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【ドラニュース】

与田監督が鬼になった 若手に苦言「元気もっと出せ」

2019年2月4日 紙面から

実戦形式の練習中、グラウンドに出て奈良原コーチと厳しい表情を浮かべる与田監督=北谷球場で(小沢徹撮影)

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 今キャンプ初の実戦形式の「実戦練習」が行われた3日、中日・与田剛監督(53)が鬼の一面をのぞかせた。多くの選手を評価した一方、もっと元気を出してほしいとの苦言を呈した。4日にも「実戦練習」を予定しているが、2日間の結果と内容で1、2軍の入れ替えをする可能性があると発言した。

 満足しているようで、満足していなかった。自らが提案して実現したキャンプ3日目の実戦練習、与田監督は「選手の動きを実戦で見ることができた」とまず評価した。ただ「満足してますか」と聞かれると、発言の風向きが変わった。

 「満足することはないと思う。一つ一つ確認していく作業をして、ある程度のことが少しずつ分かってきた。いいこと、悪いことを見つける、それだけのこと」

 選手たちの必死さは伝わってきたが、物足りなかったのが元気だ。「全体的に張り切ってやっていたと思う。でも、もっともっと元気を出してほしいというのもあった。まだキャンプ3日目なので、若さあふれる声を出してほしいと思いましたね」。キャプテンになった高橋が三塁の守備位置から投手を盛り上げる声は時おり聞こえてきた。他の選手もそれに続くように声を出していた。それでも、若手ばかりの実戦練習ならば、もっと活気が欲しい。指揮官はそう感じたようだ。

 

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