すみません、今、ちょっと事情により一時的に知恵袋をこのIDで再開しています。 ...

shpさん、私の前のID頃からお世話していただきありがとうございます、私にリクエストしていたのですね。気づかずにごめんなさい、あははヾ(@゜▽゜@)ノ

まずね、中央政府の公式見解は「当事国同士の領土問題には干渉しない」とう大前提を報道官が述べ続けてきました、それはねどっちも敵にしたくないからですね。
それなのに、中国の国益を考えてロシアが不満に思う発言もしばしばしますし、中国の地図では北方領土は日本領と扱われていますが、それはすべて何が中国に得か？で判断しています。

でもね、北方領土問題の中央政府の本音はね「ロシアさん、返還？なにいってくれてますか？ふざけないでください、返還なんか絶対にしないで！！」です。

それはね、日米安全保障条約を結んでいる日本は、日本政府の独自の政策判断で、アメリカ側の基地提供要求を拒否できない問題があるからです。
それを、日本国外務省もはっきりと認めています。
アメリカは日本国内のどんな場所でも基地にしたいと要求することができるので、北方領土に美軍基地が建設される事態になれば中国の国益に反してしまいますね。
それにね、ロシアにとっても自国の国益に反しますね。
だからね、中央政府は水面下でロシア政府に対して、「4島？なにいってますか？2島の返還もダメですよ」、と圧力をかけているはずです。

近年、北方領土返還が現実的になってきてからは、日本政府のなかには、北方領土とアメリカ軍基地の問題について、アメリカ側と改めて交渉する道を検討した人たちもいたようですね。
でもね、アメリカ側はこれを拒否してしまいました。
だからね、日本の外交官はモスクワを訪れた際に、「返還された島にアメリカ軍基地を置かないという約束はできない」という基本方針をロシアに伝えてしまいました。
これに対して、ロシアはね「だったら、もう返還交渉もできなくなってしまうね、日本さんわかってるの？」という意向を伝え、進んでいた返還交渉が停滞する事態になったのです。
でもね、、中国中央政府の本音は「やったね！もっともめてね、返還なんてしなくていいの、あはは。。。」と一安心したのです。

それにね、もともとこの問題はアメリカが起こしているので、アメリカの思惑も考えないと中国の国益に反してしまいますね、だからね表面的には触らず神にたたりなしです。

たとえばね、日本政府が4島一括返還を要求することになったいきさつは、日本政府の判断ではないのです。
実は4島一括返還は日本政府が自ら言い出したのではなく、昔のジョン・フォスター・ダレス国務長官と言う人がが日本の外務大臣とロンドンで会談した際に求めたのがはじまりです。
昔の日本政府は北方領土問題について歯舞、色丹の2島返還による妥結を模索していましたが、アメリカとしては米ソ冷戦が深まる中で日本とソ連が接近すること、とくに平和条約を結んで国交を回復することは防がねばならなかった事情があります。
そこでダレスはソ連が絶対にのめない国後、択捉も含めた4島一括返還を要求するよう日本政府に迫り、2島返還で妥結するなら沖縄の返還はないと指摘して日本政府に圧力をかけたのです。
それ以降、日本の外務省は北方4島は日本固有の領土、4島一括返還以外はあり得ない、という頑固な態度を取るようになりました。
これはね、アメリカから言われたから仕方なくそうなったのです。

そんな北方領土問題そのものもアメリカが作り出したのです。
ソ連がドイツ降伏後3か月以内に日ソ中立条約を破棄して対日参戦する見返りに、サハリン南部をソ連に返還することや千島列島をソ連に引き渡すことは、1945年に行なわれたアメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領、イギリスのウィンストン・チャーチル首相、ソ連のヨシフ・スターリン書記長によるヤルタ会談の協定で決まったのです。
また、終戦直後にスターリンは、ルーズベルトの後を継いだハリー・S・トルーマン大統領に、北海道を南北に分割して北半分をよこせと要求しました。
しかし、日本をドイツのようにしたくないと思っていたトルーマンはこれを拒否しました。
だからね、北方4島はソ連が侵略したのではなく、アメリカが戦利品としてソ連に与えたもので、日本は4島を失った引き換えに北海道の南北分割を避けられたとも言えたので、はじめ日本政府は戦争終結により放棄した地域のなかに台湾や朝鮮半島の他に北方4島も含めていたのです。
それは、日本政府が公式見解で示していたのです。
でもね、当時のアメリカの公文書に残っている記録では、その日本政府見解にアメリカが干渉して、将来にわたり日本はソ連から4島返還を求めなさいと命じ、それ以降の日本政府は4島は放棄した地域に含まれないと見解を変えたのです。

こうした各国の思惑や駆け引きのなかで起きている領土問題には中国中央政府としては、中国の国益を考えたときには表面的にはどちらの味方もしたくないし敵にもしたくないので、干渉しないと示していますが、本音では北方領土が日本に返還される事態は必死に避けたいと考えています。

だからね、現在の北方領土の現実をみてください。
現地には中国企業や資本が大規模に浸透していて、数多くの中国人が住みついていますね。
国後島には多くの中国人の姿ばかりですし、国後島にある中国の水産加工工場からは、ドイツやポーランドなど各国に輸出していて、輸出高は全ロシアの水産企業中3位を誇っていたり、あらゆる面で中国企業がロシアの経済を支えはじめていて、もし返還したらね、すべて撤退しますよロシアさん、わかってますね、、あはは。。。と水面下では圧力をかけるたも中国資本浸透を加速させていますね。

そんなロシアが北方領土返還をどうにか果たしたいと考えているのは、対露経済協力が関係していますね。
樺太からの天然ガスを東京湾までパイプラインを敷設して輸入する構想もその一つです。
ロシアは経済協力をめぐって68項目の具体案を要望していますが、特にエネルギー分野では、サハリンと北海道を海底ケーブルでつないで電気を輸入するエネルギー・ブリッジやJBICが近く調印する北極圏・ヤマル半島のLNG開発事業への投資などの実現を図りたいからです。

もしね、ガスパイプライン構想が実現したら、、北海道、青森県、茨城県などを経由して全長約1500キロに及びます。
この大プロジェクトによる利益はロシアにとって、とても大きいのです。
そしてね、永続的に日本へ大量のガスを売り続けられますね。

一方、日本は島国なので遠い国から船による輸送コストをかけ、しかもね船によって輸送するには液化天然ガスに加工しなければならないので、人民が毎日使うガスなどが世界一高いのです。
そこで、この構想が実現したら日本が今まで支払っていた無駄なコストもいらなくなり、日本もガスをとても安く輸入できます。
日本にとっても利益になり人民もガスが安くなり喜ぶのです。
だからね、ロシアとしては日本がこの構想を拒むわけがなく、むしろ日本政府もこの構想を実現したいと思っているので、それには平和条約を結ばなければならず、各国の思惑のなかであらゆる道を模索しているのですね。

そうした、事情のなかで中国は国益に表面的にはあまり干渉したくないのです。
私は今日も忙しいのでお昼ご飯食べ終わって簡単に説明しましたが参考になりましたか？
また、今度ゆっくりお話しましょうね(。-_-。)♪