前回更新に引き続き、ドレスその二です。
一見、シンプルデザインなIラインドレスって感じですよね。
ああ、お腹に超力入れて引っ込ませといて良かった。ボテッ腹だったら、修整の手間がまた一つ増えたからなあ(^^;






で、脚をちょいと開くとこんな感じ。
実は下半身がパンツになってるんです。パンツドレスって言うの。こういうドレス知ってました、あなた?
わたしはねえ、実際に自分が着ることになるまで、存在知りませんでしたよ。ドレス大好き女装さんとしては恥ずかしいかぎりです。
どういう時に、パンツドレスが着られるのか調べてみたのですが、別にこれといった定義はないようですね。普通のドレスと一緒。TPOに合わせて、スカートにしても、パンツにしても良し、と理解しました。
わたしの親しい方に、パンツドレスの写真をお見せしたところ、「ライブハウスというか、どこかのナイトクラブで歌っている歌手のよう」 と言われました。うーむ、なるほど。
ジャズとか歌えば似合うんですかね(※)

※歌ったことないです。
  わたしの定番は、サザン,明菜,SPEED,黒夢。歳がばれますなあ(^^ゞ






ストールを腕に巻いて定番のポーズ。
ストールの使い方はこれで良し、と思っていたら然にあらず。
腰に巻くという使い方もあったようです。このこともまた、親しい方に教えていただきました。
そう言えば、腰のところに何かを通す輪っかみたいのが付いていた気がする......。
腕に巻くのとは別の意味で、華やかさが増してたでしょうね。
しまったなあ、こんなことなら、撮影する前に事前アンケート撮っておくんだった。「どんなポーズがいいですか?」 って。






で、脚を開くとこの通り。
パンツ部分がブワーッと広がっているのがわかるでしょう。
脚を閉じるとスカートに、開くとパンツに見えるのがこのドレスの特徴です。一粒で二度美味しい、という感じ。そう言えば、ドレスもアーモンドグリコのカラーですなあ^^
















最後に胸の話。
乳の無いわたしが、乳をどう見せるかというのは、試行錯誤の歴史でもあります。
ここのところ、谷間をどう描くか?ということに注力していたのですが、今回のドレスの場合、乳の下の方まで見えるデザインだったので、そこんところを強調するように修整しました。
左が修整前。右が修整後。
修整前の写真でうっすら見えているのは、ブラジャーです。元々ノーブラで撮影しようと思ってたんですけど、偽乳を胸に固定するテープを切らしていまして、ブラを着けざるを得なかったのです。
あまりの明るさで、偽乳はどっかへ飛んでしまってますね。ブラのカップ部分だけが見えている状態。
ちょびっとだけ見えているカップのラインをもとに、陰影を付けたというのが修整のポイントです。
今のわたしのテクとしては、まあこんなものかな、と。

わたしは、撮ったまんまの写真で勝負する女装さんではありません。
もう、あちこち手をいれまくってます。修整した写真を見て、わたし自身が満足出来ればいいので、何の問題も無し、です。
いきなり何でこういう話をしたかと言うと、まあねえ、志を同じくする女装さん、特に写真をどういじればいいか迷っている方へのヒントになればいいかな~と。わたしはこれまで、他人様のサイトを見て、ヒント沢山もらってきました。なので、ちょっとくらいこういう話してもいいかと思った次第。

一番、勉強すべきは過去のわたしなんですけどね。前にUPしたドレスの写真見てると、再修整したくてしたくて、むずむずしてきました。いつかこっそり写真変わってるかも知れませんよ^^

2012.7.21