「マヨネーズに関しては、まだ何とも言えないわ」と、存外そっけない返事だった。そして続ける「なによ、そんなにマヨネーズマヨネーズって。何がいいのかしら。私の方がーー」何だかレヴィの態度がおかしい。これではまるで嫉妬、焼き餅を焼いているようじゃないか。
-
-
「で、では、はははははハルッさッ」「ちょ…何どもった上に噛んでるの?おかしいでしょ?」「いや、何か、色々と久しぶり過ぎて感無量で…」「久しぶりってこの前もあったばかりじゃん」「そうだけどそうじゃないし」「おかしな人だね、ま、いいや、とりあえず行こうか」
-
ふたりで肩を並べて歩く。これも3年以上ぶり。ようやく気持ちが落ち着いて、周囲の風景が目に入るようになってきた。この道はつい数日前に確かに通った。この路地を抜けると…そうだ、やっぱりそうだ。黒田書房。看板にそう書かれた店舗の前に立った。あの古本屋だ。
-
建物はガタがきてそうだけれど掃除が行き届いていて、店先にはワゴンが一つ二つ。「面白いところって…」「そうだよ。面白いでしょ?」「って、ほんと、どうしてここって分かったの?!」気が動転してふと騒いでからハルの方を見た。久しぶりにみる横顔…ハッとして目を逸らした。
-
そんな視線に気付きもしていないのか、ハルはそのまま古本屋の建物に入る。慌ててかおるもその後を追う。「だってこの店はナビで見せてくれたじゃん」店内を見回しながらハルが言う。「あんまり変わってないな。相変わらずボロい建物だ」そういって、ふふっと笑った。
-
ウッカリした!とハッとしたが直ぐに切り返した。「いや、見せたけど元々知ってるみたいに言ってたじゃん、ほら今だって!」確かにこの前にはナビを見せたけれど、ここは土地勘がなければ分かりづらい場所の筈。ハルのことは知らないことだらけなのに、更に謎が深まった気がした。
-
かおるとハルのふたりが話してる声が聞こえたのか、店舗の奥から店の主人が出てきた。「いらっしゃいませ…そちらの女性は先日にいらした方ですね。なんだ、守と知り合いだったのか」と店主。「まあね」とハルが答える。春崎守、そう、それがマヨネーズの本名だ。
-
ここにきてようやくフルネームだせた…タイミング遅すぎ:(´◦ω◦`):
-
おおおおお疲れ様でございます!ついに!フルネームにテンション上がりました!!フルネームで出す意味がある名前ってことなんですね
- 2 more replies
New conversation -
-
-
春崎に決まったんや
連チャンすまぬ
-
そう、春崎にしました。ほら、もうすぐ春だしね(笑)。それと、黒田も出てきます。墨田はでませんw
-
黒田はマモン?
-
黒田は本屋さんの名前でしたw
-
そうとは思わなんだ~(*´∇`*)
End of conversation
New conversation -
-
-
男装かなぁ…(・-・ )
-
以前に実際にかおるさんと会って遊んだ時の服装なんですw
-
以前に、かおるんは会った事あります
って言ってたもんね。服装からすると、今ぐらいの季節かな?扇子 アァッ センスええです
End of conversation
New conversation -
Loading seems to be taking a while.
Twitter may be over capacity or experiencing a momentary hiccup. Try again or visit Twitter Status for more information.