きっとあなたは、「早く大きな利益を稼げるようになりたい」という思いでスキャルピングに興味を持ち、このページに来られたのではないでしょうか。
しかし、興味を持ったのはいいものの、やはり甘い世界ではないので、思うようにいかない方も多いと思います。
もし、そのような悩みを抱えられているのなら、このページで解決できます。なぜなら、このページでは、私がスキャルピングで勝てるようになった経験を基に、
- 勝つために必要な知識と考え方
- 損大利小になりがちなスキャルピングで、損小利大のトレードを実現する具体的なノウハウ
など、必要なことを全て解説しているからです。
具体的には、この下の目次でご確認下さい。このページをお役立ていただけると幸いです。
執筆者
ぶせな
専業トレーダー。認定テクニカルアナリスト。 本格的にFXを始めて8年で1億5千万円を突破。 自身のブログ『FX億トレーダーぶせな「スキャルピング」「デイトレード」』では、定期的にトレードの損益を公開中。著書に、『最強のFX 1分足スキャルピング』(日本実業出版社)がある。
はじめに|私のトレード実績について
まず始めに、私のFXの実績をお伝えします。下のグラフをご覧下さい。これは、私が2009年に本格的にスキャルピングを開始してから、2018年末までの利益の推移を表したものです。

オレンジの折れ線は年間利益、青い棒グラフは累積利益です。2009年にFXを始めてから、3年目の2011年には5,000万、5年目の2013年には1億を超えることができました。そして、2017年には1億5千万を超え、現在に至ります。
今でも、毎日のトレード記録は、私の『トレードブログ』で公開しています。日々の相場で感じていることや、トレード中に生じるメンタルの変化なども包み隠さず書いていますので、もしよろしければご覧下さい。
それでは、前置きはここまでにして、肝心のスキャルピングについて、説明していきます。
1.スキャルピングとは
まず最初に、スキャルピングとは、どのようなトレードなのかをしっかり把握しましょう。
その前に、FXには、大きく分けて、次の3つのトレードスタイルがあります。イメージとしては、次の表のような感じです(pipsの参考記事:「FXの単位pips(ピップス)とは|読み取り方のコツ」)。
| | 特徴 | トレード回数 | 利幅 |
| スキャルピング | 1回のトレードは数秒から数十秒 | 平均20回/日 | 2~10pips |
| デイトレード | 1回のトレードは数分から数時間 | 平均1~5回/日 | 5~50pips |
| スイングトレード | 1回のトレードは数日から数ヶ月 | 平均1~5回/月 | 数十~数百pips |
この表だけでは細かい特徴を伝えきれないので、さらに詳しく解説させていただきますね。
1.1.スキャルピングは短期で利益が積み上がるスタイル
スキャルピング(“scalping”)は、「頭の皮を剥ぐ」という意味があり、文字通り、薄い皮を何枚も剥ぐように、相場から小さな利益を取ることを何度も繰り返すこといいます。
私の場合、平均すると1日20回程度ですが、ボラティリティが高い時は、多い時は100回以上トレードすることもあります。
1.1.1.私のスキャルピングのトレード事例
スキャルピングについて、実際に見ていただいたほうが分かりやすいと思いますので、次の私の実際のスキャルピングの取引履歴をご覧下さい。

