【芸能・社会】TWICEの妹、日本でデビュー ソニーとJYPがタッグプロジェクト2019年2月8日 紙面から
大手レコード会社「ソニー・ミュージックエンタテインメント」は7日、東京・六番町の同社で記者会見を行い、韓国の大手芸能事務所「JYPエンターテインメント」とタッグを組み、世界に通用する日本発のガールズグループを結成するプロジェクト「Nizi Project」を発表した。オーディションで人材を発掘し、2020年11月の日本デビューを目指すという。総合プロデューサーを務めるのはJYPの代表で、自らも歌手として活躍するパク・ジニョン(47)。同社所属で日本人メンバーを含むガールズグループ「TWICE」や人気男性グループ「2PM」らを輩出した。パクはこの日の会見で日本語によるプレゼンテーションを行い、熱弁を振るった。 応募資格は満15~22歳までの女性。国籍は不問だが、日本語でコミュニケーションがとれることが条件となる。5月1日から公式サイトの応募フォームでエントリーを受け付け、7月中旬から東京や名古屋、米ロサンゼルス、ハワイなど国内外10都市でオーディションを開催。パクが自ら優秀な人材を見極める。 候補者を東京に集め、まずは「デビュー準備組」として20人を選抜。そのメンバーは韓国・ソウルのJYPの訓練施設で長期レッスンを受け、その様子に密着した連動番組が10月から放送される(放送局未定)。最終的に残ったメンバーが20年11月に日本デビューし、その後、韓国を含む多くの国で活動する予定だ。 パクは「(タッグを組む)2社が持っているノウハウと長所を合わせ、最高の結果が出せると確信しています。世界中で勝負できることを目標に、皆さんが誇らしく思えるようなグループを作ります」と宣言した。韓国で育て、日本でデビューの扉をたたく新たな形態のグループは、TWICEの“妹分”として注目度も抜群になりそうだ。
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