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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]共同通信杯 ルメール、リーディングトップ奪取へ期待の週末

2019年2月8日 紙面から

今年も好調なルメール

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 2019年の開幕週こそ休んだクリストフ・ルメール騎手(39)=栗東・フリー=だが、その後は順調に勝ち星を積み重ねると2、3日の開催で5勝を挙げて16勝に到達。すでに帰国したO・マーフィーの17勝を逆転し、指定席とも言えるリーディング返り咲きは時間の問題だ。

 昨年はJRAで215勝を挙げて、05年に武豊が記録した212勝を更新して、年間最多勝の新記録を樹立した。今年の抱負に「今年も昨年以上の新記録を狙いたいね。無理かもしれないけど」と笑いながら話したが、取り巻く周囲の期待が、自然とルメールの気力を奮いたたせるのかもしれない。3月末にはアーモンドアイとのコンビでドバイ参戦が予定されており「日本の馬で世界の大きなレースを取りたい」と話すのもその表れだ。

 今週は土、日曜とも東京で騎乗予定で、土曜メインのクイーンCにはミリオンドリームズ、日曜メインはフォッサマグナと、藤沢和厩舎の2頭で参戦予定。共同通信杯には昨年の2歳王者に輝いたアドマイヤマーズ、京都2歳Sの覇者・クラージュゲリエがおり、ライバルは手ごわいが「フォッサマグナも能力は高い。とても乗りやすくてセンスもある。すごくいいメンバーだけど頑張りたい」と張り切る。京成杯以来の今年2度目の重賞V取りで、白星ラッシュに弾みをつける構えだ。 (米内宏一郎)

 

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