ゆっくり魔理沙「括目せよだぜ」
さてさて、前回から翌日。
「は、離すなよ。絶対に離すなよ」
「だ、大丈夫ですよ」
五月雨に支えられながら航行練習をしている天龍の姿があった。
ゆっくりと引っ張られながら円を描くように航行する。
少しして海上航行での砲撃練習に入る。
展開された的を見ながら天龍は構える。
「行くぜ!砲門!狙って……発射!!」
ドーン!!
「っ!」
艤装に搭載されている砲門から宣言と共に放たれた砲撃はそのまま的の横を通過する。
「~~~~分かっていたけど衝撃がやっぱなれないといけねぇな」
衝撃のに呻きながら天龍はぼやく。
その後に少し撃ってから要練習のをまた貰った後に剣術の特訓をする。
主に自分の知る限りの素振り以外に特撮ヒーローのを思い出しながら振るう。
特に好きだったカードを使う不死者と戦った仮面の戦士と鍵を使い魔を断つ剣士のを主にする。
それを五月雨は興味深そうに見ている。
「んーーー、陸上はともかく、海上のもやっとかないとな…勝手が違い過ぎるし」
「確かにそうですね。ならなんで陸上でやったんですか?」
一通り振り終えた後に五月雨の持って来たタオルで汗を拭ってから麦茶を飲んで言う天龍に五月雨は問う。
「いやまぁ、一応陸上でもやっておいた方がイメージを掴みやすいだろ?」
「なるほど~」
頬をポリポリ掻いて理由を言う天龍に五月雨は納得する。
少ししてお昼を食べた後に2人は建造所に来ていた。
「さて、建造をするのは良いが…大型建造って出来るのか?」
「できるです~にんげんさんはそこまでできるので~」
頭を掻いた後にそう聞く天龍に妖精さんは頷く。
なお、妖精さん以外にもちゃんと艦これの妖精がいる。
後者は特に艦娘の装備関連などを扱っている。
話を戻して天龍はなんでそこまで出来るのに放棄されたんだ?と疑問を感じる。
「あの、なんで大型建造なんですか?」
「ほら、俺は軽巡、五月雨は駆逐艦だろ?1人は戦艦がいた方が安定しやすいだろ?だから戦艦を比較的出しやすい大型建造をって訳だ」
気になったのかなぜ大型建造なのかを聞く五月雨に天龍はそう答える。
「まぁ、普通にやっても出るだろうけど重巡とか別のが出る可能性あるから資材が大量にある内にって事だ」
「成程!」
提督もいないので流石に大量にいるとすぐに枯渇しそうなので最初は自分や五月雨を含めて6人までと言う事にしてる天龍のに五月雨は納得する。
「ようし!んじゃあ燃料4000・弾薬6000・鋼材6000・ボーキサイト2000で開発資材は…200個もあるし100個だ!」
「あいあいさーです!」
指示を出す天龍に妖精さん達はわーととりかかる。
そして表示された結果は…
8:00:00
(;゜Д゜)←天龍です。
(;つД⊂)ゴシゴシ
(゜Д゜;)
8:00:00
(゜Д゜)え?
まさかの結果に天龍は呆然とし、呆然としてる天龍に五月雨はえっ?えっ?と戸惑ってる間に妖精さん達は高速建造剤を使う。
「大和型戦艦、一番艦、大和。推して参ります!」
「(超レア艦の人キターーーーーーーーーー―!?)」
そして現れた存在に天龍は心の中で叫んだ。
大和、艦これ内で現存する艦娘の中で最高クラスを誇る耐久・火力・対空・装甲を持つのは良いが資材消費量が半端じゃないと言える艦娘である。
戦艦な事は嬉しいのは嬉しいが運用を考えさせられる存在である。
「(戦艦が出て来てくれたのは嬉しいが…まぁ、我儘言っても仕方ないしな)よろしくな大和」
「ええ、それで提督は?」
「あーその…」
挨拶する天龍にそう返して聞く大和に五月雨は困った顔で説明する。
「成程…なら天龍さんが今の所、提督代行って事ですか」
「提督代行って…まぁ、破棄されてから最初に建造されたのは俺だけどさ」
話を聞いてそう言う大和に天龍は頭を掻く。
気を取り直して次の艦娘の建造に入る。
「はじめまして、吹雪です。よろしくお願いいたします!」
「おう、よろしくな!」
続いては駆逐艦レシピで出て来たのは最初に選べる艦娘の1人である吹雪であった。
なんか吹雪の視線にむずむずするが3人目に取り掛かる。
「航空母艦、加賀です。あなたは…同じ艦娘ね。提督は?」
「あー、提督はいないんだよ。代行的なのでなら俺だけど」
続いて空母レシピで加賀が出来て、天龍のにそうと漏らす。
「吾輩が利根である!吾輩が艦隊に加わる以上、もう、索敵の心配はないぞ!」
「おう!よろしくな!」
最後に出て来たのは重巡の利根で元気よく言う利根に天龍も元気よく返す。
ちなみに利根の胸は筑摩より小さ目かなと言うのが天龍的な感想。
「しかし提督不在とはのう…」
「確かにそうね」
「あー、そこら辺不満かもしれないけど力を貸してくれ」
頬をポリポリ掻いて言う利根に同意する加賀に天龍はこの通りと手を合わせる。
「まぁ、建造されたからには従うわ」
「はい!私も頑張ります!」
ふうと息を吐いて言う加賀に吹雪も元気いっぱいに返事する。
とにかく6人揃ったので第一艦隊はこれで良しだろう。
「まぁ、とにかく!第一艦隊頑張って行くぞ!」
「はい!」
元気よく言う天龍に五月雨は笑顔で言う。
次回を待て
ゆっくり霊夢「と言う訳であとがきだよ~作者代行のゆっくり霊夢だよ~」
ゆっくり魔理沙「助手のゆっくり魔理沙だぜ☆」
ゆっくり霊夢「建造でとんでもない事をしてますが作者のリアルラックは変動してます」
ゆっくり魔理沙「だからホイホイと出なかったりするんだよなホント」
ゆっくり霊夢「後、最初から大型建造とかも出来ないので艦これを始めようとする人は注意してね」
ゆっくり魔理沙「まぁ、そう言う人はあんまいないだろう」