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【ドラニュース】

準規、リリーフの心構え学んだ

2019年2月8日 紙面から

大島(右)の打撃練習で投手を務めた伊藤準=読谷球場で(板津亮兵撮影)

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 プロ11年目を迎える中日・伊藤準規投手(28)が7日、読谷キャンプで打撃投手に登板。大島、平田相手に52球、ボール球も12球で課題とされる制球力もまずまずだった。伊藤準は与田監督、浅尾2軍投手コーチからリリーフ哲学を学び、今年の飛躍につなげる意欲を示した。

 チームのイケメン度ではいつもトップクラスにいる伊藤準も、もう11年目の28歳。このキャンプでは今季にかける意気込みが伝わってくる。この日のフリー打撃登板のテーマはバランス。「あまり足を上げないで、力まないでどれだけバランス良く強く腕が振れるかをチェックしながら投げました。いい感じでした」と手応えを口にした。

 4日の北谷でのシート打撃でも打者4人に1安打だけ。読谷に場所を移しても好調さを持続している。

 「キャンプインから北谷でやらせてもらったのが良かったと思います。与田監督にはいろいろ精神的な心構えから技術的なことまで教わったし、読谷でも浅尾コーチからこれまで取り組んできたことを言ってもらっています。せっかくこれだけアドバイスしてもらうからには、マウンドで答えを出すしかないでしょう」。伊藤準にとって、これ以上の発奮材料はない。

 4日には愛知県稲沢市の実家から父・彰浩さん(53)、母・幸江さん(53)がキャンプの激励に訪れ、5日夜には一緒に食事を取った。「与田さん、浅尾さんにヒントをもらって今年こそ頑張ってほしいですね」と言う母の期待を背に、伊藤準は今年に懸ける。 (宮脇渉)

 

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