このように、スキャルピングは、値動きのある通貨ペアでは、1日の間で何回もトレードチャンスがあります。そのため、期待値が高いルールを基に、コツコツとトレードをやり続ければ、利益が増えていくスピードが圧倒的に早いのが特徴です(期待値の参考記事:「ランダムウォーク理論|トレードで勝てる人の確率と期待値の考え方」)。
2009年にFXを本格的に開始した私の目標は、「少しでも早く専業トレーダーになりたい!」でした。そのため、利益が積み上がるスピードが早いスキャルピングに専念し、毎晩21時から26時までトレードしていました。
幸い、この時間帯は世界中で為替相場が活発になる時間です(参考:「FXの取引時間別の特徴とトレード戦略の立て方」)。そうすると、相場が上下動してスキャルピングのチャンスが多く、収益機会が増えます。
結果的に、3年目に5,000万円の利益を達成し、専業トレーダーになることができました(参考:「FXで専業になる前に現役の億トレーダーが伝えたい6つのこと」)。
このように、スキャルピングは、上手くいけばとても夢のあるトレードスタイルなのです。
1.1.2.トレードスタイルごとに稼ぎ方は違う
もし、あなたが、どのトレードスタイルを選ぶべきかで悩んでいるなら、元手資金と目標から逆算して決めるといいでしょう。
なお、ここからお話する内容は、私自身の主観も強く入っています。それには理由があります。
「どのトレードスタイルがいいのか?」と聞かれると、本当の答えは「人による」になってしまいます。しかし、そう言われても、困ってしまいますよね。そのため、私の考えを、あなたが判断する時の参考にしていただければと思っています。
それでは、続けましょう。
トレードスタイルについては、元手資金と目標に応じて、次のようにお考え下さい。
| トレードスタイル | 元手資金 | 目標 |
| スキャルピング | 少ない | 会社員以上に稼ぎたい。専業トレーダーになりたい。 |
| デイトレード | 普通 | 給料以外の収入源を得たい。 |
| スイングトレード | 多い | 未来のために長期的にお金を増やしていきたい。 |
少ない元手資金から始めて、給料以上に稼げるようになりたいなら、スキャルピングは最適です。ただし、「簡単そう」などと、甘い考えは持たないでいただきたいのですが、リスクを取れば、1年で数十~数百%という利回りさえ可能な世界です。
しかし、スイングトレードで同じ利回りを目指すとなると、1回あたりのトレードで負うリスクがとてつもなく大きくなってしまいます。
スイングトレードで、短期的にものすごく稼ぐ人もいますが、結果だけで判断すべきではありません。なぜなら、リターンに潜んでいたリスクは膨大であり、そのリスクを乗り越えた結果、短期的に稼げたということだからです。
ただし、スキャルピングよりも、スイングトレードのほうがリスクが高いわけではありません。リスクに晒(さら)される時間が、スイングトレードのほうが圧倒的に多いということです。そのため、初心者ほどメンタルが崩壊してしまう恐れがあります。
私の実例を元に、詳しく説明させていただきますね。
実は、私は、2009年より以前の2005年からFXはやっていたのですが、スキャルピングをやるまでの4年間は、スイングトレードをしていました。そして、1,000万円以上の大損失を出してしまいました。
失敗の最大の原因は、目標とトレードスタイルが合っていなかったことです。ほんの数十万円の元手資金を、短期間で急激に増やそうとしてしまったのです。そして、全てが無茶なトレードになっていました。
結果、本来スイングトレードにかけるべき水準をはるかに超えるレバレッジでトレードをして、リーマンショック一発で、1,000万以上の大損失です。当時はまだ20代でしたので、危うく人生を台無しにするところでした。なお、この時の話は、『FXで失敗して1000万円以上の大損をした事例と重要な教訓』で詳しく述べています。
私のようにならないように、あなたは、必ず元手資金と目標に合ったトレードスタイルを選んで下さいね。
1.2.スキャルピングで勝つための二つの大前提
スキャルピングは、小手先のテクニックで勝てるほど甘くありません。
そこで、まずは、スキャルピングで稼ぐための知識や考え方をはじめ、他のトレードスタイルと比べた時のメリットとデメリットを徹底的に解説させていただきます。これからお伝えすることは、スキャルピングで利益を得たいなら、当たり前のように知っておくべきことばかりです。
しかし、このような当然の知識や考え方を持たずにいきなりトレードして、負ける方が非常に多いのが事実です。そのため、あなた自身で心底納得し、実践していくイメージでお読み下さい。
1.2.1.スキャルピングは何百、何千、何万回もトレードをすることで爆発的な利益を得る手法
スキャルピングは、3つのトレードスタイルの中で最も爆発的に利益が増えるスタイルです。
少ない元手資金でも、会社員では不可能と言えるほどの大きな利益を得ることも可能です。しかし、これは、1回のトレードで大きな利益を得られることを意味するわけではありません。
1回当たりのトレードで得られる利益は、ほんの僅かです。例えば、トレード1回当たりの期待値が+100円だとします。このトレードを1,000回行えば10万円の利益、1万回行えば100万円の利益です。
このように、回数を多くトレードすることで、最終的に爆発的な利益になります。まずは、このことをしっかりと理解しておいて下さい。
1.2.2.取引回数が多いのでコストを徹底的に下げる必要がある
FXでは、1回トレードを行う事に、業者に取引コストを支払うことになります。
そして、上述の通り、スキャルピングで本気で稼ぐには、何千回、何万回という回数をこなす必要があります。これは、取引コストが高い業者を使っていたら、トレード手法がいかに優れていても、負けてしまうことを意味します。
詳しく解説します。
例えば、「1回の勝ちで+500円、1回の負けで−500円、勝率60%のトレードルール」があるとします。この時、1回当たりのトレードの期待値は、100円(=500円×60%-500円×40%)のプラスになります。

トレードの期待値がプラスなので、トレードをやればやるほど利益が積み上がっていきます。
スキャルピングは、このように、期待値がプラスのトレードを淡々と行っていくものです。しかし、もし1回のトレードで150円の費用がかかるとしたら、どうでしょうか?
その場合、1回の勝ちで得られる利益は、350円(=500円-150円 )に下がります。一方、1回の負けで出ていく損失は、▲650円(-500円-150円)に上がります。この時、1回当たりのトレードの期待値は、▲50円(=350円×60%-650円×40%)のマイナスになります。

この場合、トレードの期待値がマイナスなので、やればやるほど損失が増えていきます。本来は勝てるトレードルールのはずなのに、取引コストが高いせいで最後は負けてしまうのです。
それでは、1回の取引コストが150円ではなく、30円の業者だったらどうでしょうか?
この場合、1回の勝ちで得られる利益は、470円(=500円-30円 )です。一方、1回の負けで出ていく損失は、▲530円(=-500円-30円)です。この時、1回当たりのトレードの期待値は、70円(=470円×60%-530円×40%)のプラスになります。

