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成吉思汗の秘密 (角川文庫 緑 338-2)

感想・レビュー
24

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yohda
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★★★★30年ぶりの再読、神津恭介シリーズ。非業の死を遂げた源義経、一方、成人し出世するまでの生い立ちは謎に満ちた大陸の英雄・成吉思汗。病床の神津恭介が義経=成吉思汗という大胆な仮説を証明する。「ありえない」・・・と一般的には思うはずが、読んでいると「そうかも!」と思えてしまうから不思議。平泉から東北、北海道に義経伝説がこれだけ点在しているという事実からも、「義経=成吉思汗」説の面白さを感じる。多少強引でこじつけに近い論理でも、真偽は別にして、壮大な浪漫を感じる作品でした。歴史物に嵌った切っ掛けの本。
yumiko

高木彬光続いてますね〜♪「人形はなぜ殺される」しか読んだことないけれど、なにか手に取ってみようかなあ(´艸`)

02/11 10:00
yohda

何十年ブリの再読ばかり。一時期嵌ったものなので、ちょこちょこ再読を入れて行く予定です。古い物で40年以上前だから、物持ちいいでしょう?(*∩ω∩*)♡

02/11 10:33
3件のコメントを全て見る
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ホームズ
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ネタバレ源義経が大陸に逃れてチンギス・ハーンになったと言う伝説、この前みたルパン三世にもそんな話があったのでなんとなく再読。地名や人名に関する話はちょっと無理があると言うかこじつけのような感じでちょっと微妙。平泉の藤原氏や衣川での戦いの話などは色々面白く読めた。
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hr
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ネタバレ高校生の時に日本史の教師に「面白いよ」と勧められ、当時、実際に面白かった。そんな読書体験を思い出したくて再読。今読むと、地名・人名の音の面でのアプローチがうるさい感じ。チタ、ハングワンなどの地名がいつ成立した名なのか、そこまでは追いかけてくれていないので欲求不満になる。あと鞍馬寺で成吉思汗の命日に義経忌が行われているという点は調査が必要かも。全体としては戦争を拒む書という印象が残る。第二次大戦での日本の振る舞い方に随分踏み込んだ批判をしている。一番の驚きは、この本の中の神津恭介が39歳だったこと。
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ピッポ
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【再読】源義経=チンギス・ハーン説を推理する歴史ミステリー。神津恭介の検証・推理は緻密で非常に興味深く、さもありなんと引き込まれた。真偽のほどはともかくとして、この種の歴史ミステリーの魅力である壮大なロマンが存分に堪能できる作品であった。
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KF
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古いのでちょっと不安だったが案外読み易かった。本能寺の変の真実、に似たような感じの歴史検証小説。もし事実だとしたら、何故「我こそは」と名乗らなかったのだろう?名乗るのは危険だった、という解釈なのかな?
紫

異民族を支配するには出自を伏せておく方が都合よかった……という解釈でしょうか? まあこのお話に限らず、〇〇=××同一人物説にはついてまわるツッコミですよね。明智光秀が生き延びて誰になったかとか、東洲斎写楽の正体が誰だったかとか。

