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【ドラニュース】

博志に与田マジックぴたり! 直接指導でシュート力強く

2019年2月8日 紙面から

与田監督(左)が見る中、投球練習する鈴木博=北谷球場で(黒田淳一撮影)

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 中日の与田剛監督(53)がキャンプ第2クール初日の7日、鈴木博志投手(21)に緊急メスを入れた。ブルペンで投球練習していた2年目右腕に、プレートへの右足のかけ方を助言。監督就任後はまず選手を観察することに重きを置いていたが、ついに直接指導へと動きだした。

 2日に来訪した野茂英雄さん(50)から教わったフォークを多投していた鈴木博。球数が70球を数えたあたりで、与田監督が歩み寄り、助言を送った。「体の向きがずれていたんだよ。キャッチャーの方向へちゃんと向くようにね」。キャンプ初日に、バッターボックスが1センチずれていたことに気付いたほどの指揮官。鈴木博のズレを見逃すはずはなかった。

 助言の内容はプレートへ右足の小指から足の3分の1をかけていたのを、かかとまですべてプレートと平行にかけて投げた方がいいというもの。指揮官は「下がずれると、上半身でずれを調整しようとする。そうすると、球の威力がなくなる」と説明した。昨秋から感じていたそうで、「そろそろ確認しておいた方がいいと思ったので」と動いた。

 

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