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【プロ野球】

日本ハム・栗山監督、清宮&輝星に「新時代のKKコンビになれ」

2019年2月5日 紙面から

打撃練習する日本ハム・清宮幸太郎=1日、スコッツデールで(共同)

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 【スコッツデール(米アリゾナ州)中野雄太】桑田、清原級の最強コンビになれ! 日本ハム・栗山英樹監督(57)が3日(日本時間4日)、ドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=と清宮幸太郎内野手(19)に、“〇〇のKKコンビ”としてチームを常勝軍団に導く活躍を期待した。〇〇には今年4月1日に発表される新元号を入れ、北海道から日本中に売り出していく。

 投打のニューヒーローが紡ぐ新時代へのサクセスストーリー。栗山監督が描く物語の“題名”は吉田輝星と清宮幸太郎、それぞれの名前の頭文字「K」から連想されたものだった。「楽しんで、ワクワクする方がいいじゃない」。新KKコンビが活躍すればチームは強くなり、また日本の野球界は盛り上がる。

 4日(日本時間5日)から始まる1軍1次キャンプ第2クールを前に、この日は休養日。全米が第53回NFLスーパーボウルに沸く中、指揮官は未来のファイターズについて思いを巡らせた。「『〇〇のKK』と言われるように頑張ってほしいよね」。主人公は18歳の吉田輝と19歳の清宮。空白の部分には今年発表される新元号が刻まれ、物語が始まる。

栗山監督から、清宮とのKKコンビで活躍を期待された日本ハム・吉田輝星=2日、国頭で

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 期待するのはPL学園の投打の柱として甲子園に5季連続で出場し、2度の全国制覇に導いたKKコンビ級の活躍だ。聖地に数々の伝説を残したエース・桑田と4番・清原は、後にプロ野球選手となって一時代を築いた。レジェンド2人の背中に吉田輝と清宮を重ね、5年後、10年後の未来を改めて想像する。

 「そうやって言われるような選手になってほしいですし、うちから一人でも多くそういう選手が出てきてほしいなと思いますね」

 現在は吉田輝が沖縄・国頭2軍キャンプ、清宮が米アリゾナ1軍キャンプで開幕に向けた準備を進めている。平成が終わり、新たな時代の幕が開ける節目の19年シーズン。指揮官の表情は明るい。飛躍を期待する2人の青年を思い、その心は躍る。

 

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