マリナーズと変則4年契約を結んだ菊池雄星投手(27)は4日、米アリゾナ州ピオリアの球団キャンプ施設での自主トレを開始。ランニングやキャッチボールで汗を流し、時事電などによれば「素晴らしい環境で野球ができる喜びを感じている。いよいよ始まるという気持ちになった」と前向きに語った。
5日はブルペンで投球練習する予定。渡米前、既に石垣島の自主トレでブルペン入りしている。マ軍のバッテリー陣は11日が集合日で、キャンプは12日にスタートする。
メジャー1年目の左腕への関心は高く、米スポーツ専門局ESPNのショーンフィールド記者は4日、「キャンプで最も証明すべき選手たち」と題した特集で「菊池は本物なのか?」と着目。米スポーツサイトのSBネーションも、マ軍の今季の命運を左右する選手に挙げ、「日本から来る投手は、どれくらいやれるのか常に注目を集める。ダルビッシュや田中のようにうまくいくこともあれば、井川慶(元ヤンキース、メジャー通算5年間で2勝)のようなケースもある」と伝えた。