街を歩いてたら向こうから
すごい勢いで走ってくる乙女。
可愛い。
まさに戦国無双2のお市実写版である。
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お市様
ばーん\(^O^)/
とおれにぶつかると
お約束通りその子はカバンの中身を路上に
ぶちまけるんだ
『大丈夫かい?』
紳士にたち振る舞う
ロリータ姿のおれ。
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ぼく
「あわわわすみません><。」
と慌てて地面に散乱したものを
拾い集めるリアルお市
『何をそんなに急いでるんだい?』
収集を手伝いながら
ロリータ姿のおれは問う
「に、日本で唯一一カ所しかやってない、
【トドショー】の地方公演があるんで
す!!急がないと遅れちゃう><。」
ト‥ド‥?
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トドさん
『トド好きなの‥?』
「だいすきなんです!かわいいんです><。
重い体でのんびりさんなのに頑張って
芸するんです!おうっおうっ」
トドの鳴きまねをしながら手をパンパン、
ヒレに見せかけて叩く彼女。萌え^ω^*
そのとき‥
「『あっ‥』」
口紅を拾おうとしたとき触れ合う手と手
『マキアージュ、使うんだ』
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特価:2,205円(税込)
「は、はい」
『マキアージュ、いいおね^ω^』
手にとって少し拭いて彼女に渡す
彼女は受け取って
口紅をしばらく眺めながら、
ニコッとしておれの手に戻してギュッと握った
「よかったらこれ、使ってください!」
『え‥』
固まるおれ
「あなたにもきっと似合う色なんです!」
そう言うとふわっと離れて
「ありがとうございました!おうっおうっ!」
と、手をぱたぱたさせ
一礼して走り去っていった。
残されたおれは呆然と立ち尽くす・・
明らかに使い差しの口紅・・
おふ・・これはどうしたらいいんだ
塗っていいのかいただいてしまっていいのか・・!
ちょっと嗅いでみる
ああこれは脈ありとみていいのか・・
というか女装してるおれに何かヒトコト突っ込めよ・・!
だが口紅をくれたってことは
異性としてはなかなかありえないシチュエーション
おれだからこそ成り立ったのだ
そして普通人気のないトドさんを好きな
不思議ちゃんという萌えなシチュエーション・・
何か選ばれた感が・・
運命を感じるこの限定感・・!
果たしてまた逢えるのか・・・!!
という、普通ではありえないかもしれないけど
自分のツボを捉えまくられた‥て
いうシチュが理想です^ω^
妄想たのすぃーぃひゃっほーい\(^0^)/
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