話を整理すると、取引コストが高い場合は期待値がマイナスだったのに、取引コストが安い場合は期待値がプラスに戻りましたね。このように、スキャルピングで勝つには、取引コストを徹底的に下げる必要があるということを絶対に忘れないようにして下さい。
1.3.スキャルピングのリスクと注意点
FXに限らず、投資は、リターンが得られる分、損するリスクもあります。
それは分かっているよ、という方は多いでしょう。それでは、スキャルピング特有のリスクがあるとしたら、答えられますか?もし知らなければ、あなたもリスクに晒(さら)されることになります。これからスキャルピングやるなら、絶対に理解しておきましょう。
結論からお伝えすると、スキャルピングのリスクは、「売買回数の多さ」です。
なぜ売買回数が多いとリスクになるのかは、次からわかりやすく説明するので、しっかり付いてきて下さいね。
1.3.1.スキャルピングは期待値に収束する時間が短い
スキャルピングのように売買回数が多いと、その手法の期待値に収束する時間も短くなります。わかりやすく説明するために、ある手法で100回トレードした場合の期待値を検証してみましょう。
スイングトレードの場合、100回のトレードをこなすのに1年かかるとします。しかし、スキャルピングなら、1ヶ月でこなせるでしょう。
その手法の有効性を検証するのに、スイングトレードなら1年、スキャルピングなら1ヶ月です。つまり、スキャルピングなら12倍の速さで検証できることになります。これだけで考えると、スキャルピングのほうが上達も早く、儲かるように感じるかもしれません。しかし、損するスピードも12倍になることを忘れてはいけません。
あなたのトレードスキルが上達するスピードよりも、損するスピードのほうが速いと、あっという間に資金が減っていきます。スイングトレードをやった時よりも12倍で上達することはあり得ないのです。言い換えると、期待値が低いトレードを短期間で繰り返していると、ものすごいスピードで負けていくことになります。
また、1回のトレードのリスクが少ないと、取引回数をもっと多くして稼ぎたいと思うようになります。そして、期待値が低いタイミングで無駄にトレードを繰り返し、いくらやっても勝てない状況に陥りかねません。
問題は、その状況に気付かないことです。売買を繰り返していると、スキャルピングをやっている満足感は得られるため、無駄なトレードを繰り返していると自分で気付くのは困難です。
このように、売買回数が多いと余計なトレードをしてしまいがちになるので、1回ごとのトレード期待値は低くなります。そして、この状況に気付かないということが、スキャルピングのリスクになります。しっかり覚えておきましょう。
1.3.2.売買回数が多い人ほど負けていく
FX業界には、「1年間で勝つ人の割合は30%前後」という統計があります。これは、FX人口が500万人いるとしたら、そのうちの30%の150万人が1年間プラス収支ということになります。
こんなにいるの?と思うかもしれませんが、この150万人のうち、次の年に勝てる人の割合も30%で、45万人です。その翌年も30%で13.5万人、5年後には1.2万人しか残らない計算になります。そして、10年後も勝てている人は、わずか30人です…。
つまり、10年間毎年勝ち続けられる人は、500万人のうち30人程度ということです。
これは、大雑把な計算ですが、この統計は「取引回数が多くなるほど勝ち続けるのは難しい」ということを示唆しているのではないでしょうか。
仮にスイングトレードだとしても、何年も継続していけば取引回数は増えていきます。ということは、もともと取引回数が多いスキャルピングだと、早い段階で勝ち負けの結果が出やすいということになります。
さらに、上述のようにスキャルピングでトレード回数が多いと、短期間で莫大なコストがかかります。期待値が低いトレードをしつつ、莫大なコストを払っていたら、負けてしまうのは目に見えています。
1.3.3.リスクを知ることですでに優位性がある
では、スキャルピングにはリスクがあるので、やらない方がいいのでしょうか?
いえ、そんなことはありません。リスクを解消できれば、短期間で大きく稼ぐというメリットを享受できます。リスクとリターンは同じです。リスクを解消すれば、自ずとリターンが返ってきます。
スキャルピングには、先ほどのようなリスクがあることを認識するだけでも、すでにあなたは優位な立場です。なぜなら、リスクを認識することで、その行動を回避できるからです。ほとんどの人が、このリスクを知らずにトレードを始めてしまいます。
売買を繰り返すと、トレードした気分にはなります。しかし、スキャルピングで稼ぐことを目的とするなら、期待値の高いポイントに絞ってトレードを繰り返すことが重要になります。
私は、スキャルピングを始めて10年近く経っていますが、リスクは絶対に忘れないようにしています。今のところ毎年利益が出ていますが、リスクを解消する行動を取っているからかもしれません。
そのため、スキャルピングに興味を持った方は、リスクは忘れずにいて下さい。そして、このあと説明する知識をしっかり吸収しましょう。そうすれば、大きなリターンを得ることができるはずです。
2.スキャルピングで勝つための環境を作ろう
それでは、ここからあなたがスキャルピングで勝つための具体的な内容に入っていきましょう。ここからが本当のスタートです。
まずは、スキャルピングで勝てる要素を満たしたFX業者で口座を開設する必要があります。しかし、FXを始めたばかりの方は、口座を選ぶ時に、何をチェックすればいいのか分からないと思います。そこで、最初に、口座の選び方について解説します。
2.1.FXでかかる二つの取引コストを知ろう
先ほど、スキャルピングで勝つためには徹底的に取引コストを下げる必要があることをお伝えしました。それでは、スキャルピングの取引コストとは、具体的には何でしょうか?
答えは、スプレッドとスリッページの2つです。
簡単に説明すると、スプレッドは「買値と売値の差」、スリッページは「注文して約定するまでのコンマ何秒のズレ」のことです。それぞれ、次の記事で解説していますので、しっかり押さえましょう。
≫ FXのスプレッドとは|無駄な手数料を減らすための必須知識
≫ FXのスリッページを理解して勝つために必要な4つのコト
2.2.良い口座の選び方を知ろう
スプレッドとスリッページが理解できたら、次に、両方において優れている業者を選んで口座を開設する必要があります。
FXの口座選びの基準は、次の記事で具体的に解説していますので、目を通しておきましょう。
≫ FX口座の選び方|基本編
また、口座選びとは直接関係ないのですが、口座に関しての最低限のルールも押さえておく必要があります。次の記事で、3つのポイントを解説していますので、ご確認下さい。
≫ FXの証拠金の仕組みと特に重要な3つの数字の計算方法
≫ FXのロスカットの仕組みと必ず知っておくべき算出方法
≫ マージンコールとは|FXトレーダーを守る仕組みと厳守すべきルール
2.3.私が使っている五つの口座
続いて、私が使っている5つの口座をご紹介します。どこで開設するか悩まれている人は、参考にして下さい。次の記事では、複数の口座を使っている理由や、使い分け方についても詳しく説明しています。
≫ FX口座のおすすめ|初心者に絶対知ってほしい6社の徹底比較
※上記の記事では、ぶせな氏が使っていないGMOクリック証券も紹介しているので、6社となっています。
5社の特徴について、簡単に触れておきますね。
ヒロセ通商・JFX
FX業者の中には、スキャルピングを歓迎していない会社もあります。しかし、ヒロセ通商とJFXは、スキャルピングを公認している会社です。
実際、私もスキャルピングのメイン口座として使っています。両社ともスプレッドは業界最狭水準で、スリッページの発生率も低く、ストレスがほとんどないのが特徴です。
下の画像は、JFXでの私のトレード履歴です。

