【競馬・ボート・競輪】[競馬]京都記念 ステイフーリッシュ、落ち着き出て重賞2勝目へ2019年2月5日 紙面から 「第112回京都記念」(GII・10日・京都・芝2200メートル)に、重賞2勝目を目指しステイフーリッシュが登場する。ここ2戦の重賞は3、2着。特に前走の中山金杯は半馬身差で、馬に落ち着きが出てきたことと平行して状態が良くなってきた。舞台は、昨年重賞を初制覇した京都新聞杯と同じ京都芝2200メートル。強い4歳世代の1頭として、重賞2勝目を目指す。 二つ目のタイトル奪取へ、ステイフーリッシュが確実に調子を上げている。 前走の中山金杯では3コーナーから徐々に位置を上げると、最後までしぶとく粘り込んで半馬身差の2着。チャレンジC3着に続く重賞好走で、ここへきて完全に本調子を取り戻しているようだ。テンションの高さが当面の課題だったが、「前走、パドックで引っ張ったが、落ち着いていた。以前とは消耗度合いが違うし、具合はいいと思う」と矢作師も順調ぶりを伝える。 1月31日の1週前追い切りでは、中谷(レースは藤岡佑)を背に栗東坂路で単走で追われた。強めに追われて4F52秒3-38秒1-12秒6をマーク。担当する藤田助手は「(昨年の)春先はカイ食いが悪く、不安定な時期もあったが、体が良くなってバランスが出てきた」と成長ぶりを伝える。 今回は昨年5月に勝った京都新聞杯と同じ舞台。その時は2番手から抜け出す完勝劇に、「実績もあるし、いい競馬ができると思う。成績的にも2000メートル~2200メートルは合っている」と同助手は自信を口にする。 「成長期に入ってオンとオフがはっきりしてきた。能力はあるので期待している。胸を借りるつもりで挑みたい。(一歩先を走る)明け4歳世代との差を縮められれば」と楽しみにしている。 (栗東取材班)
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