沖縄キャンプ初日の3日の練習前に、地元・南風原町による歓迎セレモニーが行われた。そこでチームへプレゼントされたのが「南風原カボチャ」。実はこれ、1個2000円程度で東京の料亭などに出荷される超高級かぼちゃだった。
県内ではあまり出回らず、地元の方も「ほとんど食べたことがない」とうらやむ。グランパスで管理栄養士を務める河村さんによれば、キャンプ中の宿舎で温野菜やサラダとして提供。かぼちゃには抗酸化作用を持つビタミンEが多く、ハードな練習を積む選手たちのコンディション調整に役立つという。
河村さんの「その土地のものを出したい」という方針の下、この他にもゴーヤー、ソーキそば、ミミガーなどが提供される。天気は不安定ながら、気温20度前後と過ごしやすい2月の沖縄。ケガをしないための体づくりでも、沖縄パワーをたっぷり吸収したい。