ちなみに、ヒロセ通商とJFXは親会社と子会社の関係にあり、特徴や注文ツールの使い方は全く同じです。両社のさらに詳しい特徴は、次の記事で解説しているので、併せてお読み下さい。
≫ ヒロセ通商のレビュー|FXトレードで勝つための要素が全て揃った口座
≫ JFXの使用レビュー|これからFXを始めるトレーダーに最適な口座
トレイダーズ証券(みんなのFX)
トレイダーズ証券(サービス名は「みんなのFX」)は、スリッページは先ほどの2社よりは劣りますが、何よりもスプレッドが狭くて非常に優れています。私がトレードする9つの通貨ペアの平均スプレッドでは、ダントツに狭いです。
≫ トレイダーズ証券(みんなのFX)のレビュー|最狭スプレッドでスキル向上
下の画像は、トレイダーズ証券(みんなのFX)での私のトレード履歴です。

SBI FXトレード
SBI FXトレードの最大の魅力は、スプレッドがほとんど広がらないことです。経済指標時に、他社が5~6pipsと広がっているような時でも、同社では1pipsしか広がっていないということもよくあります。また、スリッページの発生率も低く、非常に高いレベルで信頼できる口座です。
≫ FXトレードの使用レビュー|専業トレーダーの実戦的な使い方
下の画像は、SBI FXトレードでの私の取引履歴です。

外為どっとコム
外為どっとコムの特徴は、情報力が充実していることです。取引ツールの使いやすさだけでなく、ホームページを見るだけでも初心者がFXを学べるようになっています。また、スプレッドも狭く、約定力も抜群です。トレードを一から学んでいきたい方には、最適な口座でしょう。
≫ 外為どっとコムの使用レビュー|FX専業トレーダーの実践的な使い方
下の画像は、外為どっとコムでの私の取引履歴です。

3.私が億を稼いだFXのスキャルピング手法
初心者の方が思いがちなのは、勝てる手法は限られていて、それを知っているかどうかにある、ということです。勝てるやり方を知れば、自分も同じように稼げるようになると思っている方は多いのではないでしょうか?
たとえ勝てるやり方だとしても、あるトレーダーには合っても、別のトレーダーには合わないことはよくあります。スキャルピングで稼ぐやり方は、1つではなく、無数にあります。
実際に稼いでいるトレーダーは、皆、自分で考えた手法を使っています。最初は誰かの勝っている手法を真似し、いずれ自分なりのやり方変えていくイメージです。すぐに勝てるものではなく、時間と経験が必要になります。
ここでは、私が実際にスキャルピングで大きく稼いだ手法を紹介いたしますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
3.1.私のスキャルピング手法の要点
私がスキャルピングで使うローソク足は1分足で、エントリーからイグジットまで、短くて数秒です。長い時でも2分~3分程度の手法になります。また、使うインジケータ(テクニカル指標)は、次の2つです。
1分足のローソク足チャートに、この2つを表示します。移動平均線は1本、エンベロープは6本表示します。
パラメータの設定方法は次の記事をお読みいただきたいのですが、設定後のチャートは、下のようになります。
≫ JFXのMT4チャートのダウンロード方法とインジケータの設定方法

