5.利益の最大化

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目次

1.基本ルールをあえて崩していく

2.勝率を上げる。利益を増やす。

 

 

1.ルールを崩すということ

 

 

慣れてくると感じるのが、もっと勝率を上げられないか?ああ、まだ上がったのに。ということです

 

守破離という日本古来の考え方があって、

まずは教えを忠実に守れるよう徹底的な型稽古を行い、

その型が染み付いたら、その型をあえて破って自分の体格や癖に合わせて自分なりの型に改良し、

そして最終的にはその自分だけの型をさらに発展させることで、師匠から離れ、独り立ちする、というものです

 

 

ぼくのトレード手法に関しても似たような考え方を適用できて、

基本ルールをそのまま適用しても結構いい利率は出ますが、

あえて基本ルールを崩すことによって、さらなる利率アップが見込めます

 

ただし、今から書く内容は、ある程度相場の値動きに慣れてきた人のみが実践することをおすすめします

主観的な判断が増えて、場合によってはトレードの期待値を下げかねないからです

 

 

2.勝率を上げ、利益を増やす

 

 

・指標発表とかに注意

 

手法のところで書いた通り。各FXツールに必ずその日の経済カレンダーがあるはずなので、その時間はしっかり意識する。

余計なリスクを取らずとも稼げるのに、誰がリスクを取ろうか?(いや、中卒は取る)

 

 

 

・MACDは壊れます

 

 

MACDは頻繁に壊れます。

壊れる原因は、「価格が上がりすぎた・下がりすぎたから」です

壊れると何が起きてしまうかというと、決済&反対売買のサインが非常に出やすくなります。

例えば、価格が上がりすぎた後に出てくる決済のサインは、本来はまだ決済のタイミングではない場合が多いですし、

そのときに売りのサインが出て慌てて売っても、上昇トレンドが継続していて、損切り…なんてことにもなります

 

これが壊れているときの画像。

一回の大きな下降後にすぐに決済のサインが出てます。そしてその次の買いエントリー、さらにその次の売りエントリーはともに損切りになります

結局、20pipsくらいの利益の後に15pips近い損切りをさせられて、結果として少々もったいないことになっています。

 

対処法は2つあります

 

① チャートを見てトレードをするふうに切り替える

 

ダウ理論というものがあって、ダウ理論におけるトレンドの定義は、「直近の最高値・最安値を更新していく」というものなので、

今回もダウ理論に則った決済を意識すると、9時20分ごろの決済&買いエントリーのサインに対して「あ、MACD壊れたな。でもまだ下降トレンドは続いてるはずだし、様子見だな。」と、落ち着いて見守ることができます。

 

② 上位足を見る

 

10分足にしてみました。(さっきのは5分足)

壊れてないですね。

 

10分足基準で見てみれば、9時台前半のこの下降の波は大したものではないので、MACDが壊れることもなく、普通にサインに従えばよい、ということです

 

 

 

壊れると言えば、こういう相場もあります

 

売りのサインが中々強烈なように見えますが、先程の上昇が強すぎたゆえの反動で、実際は大したことはありません

まあでもこれは利益になるからまだマシで、

もっとひどい相場だとこういうのもあります(実際よくある)

 

上昇トレンド継続中なのに、MACDは完全に売り目線。

最初に稼いだ分を全部吹っ飛ばす損切り祭りになります

トレンドが長くなったり、波が強すぎるとこうなってしまいます。

 

これは10分足なんですけど、これを15分とか30分足にすれば、この上昇の押し目を包括するローソク足になるんで、

「上昇は緩やかになったけど、トレンドは終わっていない。まだ決済は先だな。」と判断できます

 

 

 

 

・チャートパターンあれこれ

 

 

基本的なものがいくつかあるので、覚えておくと役にたつかも

 

 

ダブルトップ・トリプルトップ

 

何回も似たような値段で押し返されたら、トレンド終わりの合図(ダウ理論的にも高値or安値の更新に失敗してるので、トレンド終了の合図)

 

決済のサインは既に出てるかもしれないけど、ちょっと待てば、もう少しいい値段で決済できるかも。

こういう場面。

大きく下げたあとすぐに決済のサインが出てるけど、この決済のサインの時点ではダウ理論的にはまだ下降トレンドが継続中なので、

もう少し待ってから決済しよ。と考える

ちなみに今回は最初の決済のサインが出てから2回ほど本当に決済すべき場所があるネ

 

 

ちなみにこれの他にもチャートパターンは色々あるけど面倒になったので割愛

まあ覚えなくてもダウ理論の応用で全て片付くので、いいよね(これから追加します)