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【ドラニュース】

与田監督不満 若竜奮起足りず もっと気持ちを前面に

2019年2月6日 紙面から

練習中にナインの動きを見る与田監督=北谷球場で(中嶋大撮影)

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 中日・与田剛監督(53)が5日、北谷キャンプ第1クール終了を総括し、若竜に対してアピール不足という厳しい見解を示した。6日の休養日を挟み、7日から始まる第2クールでは対外試合もスタート。指揮官は実戦での結果次第で容赦ない1、2軍入れ替えも示唆した。

 第1クール最終日の北谷の天気は雨。雨が強くなった午後からはグラウンドが使えず屋内での練習となったが、与田監督は「順調に第1クールを過ごせたと思います。今日はこういう天気になりましたが、最低限のことはしっかりできた」と故障者も出なかったことに胸をなで下ろした。

 ただ、第1クールの内容へ目を向けると、物足りなさの方が残った。「まあ満足度まではまだいかない。もっと、もっと見せてもらいたい気持ちは正直なところあります」。7日からの第2クールでは、11日のハンファ戦(練習試合、北谷)を皮切りに、対外試合がスタート。指揮官は「意地でもレギュラーを取ってやる、そんな気持ちを前面に出してほしい」と本格的な実戦を前に若竜に対して注文を出した。

 あえて選手の個人名は避けた。ただ、3日の練習後にも奮起を促したが、そんな憤まんやる方ない思いは、第1クールを終えても消えることはない。チームは2011年を最後に優勝から遠ざかり6年連続Bクラス。その低迷期を打破するためには、個々の選手のハイレベルな意識が求められる。指揮官は、語気を強めて言い放った。

 

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