私のスキャルピング手法の概略を説明します。
チャートに真ん中にあるのが、ローソク足と移動平均線です。これを囲い込むように、上下にエンベロープというインジケータを表示させます。すると、上下に5つのゾーンができますね。
ここが重要なのですが、1分足の99%がこの5つのゾーンの中で推移します。そこで、トレードポイントを5つの場面に絞ります。そうすることで、勝てる土俵で戦うことができるので、これだけでも期待値の高いトレードができるようになります。
これだけでは何を言っているのかわからないと思いますので、イメージしやすいように、私のスキャルピングの実際のトレードを動画で撮影したので、ご覧下さい。一番右側のユーロ円が、トレードしているチャートです。
4秒の時点で買って、1分50秒で売って、1回のトレードで4,000円の利益を得ています(バキューンという音がするところが売買したタイミングです)。
いかがでしたか?
最初は、スキャルピングって何をしたらいいの?って思うかもしれません。しかし、このようにインジケータを活用し、トレードポイントを明確にするだけでも、相当レベルアップできます。そして、具体的なトレードルールを組み合わせると、スキャルピングで稼げるようになります。
なお、具体的なトレードルールは、次の記事で詳しく解説しているので、ぜひお読み下さい。
≫ エンベロープのFXでの実戦的な使い方
3.2.スキャルピングで稼げるタイミング
スキャルピングは、取引回数が多い手法なので、1日中売買を繰り返すイメージがあるかもしれません。しかし、スキャルピングだからといって、期待値が高い場面が多い、というわけではありません。逆に、本当に期待値が高い場面は、1日の中でもそう多くはありません。
スキャルピングで稼げるタイミングは、乱高下してボラティリティが高まる時です。ボラティリティとは、一定期間における、値幅の大きさ(高低)のことをいうのですが、相場が乱高下すると、1回のトレードで利幅が取れるようになります(参考:「FXのボラティリティ|本質を理解してトレードで利益をあげる方法」)。
例えば、エントリーしてから10秒保有するとします。仮に乱高下して値幅が出ると、同じ10秒でも変動幅が大きくなるため、利幅が稼げるということです。普段なら10秒で3pipsのところ、乱高下した時は10秒で10pipsくらい取れることもあります。
ボラティリティが高まって相場が乱高下する時間は、おおよそ次の2つで、日本時間だと、15時~18時と21時~25時になります。
- 経済指標発表時
- ロンドンとニューヨーク時間の午前中
相場は1日中動いているわけではなく、売買が少ない時間のほうが多いです。そのため、スキャルピングで効率よく稼ぐには、ボラティリティが高くなるチャンスを狙うといいでしょう。
チャートに張り付いていても、相場が動かない時間だとしたら、それは時間の無駄になってしまいます。相場が動く時に、集中してスキャルピングすることで、効率よく稼ぐことができます。
なお、経済指標の中でも、最も重要と言われるのがアメリカの雇用統計です。こちらについては、次の記事で説明しています。私の実際のリアルトレード動画もありますので、スキャルピングのイメージをつかむためにもご覧下さい。
≫ FXの雇用統計とは|必ず押さえておきたい知識と具体的トレード方法
4.スキャルピングで勝つための正しい知識を得よう
スキャルピングで勝つには、勝てる手法やテクニックが大事だと考える方が多いです。
しかし、それは間違いです。どのようなトレードでも、それを知りさえすれば勝てるというような魔法の手法、テクニックはありません。勝つために必要なことはただ1つ、「正しい知識をインプットして、アウトプットすること」です。
これさえ心掛ければ、努力次第で勝てるようになります。FXの世界で勝っているのは、全体の5%もいないと言われています。理由は簡単です。95%の敗者は、「簡単に儲けたい」というような軽い気持ちでトレードをしているからです。
この記事をお読みのあなたは、そうではないと思います。努力して必要な知識を身に付け、それを実際のトレードで試して、上手くいかなかったら、その理由を見つけ、再チャレンジするというサイクルを回して下さい。
これをやり続けた人が、勝てるようになります。
それでは、スキャルピングには、どのような知識が必要なのかをこれから順にお伝えしていきます。ここから先の内容は全て、私のトレード経験を基に、本当に必要な知識だけを選んだものです。焦らず、一つ一つ習得していきましょう。
4.1.トレードの土台となる三つの知識
まず、これからあなたのトレードの土台となる知識をご紹介します。
4.1.1.スキャルピングで成功するための通貨ペアの選び方
FXでトレードできる通貨ペアは何十もあります。スキャルピングでは、その中から取引金額が多く、スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶとよいでしょう。
ここで、日本で取引されている通貨ペアの上位10つと、スプレッドの目安を見てみましょう。
| 順位 | 通貨ペア | 取引金額(単位:円) | スプレッドの目安 |
| 1 | 米ドル/円 | 165,066,307 | 0.27~0.3銭 |
| 2 | 英ポンド/円 | 36,296,572 | 0.89~1.0銭 |
| 3 | ユーロ/米ドル | 26,436,983 | 0.3~0.48pips |
| 4 | ユーロ/円 | 25,793,331 | 0.39~0.5銭 |
| 5 | 豪ドル/円 | 20,338,453 | 0.59~0.7銭 |
| 6 | 英ポンド/米ドル | 7,987,652 | 1.0~3.0pips |
| 7 | NZドル/円 | 2,220,172 | 0.99~1.2銭 |
| 8 | トルコリラ/円 | 1,850,864 | 1.8~4.8銭 |
| 9 | 豪ドル/米ドル | 1,161,605 | 0.8~1.79銭 |
| 10 | ユーロ/豪ドル | 886,082 | 1.5~2.2銭 |
※取引金額は、金融先物取引業協会の2018年12月のデータによる。
※スプレッドの目安は、「FX口座おすすめ10社を徹底比較!億トレーダーのレビュー付き」の中で紹介されているFX口座10社の中から、スプレッドが狭いことで評判の、GMOクリック証券、SBI FXトレード、ヒロセ通商、JFX、トレイダーズ証券、外為どっとコム、DMM FX、YJFX!の8社の最小と最大の値を表記しています。
ただし、上のランキング表に入っている通貨ペアでも、例えばトルコリラ/円などはスプレッドが広く、スキャルピングに向いているとは言えません。
このように、通貨ペアによっては、スキャルピングに不向きなものもあるので、注意が必要です。誤った通貨ペアを選択すると、手法が優れていても利益を出せません。そこで、次の記事では、
- そもそも通貨ペアとは何なのか?
- トレードで勝つための通貨ペア選びの基本
- スキャルピングでの通貨ペアの選び方
- デイトレード、スイングトレードでの通貨ペアの選び方
- 私がトレードしている9つの通貨ペア
を解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
≫ 通貨ペアとは|FXで勝つための正しい選び方
4.1.2.損切りの重要性
スキャルピングを行うにあたり、先に損切りの重要性を知っておく必要があります。
損切りとは、相場が逆行して、あなたの持っているポジションが損失を抱えている状態になった時に、これ以上の損失を防ぐために損失を確定させることです。
初心者の多くは、「これから上がるかもしれない」という淡い期待で、なかなか損切りができません。それでは、失敗は目に見えています。そうならないように、次の記事を読んで、実際にトレードを行う前に、損切りの重要性と損切りルールを徹底的に頭に叩き込んでおきましょう。
≫ 損切りとは?正しいトレードルールの作り方
4.1.3.トレード記録をつけることの重要性
スキャルピングで勝つためには、日々のトレードを記録して、常に問題点を見つけ、改善し続ける仕組みが必要です。ただし、最初のうちは、そもそも何を記録すれば良いのか、問題点をどのように見つければいいのかさえ分からないと思います。
私は、トレード毎に、
の3つを毎週チェックしています。
そうすることで、自分のトレードのクセを把握できます。トレードルールを作るには、まずクセを把握することが必要です。自分がどのようなトレードをしているかを知ることで、アイディアが浮かんできます。そのために、この3つが役に立つというわけです。
次の記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひ知っておきましょう。
≫ バルサラの破産確率でトレード技術を飛躍的にアップさせる方法
4.2.相場の動きに関する三つの知識
次に、相場の動きに関する正しい知識をお伝えします。相場には、大きく分けて、
の2つしかありません。まずは、この2つの相場の特徴をしっかりと理解することが重要です。そして、相場の動きには、基本となるパターンがありますので、それについてもお伝えします。
4.2.1.トレンド相場の正しい知識
最初に、トレンド相場です。スキャルピングに限らず、 FXでは、相場が動いている時にチャンスがあります。具体的には、トレンドが発生している時のことです。

