【ロンドン原田公樹】サッカーの英国4協会とアイルランド協会は8日、共催での2030年W杯招致に向け、ローマでの欧州連盟(UEFA)総会後、初会合した。各協会代表者は開催都市を分散させるなど方針を確認。ロンドンは最大3会場とし、計十数カ所に及ぶ全会場とも4万人以上収容の最新スタジアムに限る、などとした。
30年大会については既にウルグアイ・アルゼンチン・パラグアイが共催で立候補、スペイン・ポルトガル・モロッコも共催を視野に入れるなど、既に招致合戦が始まっている。日本も招致に興味を示している。
W杯は26年米国・カナダ・メキシコ大会まで決定。出場国が現在の32から48と大幅に増え、16都市で80試合開催と、単独開催では運営が難しくなっている。