憑依天龍が行く!   作:鳴神 ソラ
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ゆっくり霊夢「今回からコラボ話になるよ~」

ゆっくり魔理沙「ゆっくり楽しんでね☆」


コラボ:特型駆逐艦、綾波(偽)と申します。編
9話:綾波と出会い~の


前回の最後、別の所と演習をする事が出来ると言うので天龍達は件の綾波のいる場所、前線基地に来ていた。

 

「此処が最近発見された綾波のいる前線基地?」

 

「凄く、武装されておるの…」

 

見えて来た光景に思わず呟く天龍に利根が代表で思った事を言う。

 

話によると天龍がいた所とは別の理由で廃棄されていたが件の綾波を中心に立て直してこうなったらしい。

 

ちなみに天龍達の移動方法は本人達の燃料とか弾薬を減らさない為に妖精さん製のモーターボートであった。

 

動かしていて妖精さんマジ凄すぎだろと天龍は思った。

 

停泊所と思われる所に1人の艦娘がいる事に気付く。

 

「あれは…綾波か?」

 

「もしかすると音呂提督達が言っていた子かもね」

 

艦娘の全貌が見えて来たのでそう言う天龍に加賀はそう言う。

 

「遠路はるばる御苦労さまです。知ってると思われますが綾波です」

 

「こ、こちらこそ演習の件感謝します。信濃と言います。後ろにいるのが私の艦隊です」

 

入港して停泊してからモーターボートから降りた天龍達にそう言う綾波に信濃も慌てて敬礼してから天龍達を紹介し、天龍達も敬礼する。

 

「それでは客室に案内しますので」

 

「なあなあ、此処ってあんたの発案でこうなったのか?」

 

そう言って歩き出そうとした綾波に天龍は気になったので聞く。

 

質問に綾波はあーと目を泳がせた後に答える。

 

「こちらが留守にしてる間に前線基地にいた妖精さんが…」

 

「あー…納得;」

 

返された事に妖精さんなら仕方ないと思いながら歩いて行く。

 

会話している内に目的の場所に着く。

 

「此処が客室です。此処で待っててください。こちらの提督も後で挨拶に来ますので」

 

「はい、ありがとうございます」

 

それでは…と綾波は頭を下げた後に歩いて行き、天龍達は客室に入る。

 

「んーーーさっきのが行方不明になっていたけど見つかった綾波か」

 

「あの様子から仲が良いみたいですね」

 

椅子に座って背を伸ばしながら言う天龍に五月雨はそう言う。

 

「提督ってどう言う人かな~」

 

「抱き付くなよ。絶対に抱き付くなよ;」

 

はうわ~と楽しみにしている吹雪に天龍は注意する。

 

「大丈夫です!私が抱き付くのは軽巡以上の大きい胸のお姉さんです!」

 

「しないでちょうだいね淫獣」

 

ズバッと宣言する吹雪に加賀は呆れた顔で注意する。

 

ちなみに吹雪がこんなのだと分かってから加賀は吹雪の事を公務以外では淫獣と呼んでいる。

 

「演習終わった後見て回るのはありじゃのう」

 

「俺は献立を色々と考えて貰わないとな…そうじゃないと俺は醤油とご飯で過ごす事になる」

 

ワクワクして言う利根に天龍は神妙な顔で言うのに五月雨は苦笑する。

 

「(しっかし…)」

 

皆の会話を聞きながら天龍は腕を組んで上を見上げる。

 

先ほど出会った綾波だがどことなく違和感があった。

 

なんと言うか自分の様な感じかなと思えた。

 

演習はどう言う感じになるのやらと自分の実力的な意味で不安になりながら天龍は話に混じるのであった。

 

 

 

 

 

次回を待て

 




ゆっくり霊夢「と言う訳であとがきだよ~作者代行のゆっくり霊夢だよ~」

ゆっくり魔理沙「助手のゆっくり魔理沙だぜ☆」

ゆっくり霊夢「と言う訳で刹那・F・セイエイさんの綾波のいる前線基地へ来ました~」

ゆっくり魔理沙「今回はあっち側での来てから客室に行っての所までだぜ」

ゆっくり霊夢「いやーホントそこら辺どうなるかワクワクでもありドキドキでもあるよね~」

ゆっくり魔理沙「ドキドキが追加されてるぞ;」

ゆっくり霊夢「まあね。そんな訳でこっちのもそうだけど刹那・F・セイエイさんのも楽しみにしててね~」





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