南方系タライロンまとめ | Re:ゴチャゴチャとしたさかな部屋

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細かく書こうとあれこれ考えていてもさっぱりまとまらないのでざっくりと書きます!!



細かい事はアカクジラ氏に…(笑)



今回はザックリと簡単な見分け方のみです!!側線鱗やパッチ数はどの個体も数えてありますがブレ幅が大きいというか被りが多すぎて結局それじゃ種類を特定できないという事に落ち着いたので省きます。







それではまずはこの仲間の最大種から






Hoplias lacerdae


MAXサイズ80㎝程ですが飼育下でそこまで大型するかは不明。

恐らく飼育下では60㎝前後かと思われます。


ざっくりとした見分け方。


ウルグアイ便もしくはアルゼンチン便として入荷する。

鱗の光の反射パターンが紫から青~青み掛かった緑。




この画像ですと紫の反射が解りやすいですね。


ラセルダエは現地でもブルーウルフと言われ他のホプリアスと分けられているほど反射の青みが強い事が特徴の一つなのですが余り小さいサイズの場合反射面が小さいせいか反射パターンで判断しかねる事が多いです20㎝前後からハッキリと解ると思います。


そしてラセルダエのもう一つの特徴がこちら。



尾びれの形状が多種と異なりフナ尾型をしている。


小型大型はこの特徴がハッキリとしていて解りやすいのですが中型サイズの時は少し解りにくくなります。


またラセルダエの特徴の一つとして大型化すると全体的に黒化してくるという事が上げられますが飼育下でどの程度まで黒化するかは不明。


こちら40㎝前後の個体の全体像。


多種と比べて遊泳性が高いのか比較するとこのサイズでも若干スレンダーに見えるのも特徴の一つかと思われます。





ラセルダエ顎下パターン。ウルグアイタライロンもしくはラセルダエとして小さいサイズの個体が稀に来ますがこの顎下パターンでない場合はマラバリになるのでご注意を。






続きましてはこちら。







Hoplias intermedius

MAXサイズ60㎝程。


飼育下では50㎝を超えれればかなり大きく育った方かと思われます。


サンフランシスコ便で入荷する。


成長に伴い体色が茶褐色に変化していく。


光の反射パターンが黄色から緑。


肉眼で見ないとこの種の反射は解りにくいですね。


一時期この学名でハンプバックタライーラというものが出回りましたがあれは全くの別種です。海外サイトでも間違って紹介されまくってるのでご注意を。





インテルメディウスの顎下パターン。


サンフランシスコ名義でもこの顎下パターン以外は別種になりますのでこれまたご注意を。





ラセルダエとインテルメディウスの尾鰭の形状の違い。


ラセルダエはフナ尾形状。インテルメディウスは扇形の尾鰭をしています。





続きまして南方系最少種







Hoplias australis

MAXサイズ35㎝前後。飼育下では30㎝を超えない模様。


アルゼンチン便にて入荷する。


光の反射パターンは無し。





幼魚から多種と違い茶色ベースの体色をしている。


成長にともなう体色変化が少ない。

柄がハッキリとしている時はバンド状に黒い柄が出る。



アウストラリスの顎下パターン。


アウストは多種より見分けが簡単なので余り書く事がありませんね…







そして最後にもう一種いるブラジリエンシスなのですが



この種…標本以外全く何も出てきません!!



個人的に50%くらいインテルのシノニムなんじゃ…と思っていますが可能性がある範囲からU字のホプリが入荷するかどこかに情報があがるのを待つしかないですね。








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