昨日またCFFとクラウドリースで大量遅延が出たようですね。まあGILやガイアファンディングと根っこは同じだと思うので近々全件一斉遅延になるのではないでしょうか?ポンジ・スキーム濃厚なので元本の大半が毀損する覚悟をした方がいいと思います。

これだけ期失が多くなると確定損失予備軍とも言える期失をどう評価するか悩ましいところです。

SBI SLのような案件リスクとみんクレやラッキーバンクのような事業者リスクとは次元が違いますが、個人的にはリスク管理上は貸倒懸念債権として少なくとも50%の損失を意識するのが健全だと思います。

そうしないと期失が確定損失に変わった瞬間、こんなはずではなかったという人が続出するのではと思います。

私のブログでは、投資ブログである以上、可能な限り自分のポジションを明示することが必要と考え、事業者別投資額と累積損益(分配金ー確定損失)に加え、事業者別期失額を開示しています。

140万円の累積損益に対し期失212万円という黄色信号レベルの不本意な数字ではありますが、自分への戒めになるし読者への警告にもなると思うので、今後も継続開示したいと思います。

皆さんは、現在SLで利益が出ていますか損をしていますか?

累積損益>期失の方は、胸を張って利益が出てると言えますね。例え昨今はやりのコツコツドカンで1000万円やられても累積損益が1000万円あれば、最悪チャラになるだけなので大騒ぎすることもないですね。投資は百発百中である必要もないし、トータルでなんぼですから。きちんとリスクコントロールができているのではないでしょうか?ただ、マネオ系に多額の投資残高がある方は、今後の展開を想定するとイヤな予感がしますが・・・。

問題は期失×1/2>累積損益レベルの方です。ここ1~2年でSLを始め、いきなり大金を投資し、分配金を十分もらう前に、コツコツドカンをやられた人。ラッキーバンクもクラウドリースも期失直前まで大募集していたので(本当に悪質ですね)、これに該当する方も少なからずいらっしゃると思います。正直なところ、このレベルまで来ると取り戻すことは困難だと思います。無理して取り戻しにかかり再び高利回りファンドに手を出すとさらに泥沼に入る可能性が高いです。投資には向き不向きがありますので、SL撤退も視野に入れた方がいい場合もあると思います。せっかく貯めたお金をSLで失うものもバカバカしいので、無理してSLを続ける必要もないと思いますよ。撤退する勇気も大事です。

投資初心者の中には、私のポートフォリオを参考にする方もいらっしゃると思いますが、どうかいきなり大金を突っ込むようなことは避けていただきたいと思います。分配金に応じてリスク許容度を増やして行きましょう。私自身もSLの投入額は余裕資金の2割強です。それだけSLに不安を感じているし自信のない証拠です。

投資に絶対はありません。いきなりドカンとやられたら、お先真っ暗です。現在優良と思われる事業者もマネオと同様1年後にはどうなっているかわかりません。

私は新規事業者に積極的に参加するつもりですが、1年後にはマネオ系のように撤退しているかもしれません。流動性のないSLで逃げ遅れは致命的だと思いますので、ほったらかしで楽ちんなどど考えずに常に警戒を怠らないように心がけたいと思います。もちろん、その時は、マネオ系の撤退宣言の時と同様に、注意喚起や警告記事を発信して行きますし、事業者格付けも定期的にアップデートして適時な情報開示に努めたいと思います。

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