そして、相場には超短期から超長期までのトレンドがありますが、面白いことに、時間軸に関わらず、全てのトレンドには同じ特徴があります。それが何かは、次の記事で解説しているので、しっかりと理解しておきましょう。
≫ トレンド相場の3つのパターンと2つのルール
4.2.2.レンジ相場の正しい知識
次に、レンジ相場です。相場の7割から8割はレンジ相場と言われています。

そして、レンジ相場の時は、いずれどこかで必ず「ブレイク」という現象が起きます。そして、1つの相場の流れが終わり、次の流れが始まります。
次の相場の流れを見極めるには、レンジ相場の時に準備しておくことが必要です。下の記事を読み込んで、理解しておきましょう。
≫ レンジ相場の2つのルールと3つのブレイクパターン
4.2.3.相場の動きの原理原則
トレンドやレンジについてはご理解できましたか?
次に、知っておきたいのは、「相場は常に波を描く」ということです。そして、波の描き方にもパターンがあり、そこから、相場の行方を見極める大きなヒントが得られます。
そのような相場の波の動きを最も正確に表している理論に、エリオット波動があります。

言葉だけ聞いて難しそうに感じるかもしれませんが、次の記事でなるべくわかりやすく解説したので、ぜひお読み下さい。
≫ 相場の波を徹底的に理解するためのエリオット波動理論の全て
4.3.チャートの正しい見方についての五つの知識
ここからいよいよ、トレードの実践的スキルであるチャートの見方についてお伝えします。チャート分析は、FXで成功する要因の中で最も重要なものです。特に、超短期トレードのスキャルピングでは、日々のトレード判断はチャートの情報だけで行います。
つまり、チャートの正しい見方ができれば、相場がどちらに動くのかが高い確率で分かるようになるということです。
ここで、その知識をしっかりと身に付けましょう。
4.3.1.チャートの見方と正しい知識
スキャルピングの世界は、チャートを制するものがトレードを制します。次の記事では、なぜFXではチャートが機能するのかを最初にお伝えし、
- チャートの基本的な見方
- 時間軸による違いと効果的な見方
- チャートを開いたらまずやるべきこと
- チャートからエントリーポイントを具体的に判断する事例
をお伝えしています。
≫ チャートの見方|トレードで勝つための正しい知識
4.3.2.ローソク足の見方と正しい知識
ローソク足は、チャートを構成する基本要素です。1本のローソク足には、実は様々な情報が凝縮されています。そして、時には、ローソク足が重要なエントリーの根拠を与えてくれることもあります。

ローソク足からの重要な情報を逃さずにキャッチするためには、ローソク足がどのように作られているのかと、その見方を知っておく必要があります。次の3つの記事で解説しているので、しっかりと理解しておきましょう。
≫ ローソク足の正しい見方|チャートをより深く見よう!
≫ 初心者が特に知っておくべき陽線の4つのパターン
≫ 初心者が特に知っておくべき陰線の4つのパターン
4.3.3.移動平均線の見方と正しい知識
移動平均線は、ローソク足と同じく、とても有名なテクニカル指標の一つです。FXトレーダーであれば、必ず目にするでしょう。

ローソク足の正しい見方と移動平均線の正しい見方ができるようになって、初めてチャートを正しく理解するための基礎ができていると言えます。
次の記事では、移動平均線の基本的な見方と、トレードで活用するための方法、移動平均線の特徴的なパターンを解説しています。
≫ 移動平均線で初心者が知っておくべき正しい見方と使い方の全て
4.4.チャート分析の四つの知識と技術
さて、チャートの見方が分かったら、ここからいよいよチャート分析の知識と技術です。
チャート分析は、正しくチャートを見られるようになって、初めて機能するものです。そして、チャート分析から得られる情報は、トレーダーにとって、何よりも重要です。
しっかりと分析してからトレードに臨むトレーダーの多くは、最終的には負けることはありません。しかし、分析せずにいきなりトレードするトレーダーは、遅かれ早かれ負けてしまいます。
あなたは、どちらになりたいですか?
4.4.1.トレンドライン
トレンドラインは、トレンドの強さや方向性、長さを見極めるために引くものです。しかし、それだけではありません。トレンドラインそのものが、価格が動き出したり、反転する重要なポイントにもなります。

