トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【ドラニュース】

吉見、硬いマウンド「収穫ゼロ」 与田監督は納得顔「心配ゼロ」

2019年2月9日 紙面から

フリー打撃に登板し、堂上、井領相手に47球を投げた吉見=北谷球場で(今泉慶太撮影)

写真

 中日の吉見一起投手(34)が8日、北谷球場でフリー打撃に登板したが、マウンドの硬さへの対応に苦戦。登板後には「収穫ゼロです」と厳しい言葉が口を突いた。

 堂上と井領を相手に計47球。安打性の当たりは9本だったが、「少し甘いストライクゾーンに投げるのが目的」とテーマを設定していた吉見の表情はさえなかった。結果や内容について感想を問われると、「きょうはそれ以前の問題でした」と吐き捨てるように語った。

 理由は、マウンドの硬さ。今季からナゴヤドームのマウンドが硬くなることに備え、今回のキャンプでは試行錯誤を重ねてきた。ただ、ブルペンでは手応えをつかみつつあっても、打者を相手にすると勝手が違ったようだ。「場所が変わって自分が対応できなかった。対応力を身に付けたい」

 とはいえ、これは本人にしか分からない感覚の世界。与田監督は「実戦向きの投手なのかな。打者に投げていると安定感があった」と、この日の投球に納得顔だった。吉見自身が納得していなかったことを聞かされても、「人それぞれ感覚は違うから。それはそれでいいんじゃない」と心配はしていない。

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