別ページで説明したもの以外の配合について記します。
●同系配合
【配合方法】
A・両親の系統が子系統で同じだった場合
B・両親の系統が親系統で同じだった場合
【効果】
Aの場合
低確率で素質UP&体力DOWN
(判定に外れると素質大幅DOWN&体力大幅DOWN&勝負根性DOWN)
Bの場合
低確率で素質UP&体力DOWN
(判定に外れると素質DOWN&体力DOWN)
同系ということはそれだけ血が似通っているということなので、
配合しないのが無難です。
濃いインブリードが発生する確率も高いですし。
●お笑い配合
【配合方法】
種付け料100万円以下の種牡馬と、
評価額が1億円超えた賢い繁殖牝馬との配合
【効果】
・素質UP ・賢さUP
どういう理屈なのかさっぱり分かりません(笑)
●零細血統配合
【配合方法】
現役種牡馬数が2頭以下の子系統の種牡馬と交配する
【効果】
・素質大幅UP
・20%の確率で能力が爆発
現実の生産界でもたまにある現象ですね。
絶滅しそうな系統から突然名馬が出てきて
種の保存に貢献する・・・ま、たまにですけど(笑)
●流行血統配合
【配合方法】
子系統ごとの種牡馬の素質の合計が
上位5位までに入っている子系統同士での配合
【効果】
・素質DOWN
この配合はちょっとわかりにくいと思うので
【例】
・ヘイルトゥリーズン系種牡馬の全素質の合計が1位だとする
・ノーザンテースト系種牡馬の全素質の合計が2位だとする
↓
・ヘイルトゥリーズン系種牡馬×ノーザンテースト系繁殖牝馬→流行血統配合
・ノーザンテースト系種牡馬×ヘイルトゥリーズン系繁殖牝馬→流行血統配合
となる
つまり、やたら種牡馬が繁栄している系統同士で
交配すると、この配合になります。
種牡馬の素質の合計値を計ることは不可能なので、
繁栄している系統同士で配合しないようにすれば良いかと。
●支配血統配合
【配合方法】
子系統での種牡馬の数が全体の15%以上、
もしくは親系統での種牡馬の数が全体の30%以上となっている
系統同士での配合
【効果】
・素質DOWN
WPユーザーには有名な「神の見えざる手」というやつですが、
現実にも牧場規模、あるいは国規模で起こったりします。
実態は、能力の高い繁殖馬にばかり頼って
血の入れ替えも行われなかった結果、
袋小路に陥った状態ですね。
セントサイモン系等の種牡馬により
60~70年代の欧州競馬界はこれに近い状態にあり、
タフなカナダ産・アメリカ産馬の世界躍進のきっかけをつくりました。
そこで活躍した最たるものが大種牡馬ノーザンダンサーであり、
英三冠馬ニジンスキーです。
ということで、支配血統配合だけはなんとしても避けましょう。
そこまでいくともはや危機的状況だと思います(笑)
その他の配合編 了