら体力度外視で100pips以上取れる日がほとんどです。

 

なので、理想は専業トレーダーとして1日のうちの大半をトレードに費やす生活なんですが、

まあ限界があるので、兼業トレーダーであれば②か③の生活が現実的なところになります

 

②は生活の中で常に相場を頭の片隅に置き続けることになります

忘れっぽい(周りが見えなくなる)人間には、あまりおすすめできないかも…

 

③は、起きた後・昼飯時・帰宅途中に相場をチェックする習慣さえつければ、十分に対処可能です

ただし③は損切り幅がだいぶ大きくなるので、5万円につき1Lotだとちょっと不安。

7万円につき1Lotくらいになります。レバレッジ15倍とか?

 

 

特に兼業の場合は投資スタイルに関してが正直一番むずかしいと思うので、

自分の生活リズムと性格に合った無理のない投資スタイルを頑張って見つけ出して欲しい。

 

 

以上、実際に稼ぐ上での必要な知識について。