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【プロ野球】

DeNA・上茶谷、5日目早くもバテバテ 3度目のブルペン制球難

2019年2月6日 紙面から

ブルペンでの投球後、三浦投手コーチ(右)の話を聞く上茶谷=宜野湾で(武藤健一撮影)

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 DeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手(22)=東洋大=が宜野湾キャンプ第1クール最終日の5日、プロの厳しさを肌で感じた。中1日で3度目のブルペン入りし、過去2度の投球を上回る60球を投じたが、高めに外れるボールが目についた。

 「投げていて、バテているのを自分で実感しました、スタミナがないのかな」。大学時代、シーズン最後の試合で疲労を感じたことはあったが、キャンプは始まってわずか5日の序盤。にもかかわらず初めての環境や練習メニューをこなす中で、これまで経験のない疲れが襲ってきたという。

 初めてブルペン投球を受けた戸柱は「キャンプで5勤、全力で投げていたので疲労もあったのかな」と話す一方、「本人が言っているより球は来ていた」とも。東都大学リーグで1試合20奪三振の記録を持つ先発候補。上茶谷が自身に求めるレベルは相当に高く、周囲の期待も感じているようだ。

 「シーズンでは、疲れがある中でも投げないといけない。そのためにも追い込んでいかなければ」

 チームの1位入団選手は一昨年に浜口が10勝を挙げ、昨年は東が11勝で新人王に輝いた。それに続くためにも、プロの厳しさを実感しながら一歩一歩力をつけていく。 (石井智昭)

 

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