つまり、トレンドラインを使いこなせるようになると、トレードポイントが分かるため、あなたのトレードは一歩上のレベルに進みます。
≫ トレンドラインとは|役割と引き方と具体的な使い方
≫ トレンドラインの引き方で迷った時の6つのコツ
4.4.2.サポート/レジスタンスライン
サポートラインやレジスタンスラインは、相場の節目になります。ブレイクしてトレンドが発生したり、価格が反転するポイントとなる重要なラインです。


この2つのラインは、重要なチャートパターンでは非常に多く使います。トレンドラインと同様、欠かすことのできないラインなので、確実に押さえましょう。
≫ サポートラインとレジスタンスラインで相場の反転を見抜くコツ
4.4.3.チャネルライン
チャネルラインは、トレンドラインと並行に引く線のことで、主に、価格がどこまで上がるか、どこまで下がるかという値幅に関する重要な情報を与えてくれます。値幅が分かるようになると、どこまで利益を伸ばせるかの目安が分かるようになります。

トレードの鉄則は、損小利大です。そのため、値幅を観測するメリットはとても大きいです。
≫ チャネルラインでトレンドの値幅を知り利益を伸ばすための知識と方法
4.4.4.フィボナッチ
フィボナッチは、相場の波をより深く捉えるための指標です。相場は、上昇トレンドにある時でも、上げり続けることはなく、一時的に下落し、また上昇して、また少し下落してと、波を描きながら上昇していきます。

フィボナッチは、そのトレンドの間の、一時的な反転ポイントがどこになるのかを示す指標です。これを知ると、トレードの幅がまた広がります。
≫ 相場の反転を見抜くフィボナッチの見方と使い方
4.5.チャートパターンの四つの知識
スキャルピングで爆発的な利益を稼ぐために必要な知識の最後は、チャートパターンです。
チャートパターンを知っておけば、エントリーすべきポイント、利食いすべきポイントが明確になります。チャート分析ができて、チャートパターンも理解できると、トレード成績はグングン伸びていきます。
4.5.1.ヘッドアンドショルダー
ヘッドアンドショルダーは、最も強力なチャートパターンで、これが出てきた時は、大きく稼げると言えるぐらい重要なものです。

次の記事では、ヘッドアンドショルダーとは何か、どこでエントリーすべきか、どこまで値幅を伸ばすかを判断する方法を、詳しく解説します。
≫ ヘッドアンドショルダーの正しい見方とトレード戦略
4.5.2.三角持ち合い
三角持ち合いは、レンジ相場の時に見られるチャートパターンです。

三角持ち合いをブレイクした時がポイントになり、これを見極めることができれば、非常に高勝率で高利益率のトレードになります。私は、ヘッドアンドショルダーの次に、気に入っています。
≫ 三角持ち合いとは|見方とトレード戦略
4.5.3.ダブルトップとトリプルトップ
ダブルトップとトリプルトップは、ヘッドアンドショルダーと似たチャートパターンです。

ヘッドアンドショルダーとローソク足の形が少し違うだけで、考え方は同じです。特に、トレンドが発生している時に出ると、信頼度の強いパターンに生まれ変わります。
≫ ダブルトップ/ダブルボトム・トリプルトップ/トリプルボトムとは
4.5.4.窓開けと窓埋め
窓開けと窓埋めは、厳密にはチャートパターンではないのですが、週明けの月曜日に窓開けが見られると、そこの価格帯が支持帯や抵抗帯になるため、非常に重要なポイントとなる場合が多いです。

そのため、月曜日に窓開けが発生したら、チャンスと喜ぶ人も大勢います。それぐらい強いサインを示すパターンなので、必ず押さえておきましょう。
≫ 窓開け・窓埋めとは|効果的な活用方法と注意点
5.スキャルピング事例を見て勝ち方を知ろう
それでは、ここからは私のスキャルピングの事例をご紹介いたします。
上述のように、正しい知識を習得してトレードすれば、勝てる確率をグッと引き上げることができます。知識を覚え、何度も実践することで、相場は結局、同じパターンの繰り返しだということが分かるようになります。
ここで解説しているトレード事例は、1回しか使えないというものではなく、今後も似たパターンが何度も出てきます。そうやって1つずつ経験していくことで、トレードの腕はグングン伸びていきます。
ぜひ、そのつもりでお読みいただければと思います。
なお、ここからの内容は、これまでのスキャルピングで勝つための正しい知識を全て読んでいただいた前提での解説になります。
5.1.移動平均線とネックラインとトレンドラインを組み合わせたトレード
まずは、3本の移動平均線とネックラインを組み合わせたトレードです。
下のチャートは、ドル円の1分足です。

なお、3本の移動平均線(EMA)の設定は次の通りです(その後全て共通)。
- 黄色:25EMA
- 青色:75EMA
- 赤色:200EMA
ローソク足が200EMAより上に位置する場合、買い戦略(安く買って高く売る)が基本です。逆に、200EMAより下に位置する場合は、売り戦略(高く売って安く買い戻す)が基本です。
なぜこのような目線が可能になるかというと、200EMAの上下で相場の流れがわかるからです。
それでは、次に、チャートにネックラインとトレンドラインを引いて、エントリーポイントを決めていきましょう。
下のチャートが、ラインを引いた状態です。

