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【大相撲】

白鵬、春場所まで“皆勤” 右膝順調に回復、成田山で豆まき

2019年2月4日 紙面から

豆まきをする白鵬=千葉・成田山新勝寺で(岸本隆撮影)

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 3日は節分-。角界からも横綱白鵬(33)=宮城野=をはじめ多くの関取が東京都内や近郊の寺社で恒例の豆まきに参加。白鵬は初場所休場の原因となった右膝の血腫が治まってきていることを明かし「相撲にかかわることは、どんどんやっていきたい」と、2月のトーナメントなど、春場所までの全イベント“皆勤”を約束した。一方、関脇玉鷲(34)=片男波=は初めて賜杯を抱いた初場所千秋楽に生まれた次男の名前を「エレムン」にしたことを発表。公私ともに充実ぶりをうかがわせた。

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 白鵬は千葉・成田山新勝寺での豆まきに参加。右膝のけがは順調に回復しており、2月の公式行事はすべて参加することを明かした。

 初場所後の横綱審議委員会で北村正任前委員長が「大けがしていたようには、外からなかなか見えない。不満というか変じゃないか、という声が上がった」と一方的に批判したが、白鵬は「右膝を(昨年10月に)手術して、冬巡業も出て、初場所も出た。そういった思いに(今回も)なりましたから。協会とか、相撲に関わることはどんどんやっていきたい」。2月に巡業はないが、協会の研修会、福祉相撲やトーナメント、そして自ら主催する子供相撲大会「白鵬杯」らに休まず参加する。

 右膝は「多少、熱がある」というが、約6万人に豆をまいた。昨年まで一緒にまいていた稀勢の里がいなくなったことに「時は流れていく。これが人生という感じだね」と寂しそうだったが、「(またライバルが)出てくるでしょうね」。まだ闘志は衰えていない。 (岸本隆)

 

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