07/19 19:54
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お笑いループシュート
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「本当に源義経はジンギスカンだったのか!?」病気で入院中の神津恭介は、病室のベットで源義経=ジンギスカン説を立証していく。「源義経=ジンギスカン説なんて嘘っぱちだ」というのは簡単だし、ある意味では正解なのかもしれない。だが、作品全体から伝わってくる熱と、その後の歴史物に与えた影響を考えると決して無視はできないし、評価を下げるものではない。
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ホームズ
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ネタバレチンギス・ハーンは源義経だったと言う話を真面目に神津恭介が検討する話は面白い。ちょっと資料が片寄っている気がしたり言葉をいじってるだけのような気もするけど、楽しんで読めた。歴史を見るときには固定した視点ではなく荒唐無稽な話とかもちゃんと検討してみても良いのかな。こう言うのはすきだな。
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D凡人
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源義経=ジンギスカンか?真実か否かは置いといて、この時代の歴史に疎い私としては本書に付随した歴史をもう一度勉強できたことで充分に満足です(笑)。自分としては、否かな。義経が雪国の東北に幽閉されていたとしても、シベリアならぬ凍土で生活を出来たのか?その時代以前に和人が現地で居住地を確保したとしても、小さな集落から群を築き、城に発展させて、文字をもたない蒙古人を連れて明を倒朝できるものなのか?疑問はつきなかったのですが、両国の8月15日の弔日はもしかしてと思わせてくれるけどね。次は西域余聞♪、さらに楽しみだ♪
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TheWho
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推理小説の大家の著者が、義経=成吉思汗の伝説をモチーフにした歴史ミステリーの金字塔。物語は、著者の推理小説で登場する東大医学部助教授で名探偵の神津恭介が、入院中の暇つぶしで義経は、成吉思汗であると言う伝説を相棒の作家と美貌の歴史学者と連携し、今に残る様々な古文書や文献そして各地に残る伝説を紐解きながら、推理小説の謎解きの如く義経が成吉思汗であったという荒唐無稽な説を実証していく。本著は1958年に刊行され後の歴史ミステリーの先駆けとなる名著であるという。歴史ミステリー好きにはお勧めの一冊です。
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山田太郎
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再読。確か高校生の時読んだ記憶があるんだけど。全然覚えてないのは、当たり前として、もう少し厚くてもう少しすっきり解決した覚えがあるんだけどな・・・・・文章が固いというか読みにくいというか。慣れたらくせになるとフォローしとく。
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背番号10
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ネタバレ【1985版_東西ミステリーベスト100_46位】1958年初出の「成吉思汗の…」というこの本のタイトルを、ルビ無しで読める人は今どのぐらいいるのでしょうか。「成吉思汗」と書いて「ジンギスカン」。もちろん、推理作家の高木氏が羊料理の講釈をしている本ではなく、「ジンギスカン」とは近年では「チンギス・ハーン」とカタカナ標記される人物のこと。本書は、探偵・神津恭介が「義経=チンギス・ハーン」説を検証する歴史ミステリー。ただその内容は、参考文献の良いとこ取りの域を出ていない…というのが、自分の正直な感想です。
紫

この小説の一番へんてこなところは「義経=チンギス・ハーン」説と「義経=清祖」説を両方とも採用しようとして、「チンギス・ハーン=清祖」説を唱えてしまっているところですよね。天城山心中事件に結びつけるための力技といったところですが、義経が大陸に亡命できたかどうかということより、そっちの方が突飛な説ですよ。高木先生、欲張り過ぎです。

07/27 18:46
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紫
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本邦歴史ミステリのパイオニア的作品であります。…が、実のところ、そうしたミステリ史的評価を抜きにすると褒められた作品とはいえません。一番の問題は、作中、神津や松下が調べたり、推理したことになっている事柄が、ほとんど小谷部全一郎氏や末松謙澄氏の義経=成吉思汗説の流用で、作者のオリジナル要素は意外に乏しいという点でしょうか。初めから突飛な説をいかにして成り立たせるかという立場で書かれているのでどうしても論理が苦しいです。現在にいたるまでの和製歴史ミステリのトンデモ志向はここから始まりました。星3つ。
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はらぺこ
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自分には言葉や説明自体がややこしかったりしましたが、こういうのは好きです。 眉唾物なのかも知れませんが、源義経と成吉思汗の符合する事柄を知るのは読んでて楽しかった。でも、井村助教授が最終的に納得したポイントには『そこ?』って感じでした。最終章の説はアホな自分にはチンプンカンプンでした。 想像もつかなくて調べた作中の言葉:「マンマンデー」慢慢的。ゆっくりしたさま。 「マッカーサー年齢」精神年齢が12歳の事かなぁ?結局調べても分からんかった。
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のぞみ
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想いは大陸をめぐる。
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氷沼
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素晴らしい!!!これを読むと、義経がジンギスカンだという説も頷けてしまう…かなり面白いですね。
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Otaak
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2001/09
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蕩児
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好きなジャンルです。ちょっと信じてしまったじゃないか。
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羊男
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★★★
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二分五厘
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1986.9.23
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mononofu
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ネタバレ私の歴史というか歴史ミステリーの原点。思春期の頃の純粋な私は完全に信じ込み、大人になってから国内のジンギスカンの寄った場所を旅行した。最高傑作だと思う。
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shiaruvy
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★4 コメント予定
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madhatter
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我が研究室では、東洋史専攻なら絶対読むべきと言われていた(笑)。勿論、ネタ的な意味で。
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ベック
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「時の娘」もそうだったけど、こういう話はあまり好みじゃないのかもしれない。
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みっく
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謎についてはそれはそれでいいんじゃないかと思うけれど、結末がある事件に絡めて…というのは強引すぎ(笑)
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Loding meterchan
成吉思汗の秘密 (角川文庫 緑 338-2)評価53感想・レビュー24