ナイルパーチ・ニロチカスを別の水槽に引っ越したため、120cm水槽の状況が少しづつ変化してきているようです。
ニロチカスは、別に性格が悪かったということではありませんでしたが、アフリカンパイクの攻撃の的になっていたり、大食漢のため、水質の維持が難しくなっていたりしたことが引越しの理由です。
ポルトデモス・タライロン。この水槽で一番の巨体の持ち主にも関わらず、ここのところ意気地がありませんでした。いつも水槽の隅の底のほうで、黒化してじっとしていたりする状態がここしばらく続く状態でした。
基本的に、その巨体ゆえに他魚からの攻撃はほぼ皆無です。しかし、どうもニロチカスの他魚を気にしないで餌をねだりまくったりする傍若無人な性質や行動が苦手のようで、給餌の際も、それまで景気良く餌を食べていても、同じ餌を取りに来たニロチカスと接触すると、とたんに意気消沈して餌をあまり食べなくなってしまったりと、大型であってもやはりカラシンらしい繊細さを見せたりしていました。
ニロチカスが居なくなってから、少しづつ餌食いや遊泳などの行動が積極的になってきたと思います。まだ痩せてしまっていますし、時間をかけて快調だった状態まで復帰させようと思っています。
さて、ポルトデモスが元気を取り戻しつつあるのは喜ばしいのですが、今度は同居のホーリーにストレスがややかかり始めているようです。以前アフリカンパイクとはとても激しい争いを繰り広げていたんですが、今回は今のところ2匹とも静かです。ただ、ここの所のポルトデモスはこの2匹がやや目障りになることがあるらしく、ときおり水槽内で追い掛け回すことがあります。場合によっては水槽から水しぶきが散って室内が濡れていることもあったりします。
餌食い等についてはまったく問題のない状態ですが、もしもっと状態が悪くなって長期間ストレスフルな状態が続けば、頑健なホーリーといえど健康状態が悪くなることも考えられます。
現在のメンバーで問題が深刻化しなければ良いんですが、ポルトデモスの状態がカギになりそうです。場合によっては、ここはむしろ、混泳魚をもう一度増やしてバランスを取り直すことも有り得ると考えています。
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