呪われたジェシカ LET'S SCARE JESSICA TO DEATH 米 1971年 89分 監督 ジョン・ハンコック 出演 ゾーラ・ランパート バートン・ヘイマン ケヴィン・オコナー 子供の頃に東京12チャンネルの午前中の映画枠で観ただけなのだが、強烈な印象を残している。なんとも不思議な映画である。 映画はジェシカの回想から始まる。 「これまでの出来事は事実だったのだろうか?。それとも私の妄想だったのだろうか?」。 ジェシカは精神を患っていたのだ。精神病院から退院した彼女は、夫と共に訪れた田舎町で数々の不思議な出来事に遭遇する。それが具体的にどのようなものかは忘却の彼方なのだが、ジェシカが夫の死体を発見するところは強烈に憶えている。首には噛まれた痕がある。ここは吸血鬼の村なのか?。一人ボートで湖上に逃げ延びたジェシカは回想する。 「これまでの出来事は事実だったのだろうか?。それとも私の妄想だったのだろうか?」。 そのまま答えを出さずに映画は終わる。ニコーお茶の間ショッピングがその後に続く。  ↑そしてジェシカは途方に暮れる。 |