黒滝正昭(宮城学院女子大学)
Ⅰ 著書
①服部文男編『講座 史的唯物論と現代 第2巻 理論構造と基本概念』青木書店、1977年5月15日
②服部文男編『社会思想史入門』青木書店、1978年4月15日
③服部文男、大野節夫、大村泉編『マルクス主義の生成と発展』梓出版社、1989年4月1日
④後藤洋、黒滝正昭、大和田寛編『社会科学の世界』梓出版社、1992年4月10日
⑤(単)『ルドルフ・ヒルファーディングの理論的構造――『金融資本論』から遺稿まで――』近代文芸社、1998年5月
⑥経済学史学会編『経済思想史辞典』丸善株式会社、2000年6月30日
Ⅱ 翻訳
①(共)H・キュンク、J・モルトマン『教会に未来はあるか――現代の課題をめぐる対話――』新教出版社、1980年5月10日
②W・ゴットシャルヒ「ルードルフ・ヒルファーディングの遺稿「歴史的問題」――カール・マルクスの研究方法とマックス・ウエーバーの研究方法のための一つの試み――」浜林正夫、西岡幸泰、相沢与一、金田重喜編『経済学と階級』梓出版社、1987年5月20日、所収
③W・ゴットシャルヒ「ルードルフ・ヒルファーディングの組織された資本主義論」若手マルクス・エンゲルス研究者の会『マルクス・エンゲルス・マルクス主義研究』No.1、1987年10月31日
④周「社会主義か、それとも野蛮のなかでの滅亡か!――ローザ・ルクセンブルクの遺言と予言――」国際シンポジウム報告書『ローザ・ルクセンブルクと現代社会』社会思想社、1994年11月10日
Ⅲ 研究論文(ノート、書評も含む)
①「宇野弘蔵氏のヒルファディング批判に対する疑問(一)――宇野「貨幣の必然性」を中心にして――」『日本資本主義研究』第9号、1970年6月30日
「宇野弘蔵氏のヒルファディング批判に対する疑問(二)」『日本資本主義研究』第13号、1970年12月10日
②「ヒルファディング『金融資本論』における「社会化」論」『研究年報 経済学』第33巻、第3・4号、1972年5月24日
③「ヒルファーディングの社会化論――権力問題との関連で――」(上)、(下)、『研究年報 経済学』第35巻第4号、第36巻第1号
④「『経済学・哲学草稿』におけるマルクスの立場の一考察――ルードヴィッヒ・フォイエルバッハとマルクスの関係――」『宮城学院女子大学研究論文集』第44号、1975年2月28日
⑤「史的唯物論をめぐる近年の論争について――「市民社会」論と社会主義――」『研究年報 経済学』第38巻第1号、1976年6月30日
⑥「「生産様式」概念再検討の意義について」『社会科学の方法』(御茶の水書房)、第11巻第7号(通巻109号)、1978年7月10日
⑦(共)「書評 講座Ⅱ・Ⅲ巻『資本論と現代経済』を読んで」『経済科学通信』(基礎経済科学研究所)1979年11月1日
⑧「マルクス抜粋ノート”Heft V”(1844)の構成(所見)」『社会科学の方法』(御茶の水書房)、第13巻第9号(通巻135号)、1980年9月10日
⑨(共)「剰余価値の利潤への転化をめぐって――現行版第二巻「利潤率」と原草稿の関連を中心に――」『開発論集』(北海学園大学開発研究所)、1981年3月
⑩「現代ドイツの社会思想史の課題に関する一考察――W. Gottschalch の二著作を中心に――」『研究年報 経済学』第43巻第3号、1982年1月30日
⑪「1930年代 Hilferding の Nazis 把握の変遷過程について」経済学史学会東北部会第3回研究会(1982年6月12日 於東北大学経済学部)報告要旨『経済学史学会 年報』第20号、1982年1月6日
⑫「Hilferding:1921年――通貨・財政政策と「社会化」――」『阪南論集 社会科学編』第18巻第4号、1983年3月28日
⑬「マルクスの「ノートV」(1844)表紙の<落書き>について」『経済』第231号、1983年7月1日
⑭(共)「『共産主義者同盟 文書および資料』の意義について」『科学と思想』第51号、1984年1月1日
⑮「『資本論』段階の史的唯物論――大野節夫氏の「著書」、「報告」、「論文」の吟味――」『研究年報 経済学』第45巻第4号、1984年1月20日
⑯「Hilferding に関する未紹介資料について」『経済学史学会 年報』第22号、1984年11月10日
⑰「Zur Todesursache Rudolf Hilferdings」『宮城学院女子大学研究論文集』第63号、1984年12月20日
⑱「Rudolf Hilferding の死因について」『研究年報 経済学』第47巻第1号、1985年6月20日
⑲「書評 倉田稔著『若きヒルファディング』」『小樽商科大学 商学討究』第36巻第1号、1985年7月20日
⑳「ヒルファーディングの『組織された資本主義』論――その理論的含蓄と限界と――」『経済』第269号、1986年9月1日
21「Analyse der Welturitschaftskrise von Rudolf Hilferding 1931」『研究年報 経済学』第48巻第3号、1986年11月15日
22「Wilfried Gottschalch, Rudolf Hilferdings Haltung in ersten Weltkreg. への『まえがき』」『宮城学院女子大学基督教文化研究所 研究年報』第19・20合併号、1987年3月20日
23「〔解題〕ルードルフ・ヒルファデイング著『金融資本論』(ウィーン、1910年)ドイツ語初版本」(倉田稔氏と共同執筆)『マルクス=エンゲルス=マルクス主義研究』第5号、1989年1月7日
24「ヒルファーディング『金融資本論』書誌補足論『マルクス=エンゲルス=マルクス主義研究』第6号、1989年4月20日
25「服部文男氏による新訳『共産党宣言』について」季刊『科学と思想』第74号、1989年10月1日
26「ヒルファーディング『金融資本論』の成立の一齣」『資本論体系』第4巻付録『月報』No.6、有斐閣、1990年3月
27「『金融資本論』第5編と帝国主義的世界戦争」『商学論集』(福島大学)第59巻第6号、1991年7月20日
28「1937年におけるヒルファーディングの視覚の転換」、経済学史学会東北部会、1991年10月1日、於宮城学院女子大学
29「ルドルフ・ヒルファーディングの資本主義観の転換」『マルクス=エンゲルス=マルクス主義研究』第15号、1992年3月30日
30「ルドルフ・ヒルファーディングの資本主義観の転換」、経済理論学会第39回大会、1991年10月5~6日、於金沢大学(『経済理論学会年報』第29集「市場と経済」青木書店、1992年9月20日)
31学位請求論文「ルードルフ・ヒルファーディングの理論的遺産――『金融資本論』から遺稿まで――」1993年10月6日、東北大学大学院経済学研究科に提出
32「社会思想史学会第18回大会(1993年10月16日 札幌学院大学)での傾向」社会思想史学会年報『社会思想史研究』No.18、1993年9月30日
33「大蔵大臣ヒルファーディングにおける予算演説(1929年3月14日)」『マルクス=エンゲルス=マルクス主義研究』第22号、1994年10月30日
34「トロツキーのヒルファーディング宛手紙(上)」『季刊 トロツキー研究』(トロツキー研究所)第17号、1995年
35「ヒルファーディングの遺稿『歴史的問題』及び準備ノートの意義について」『研究年報 経済学』第57巻第3号、1995年12月1日
(作成中)(2004年9月25日更新)