ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が4日、自らの選球眼に自信をのぞかせた。
今キャンプ初のシート打撃。藤原は3度打席に立ったものの、遊ゴロ、左飛、遊ゴロ。結果を残すことはできなかった。それでも「正直、目はいける。結構、自信はあります」と手応えを口にした。第2打席の相手は、2014年に31セーブを記録した西野。9球粘ってフルカウントからの左飛だった。決してボール球には手を出さず「自信になった。あとはしっかり振り切ればいい」と力を込める。
プロ入りに合わせて作ったバットが合わず、「ヘッドがきかないんです」と試行錯誤を続ける日々…。それでも、井口監督は「目を見張るものがある。実戦で成長する選手かな」と及第点を与えていた。 (菊地順一)