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(真一)本城好美さんだ。本城好美と申します。
立花福子です。
下の和光は4歳です。もう悪さばっかりして。
冬眠してるカエル起こしたる言うて地面に穴掘り始めましてね。
やめや言うのに もう。アハハハハハ。
元気なお坊ちゃんですね。いえ 上の娘です。
真一さんがお付き合いしている好美さんはとっても気さくな人でした。
♪「丸まってる背中に もらい泣き」
♪「恥じだって一緒に」
♪「あなたとならトゥラッタッタ♪」
♪「飛行機雲ぼんやり眺む」
♪「心ここに在らず」
♪「年間トータル もししたら」
♪「付き合うあたしすごい?」
♪「とぼけてる眉毛に もらい笑い」
♪「照れだってなんだって」
♪「あなたとならトゥラッタッタ♪」
♪「もらい泣き もらい笑い もらい怒り」
♪「もらいっ恥じ どんと来い!」
♪「晴天も曇天も霹靂も」
♪「さあ あなたとトゥラッタッタ♪」
福ちゃん何か質問があれば どうぞ。
えっ 質問。
どうぞ 何でも聞いて下さい。
ん~…。
遠慮しないで。
そしたら 好美さんは 今お一人でお子さんを?
育ててます 今は。お仕事は。
洋裁です。ようさい?
これ 自分で作りました。
ああ… えっ! えっ それを!?
子どもの服も 全部私が作ってます。
いや~ すごい~!
実は 真一さんが今 着てはる服も。
ええっ!そうなんだよ これ。
(しのぶ)大したもんや。(アキラ)職人や。
あっ 私からも質問いいですか?好美さん。
何でも聞いて下さい。うん ええよ。
福子さんのご主人はあの立花萬平さんですよね。
萬平印のダネイホン。はい。
(好美)池田信用組合の理事長もなさっていた。そうです。
それやのに 今は ラーメン作ってはるって真一さんから聞いたんですけど何で また ラーメンを?
そこは まだ詳しく話していないんだ。
そうですね。 萬平さんは もともともの作りの人なんです。
(好美)もの作り。
私が出会った頃は 幻灯機作ってました。
そのあと 根菜切断機作って お塩作ってで ダネイホン作って。
そやから新しいラーメン作るって聞いた時は私も 少しは驚きましたけどああ やっぱり萬平さんやなって。
今日も 裏庭の研究所に籠もってスープ作ってます。
(萬平)駄目だ。
新しいラーメンって何ですの?
うん おいしくて 簡単で安くて 常温で保存できて安心して食べられるラーメンです。
簡単に言えば おうちでお湯をかけるだけで食べられるラーメンです。ええっ。
萬平君は 世の中の誰もが想像していないラーメンを作ろうとしているんだ。
家でラーメンが…。はい。
お湯をかけるだけで…。そう。
そんなんあったら うちは大助かりや。
子どもらは喜ぶし 私は楽ができるし。でしょ!
ええ雰囲気や。明るい人やね 好美さん。
・そうか。
よかったじゃないか いい人で。
せやけど 意外でした。 咲姉ちゃんと全然違う性格なんです 好美さん。
元気がよくてものすごい よう しゃべる人で。
真一さんが ああいう人選ぶとは思わなかった。
しょうゆを足してみるか。
その日の夜のことでした。
(咲)福子… 福子…。
咲姉ちゃん。
(咲)真一さんのお相手に会うてきたのね。
うん。いい人やったでしょう。
えっ 知ってるの 好美さん。
知らないわ。 そやけど真一さんが選んだ人やもの。
咲姉ちゃんは悲しくないの?真一さんが再婚しても。
私は 真一さんが幸せになってくれればええんやから。
ほんまに?
ほんまに。
福子… 福子…。
えっ!
あれっ ん? ん? ん? ん?
福子。ん?
