トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【ドラニュース】

堂上直倫、ついに神主打法開眼 京田&根尾と三つどもえ遊撃争い

2019年2月5日 紙面から

実戦形式の練習の第1打席で二塁打を放つ堂上。投手伊藤準、捕手大野奨。(後列右から)与田監督、浅尾2軍投手コーチ、阿波野投手コーチ、村上打撃コーチ=北谷球場で(板津亮兵撮影)

写真

 中日の堂上直倫内野手(30)が4日、沖縄・北谷球場で行われた実戦練習で2打数2安打。3日の3打数2安打と合わせ、2日で5打数4安打と大暴れだ。激しい内野のポジション争いに、プロ13年目の男が割って入ってきそうだ。

 外寄りやや甘めの真っすぐだった。堂上は迷いなく強振した。打球は右中間を真っ二つ。打者3人をきっちり抑えていた伊藤準から、二塁打を放った。2打席目は育成の石田から外寄り高めの真っすぐを中前打。2打数2安打と気を吐いた。

 「やらなければいけないことは、たくさんあります。まだ途中の段階。いろいろ意識しながらですが、しっかり振れています」

 まだキャンプは始まったばかり。堂上は結果より、あくまで自分の打撃の形を追い求めている。そうはいっても、実戦練習は5打数4安打。内容は際立っている。

 ネット裏の他球団007は、これまでの堂上と違うと口にする。巨人の中里スコアラーは「バットがスムーズに出るようになった。今まで甘い球をファウルにすることが多かったが、一発で仕留められるようになってきている」と変化を強調した。DeNAの東野スコアラーは「今まではバットを寝かして振っていたりした。今はしっかり振れている。非常に振れている」と驚いた。

 スムーズにバットが出るようになったのは、昨秋から取り組んでいる神主打法のような打撃フォームの成果が大きい。今は構えよりも、「初動のところです、足を上げたときの形です」と左足を上げた形を調整している。そして、「思い切って変えたので、自分でも楽しみです」と未知なる可能性を感じている。

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