白い水平ラインがネックラインです。
ネックラインとは、価格の支持帯や抵抗帯になるポイントです。矢印の箇所が複数ありますね。ここは、ローソク足とネックラインが接触するポイントです。買いの場面では、ネックラインに当たった時に買い注文を出します。売りの場面では、売り注文を出します。
このように、ネックラインを引くことで、エントリーポイントを絞ることができますね。
また、斜めに引いた白いラインは、トレンドラインです。
トレンドラインも、正確な1本を引くと、何度かそのラインで価格がはじかれます。そして、ネックラインとトレンドラインが交差するポイントでは、2つの根拠が重なるので、価格がはじかれる確率がさらに高くなります。
このあとの実例も含め、利食い損切り幅は、数pips(5pips以内)です。数字で何pipsと決めているわけではなく、その時のチャートパターンやラインの傾きなどにより、数字は変動します。利益が出たら薄利で利益確定する、逆行したらすぐに損切りするイメージです。
5.2.三角持ち合いの逆張りとブレイク時の順張り
次は、レンジ相場でよく見られる三角持ち合いのパターンのトレードです。
下のチャートも、ドル円の1分足です。

三角持ち合いは、形成されている途中で気付くものです。最初から、今から三角持ち合いができるなどとは分かりません。相場は、トレンドとレンジの繰り返しなので、それまでの経緯をしっかりと見ていると認識しやすくなります。
高値切り下げ、および安値切り上げを確認できれば、持ち合いは、先端付近まで何度も上下に反転することが多いため、ラインに当たって逆張りを狙うことができます。
上のチャートの複数の白丸の箇所です。
また、反転が多いほど、その後のブレイクの勢いが強くなり、大きな値幅が出ます。ちなみに、ブレイクした時は、順張りで利益を狙います。矢印の箇所ですね。この場合は、下にブレイクしたので、売り注文を出します。
三角持ち合いのブレイクを活用した順張りは、一気に値幅が出ます。スキャルピングでも、数十秒で20pipsや30pipsなどの利益が取れるポイントです。
5.3.ローソク足の動きそのものを読んで何度も売買する
これまでは、インジケータやチャートパターンを活用したスキャルピングの例でした。
次は、ローソク足だけで判断するトレード例です。下のチャートは、ドル円の1分足です。

矢印の箇所のローソク足の長さにご注目下さい。それまでのローソク足と比べ、長い陰線(赤色)になっています。
この時、売りが急増し、下げ始めていた相場に拍車がかかっています。この後は、どれくらいのペースで安値を更新していくか、見極めなければなりません。
そこで、次の安値を更新した、Aがポイントです。暴落することもなく、すぐに反発していますね。数分前の安値を更新したにも関わらず、下落が加速しません。安値を更新するスピードが、上がらないことが分かります。
これを把握した上で、その次のBの安値更新を見ていきます。Aと同じように、安値更新してすぐに反発することが予測できます。そこで安値更新してヒゲが出現したら、買いエントリーができます。Cも同様で、安値更新してヒゲが出たら、買いエントリーです。
5.4.スキャルピングで勝つ方法は無限にある
さて、ご紹介したトレード事例で見たように、スキャルピングのやり方は1つではなく、無限にあります。
テクニカル的な知識を身に付け、それを組み合わせることで、勝ちパターンも増えていきます。このような、期待値が高い局面でのトレードアイディアのストックが増えれば増えるほど、利益が加速していくのです。
6.スキャルピングに慣れてきたら損小利大を心掛ける
この記事で書いていることをしっかりと実践していただければ、あなたもスキャルピングで勝てるようになってきます。
ただし、そのようになった時、必ず「利益が物足りないなぁ」と感じるようになります。その時は、1つのやり方で勝率を上げようとせず、他のやり方を検証するなど、模索して下さい。
実は、勝率を上げることは、少しトレードに慣れてくると簡単にできてしまいます。しかし、大事なのは勝率ではありません。損益率です。
例えば、100回トレードして99勝1敗だとします。勝率は99%なので、計算上は文句ありませんね。しかし、利益確定は1pipsで、損切りが200pipsならどうでしょう?このように、コツコツドカンのトレードをしていると、たった1回の負けで99回の利益を吹き飛ばした上、口座資金を失ってしまうこともあります。
ある程度コツがつかめて、勝率を残せるようになったら、今度は損益率を改善しましょう。つまり、「損大利小」ではなく「損小利大」のスキャルピングするのです。先ほどお伝えしたトレード事例は、まさに「損小利大」のスキャルピング事例です。
特に、スキャルピングは損大利小のトレードになりやすいので、これを強く意識することがポイントです。これができるようになれば、あなたは爆発的に稼げるようになるでしょう。
まとめ:FXは常に勉強!
スキャルピングは、コツをつかめば、あとは淡々と繰り返し行うトレード手法です。そして、売買回数が多くなるので、短期間で大きな利益を積み上げることができます。
最初は、思うようにいかなかったり、少し負けたりしても焦らずに、エントリーからイグジットまでのポイントを見直して下さい。エントリーからイグジットまで、予想ではなく「明確な根拠」を持ってトレードができるようになれば、徐々に勝てるようになっていきます。
ぜひ、集中的に取り組んでみて下さい。そうすれば、早い人で、ほんの数カ月で感覚をつかみ、そのまま継続すれば1年と経たず勝てるようになります。そのためにも、理解できるようになるまで、何度もこの記事を読み込んでいただければと思います。
ここまで偉そうに書いてきましたが、私自身、来る日も来る日も勉強の日々です。相場と向き合っていると、毎回毎回、違った気付きや発見があります。また、トレーダーどうしのオフ会などで、私よりも遥かに稼いでいる方の話を聞くと、それぞれ違う見解や信念を持っていて、とても勉強になります。
私も、影響を受けるだけでなく、少しでも誰かに良い影響を与える側になれればと思い、このように書かせていただきました。FXは常に勉強です。自分を向上し続ける努力を、決して忘れずに、これからも向き合っていきたいと思います。