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2019年2月6日 紙面から
気合の入った表情で投げ込む又吉。後方は与田監督=北谷球場で(小沢徹撮影)
投手陣再建へ、投げて、投げて、投げまくった!! 中日の北谷キャンプは第1クール最終日の5日、又吉克樹(28)、小熊凌祐(28)、福谷浩司(28)、柳裕也(24)、笠原祥太郎(23)の5投手がブルペンで投げ込みを敢行した。次第に熱を帯び、球数は5人で計1107球。与田剛監督(53)も、200球クインテットの誕生に目を細めた。
根尾は来ず、松坂もいなくなった北谷球場。しかも平日で雨となれば、活気が出にくいのも無理はない。観客は、前日から半減の1000人。球場のBGMとして流れる石川さゆりの「天城越え」が物悲しさを誘う。だからこそ、ブルペンの熱気が際だった。
1軍にいる19人中、16人が次々に入る。捕手からの「ナイスボール」の声がこだまする。最初に山井、吉見らベテラン陣が入ってから、最後の鈴木博が出てくるまでの約2時間。ミット音が途絶えることはなかった。
圧巻だったのは、2組目に入った5人だ。隣り合わせた又吉と小熊がともに251球。2人と同い年の福谷が204球。柳が200球を投げた隣では、同期の笠原が201球を投げ込んだ。
7日からの第2クールでは実戦が入ってくる。投げ込むには最適のタイミングでもあった。直球の球威を求めた柳と笠原。フォーム固めに励んだ又吉と小熊。クイックの修正を図った福谷。それぞれ目的は違う。それでも並んで投げれば対抗意識も生まれる。
マメをつぶして血染めとなった又吉が「小熊はカーブも投げて251球。僕は真っすぐだけで251球」と違いを強調すれば、小熊はボソッと「お前の球数なんて知らん」と反撃。笠原は柳の球数が聞こえて「こんなんじゃ、終われないと思った」と明かした。
決してやらされたわけではない。与田監督は「球数は投げて覚えていかないといけないものだけど、それぞれの目的意識が出てきているのはより良い傾向」と自発性を評価。赤堀投手コーチは「相乗効果でいいんじゃないかな」とうなずいた。
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