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本気で小説家になろう 作者:クロワッサン

レーベル考察

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文章が下手な作者にありがちなこと


☆根本的に作法を守っていない

 守りましょう。レイアウトが整います。



☆文末が過去形ばかり

「~た」「~た」「~た」…………。



☆文末が過去形ばかりなのを直そうとして等間隔に入ってくる「~る」

「~た」「~た」「~る」「~た」「~た」「~る」

「作っている」文章に見えます。



☆一文が長い

 だらだらだらだらと、句点も挟まずに接続詞で繋げてやたらと長い。



☆一文が短い

 ~と言った。

 ~と思った。

 テーブルが置いてある。


 短文で即改行、縦読みにすると下半分はスカスカというパターン。



☆読点が少なすぎる

 息切れします



☆読点が多すぎる

 途切れ途切れで非常に読みにくいです。実際に読点で一拍おきながら音読してみると大体適当かどうか分かります。



☆説明臭い

 ダラダラダラダラと数千文字を使って世界観の説明をする作者。小分けにしては。



☆説明が無い

 5W1Hを意識できていない。朝なのか夜なのか分からなかったり、部屋がどんな様子なのか分からなかったり……。



☆人称がブレる

 一人称視点でやっていたのにいきなり「彼」とか入ってくる。

 逆も多い。

「とらドラ」の後辺りから「三人称の文に一人称の心理描写を混ぜる」文章が出てきましたが、使いこなすのは難しいので無理せず人称を固定しては。



☆一人称しか書けない

 三人称が苦手。三人称を書き始めると視点がブレ始める。



☆果敢にも二人称に挑戦

 頑張ってください。



☆場面切り替えが多い

 酷い方だと三千文字で一回ぐらい場面切り替えが起こったり。


 「朝起きる→飯食う→幼馴染と言い合う→学校行く→教室入る」

 別にこれはワンシーンにまとめても問題ないかと。切るときはそのシーンが短くなり過ぎていないかを意識して。



☆視点切り替えが多い

 コロコロコロコロと違うキャラに視点が移る。

 酷い方だとそれこそ三千文字に一回など。



☆一話が短すぎる

 携帯投稿なのか、二千~四千文字で一つの区切り、など。

 「なろう」の一話における投稿限界は四万文字なので、繋げたほうが無難なシーンは区切らず繋げては。



☆同じ表現ばかり

「怒った」「泣いた」「驚いた」「頷いた」「溜息をついた」

 言い換え表現を類語辞典で探すところから始めては。



☆同じ比喩ばかり

「黒塗りのナイフのような」「熟れた林檎のような」「全身の血管にドライアイスでもぶち込まれたような」

 飽きます。



☆やたらと漢字を混ぜたがる

「失意」「諦念」「裂帛」etcetc

 大量に使うと文章が読みにくくなる。何でもかんでも二字熟語にすればいいというものではない。



☆やたらと難しい言葉を使いたがる

「アイデンティティ」「ノブレスオブリージュ」

 大量にカタカナ語を詰め込んだからと言って文章は良くならない。



☆造語が多すぎる

 漢字に英語のルビを振るようなタイプのものであれば尚更。



☆なんでも漢字変換しようとする

「詳らかに」「頗る」「忙しなく」「煩い」「芳しく」「如何にも」

 なんでも変換すればいいというものではない。



☆助詞助動詞が滅茶苦茶

 後で詳しく書きますが、二十人に一人ほど「てにをは」が滅茶苦茶な作者が散見される。

 恐らく文章を意識して「作っている」ために起こる現象だと思われる。

 対策としては「声に出して読んでみる」ことが一番。そこで違和感がなければ貴方はきっと大丈夫。



○おまけ



☆文章が下手、助詞助動詞が滅茶苦茶でも感想欄などでのコメントは普通。

→文章を意識して「作り」過ぎている。



☆言われても直さない

→そしてその多くが自信家。

「こういう表現でもいいじゃないか」

「この作品ではそういう作法を抜きにして読んでみてください」

 などが定番の切り替えし



☆横書きで読む読者を意識した、縦書きで見たら異質な改行をする。

(縦書きPDFを意識していない)

 基本的に多数派である携帯派へのアピールでしかない。

 横書きレイアウト重視はプロ意識にかける。

 個人的な感想として、「製本化されたときのレイアウト」を意識して改行をしていない作者の方が、総じて文章がうまい。


 ありがちな改行パターン

・一行につき改行一つ

・会話文と地の文の間

・まとまったシーンで小刻みに



 評:製本化された際に不必要な改行はいらない。






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