福子!はい。
やっぱり 鶏ガラを使ってみる。
お義母さんが言ってただろ。最初の方が おいしかったって。
ああ スープ。
(鈴)むしろ 最初の方がおいしかったかも。
やっぱり 鶏ガラには鶏ガラのうまさというものがあるんだ。
胸肉と一緒に使ってみたら もっと深みのあるスープになるかもしれない。
うん。
えっ い… 今から!?ああ。
私も手伝います。いやいや お前は ここで寝てろ。
寒っ。
♪~
好美さんをみんなに紹介する日がやって来ました。
本城好美と申します。
僕は 好美さんと結婚したいと思っています。
今日は 皆さんのお許しを頂きに参りました。
本当ならそんなこと必要ないんよ。
せやけど 私たちのことを親戚のように思てくれてるから好美さんを紹介しに来てくれたの。
僕たちは 皆さんに祝ってもらって再婚したいんです。
そんなこと言われても…。
私は全然構いません。姉が亡くなったのは もう17年も前です。
(忠彦)真一さんにはやもめ暮らしをさせてしまって申し訳ないと思ってますよ。
(タカ)私も ええと思う。
(吉乃)私も。(神部)僕も。
茂さんは 咲のこと知らないでしょ。
あっ すいません。
もう。(笑い声)
気持ちよくお祝いしてあげよ お母さん。ねっ。 咲姉ちゃんは許してくれたよ。
えっ。
ゆうべ 私の夢枕に立ったんです。
真一さんが幸せになってくれればいいって言うてました。
それは 福子が言わせてるんでしょ。あなたの夢なんやから。
いやいや お母さんかて咲姉ちゃんが夢に出てきたってああだこうだ言うやない。
私の夢に出てくる咲は本物よ。
もう そんなことで今 もめなくていいから。
咲さんのことは真一さんから よく聞いてます。
とても きれいで優しい方やったって。
あっ 私と全然違うって。いや いや いや 好美さんも優しい方です。
僕が 好美なら咲も許してくれると思たのはあの絵を見せた時なんです。
あの絵?(真一)忠彦君が描いてくれた桜の絵。
ずっと僕の部屋に飾ってあるあの絵を見せてこれは咲の形見やと言いました。
忠彦さんがね咲姉のために絵を描いたんよ。
私のため?
わあ…。きれい!
そしたら好美は この絵は いつまでも大切に飾って下さいと言うてくれた。
もし僕と結婚してもこの きれいな桜の絵は大事にしてほしいと。
私は 真一さん自身も真一さんが愛した前の奥様も真一さんが大事にされてる皆様も全部好きになりたいんです。
お義母さん どうか好美との結婚をお許し下さい。
お母さん。
咲のことそんなに大事に思て下さるなら私は それだけで うれしいわ。
(克子)お母さん。
分かりました。お二人の結婚を 心から祝福します。
(タカ)おばあちゃん。(神部)よかったですね。
ありがとうございます。ありがとうございます。
おめでとうございます。おめでとう。
(タカ 神部)おめでとうございます。
♪~
・萬平さん!
真一さんの再婚みんな お祝いしてくれるって。
お母さんも。そうか。
じゃあ 次は 僕の番だ。
福子 それを全部 持ってきてくれ。はい。
鶏ガラのうまみを強めるために鶏のぶつ切りを加えて出汁をとり臭みをとるためにショウガをコクを出すために ニンニクとごま油を入れて炊き込みました。
真一さんも どうぞ。 好美さんも。
私も味見させてもらえるんですか。
ええ匂いや。
匂いだけは いつも いいのよ。お母さん。
私も飲めそうな気がする。えっ。
大丈夫か。お姉ちゃん つわりやのに?
うん。ありがとう。
そしたら 頂きましょう。
頂きます。(一同)頂きます。
おいしい。これは うまい!
(忠彦)うん。(吉乃)おいしいよ 萬平おじちゃん。
そうか。今までで 一番おいしいと思う。
私でも飲める。これなら何杯でも いけます。
福子は?
うん ほんまに おいしいです!
これは…。
♪~
おいしい。
(笑い声)
おいしいわ 萬平さん。
アッハハ…。出来た… 出来ましたね 萬平さん!
ああ… ああ ありがとう。ああ ありがとう。
おめでとうございます。おめでとう 萬平君。
おめでとうございます。(忠彦)おめでとう。
ほんまに おいしい。ほんまに おいしい。
みんな ありがとう。
ようやく スープが完成。
次は いよいよ麺作りです。


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