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レンタルサーバー&レジストラ レビュー

レンタルサーバーの最重要事項

レンタルサーバーの最重要事項は、「安定性」です。

一生懸命になって、コンテンツ満載のお役立ちサイトを作ったとしましょう。

そして、検索順位も順調に上がり、堂々1位になったとします。

狙いどおりアクセスが増えて、「こりゃ、ウハウハだな」と思った矢先、安いサーバーだと問題が生じることがあります。

アクセス殺到による「サーバーダウン」。

ページが表示されません。

他にも、サイトの内容に誤りがあって、すぐにも直したいようなときに、「サーバーに接続できません」といった不具合も起こります。

訂正も更新もできず、ひどい業者だと、連絡をしても何日も放置されることがあります。

「でも、あちこちのサーバーにサイトを作って、メインサイトにリンクを集めるようなSEOをする必要があるなら、安くないとツライんだけど……。」

そう思われる方も、いるかもしれません。

けれども、最近のグーグルのアルゴリズムでは、サイトを大量に作り、あちこちからリンクを集めるようなことをしなくても、上位表示は可能です。

そういった小手先のテクニックを駆使するより、コンテンツを充実させる方が近道だ、というのが実際です。

そのため、「安いレンタルサーバーを色々なところで借りる」ということをする必要がありません。

以上のことから筆者が重要視しているのは、多少の費用は掛かっても、安定したサイト運営ができるという点になります。

具体的には、色々な業者がありますが、総合的に見て、エックスサーバー を評価しています。

もう10年近く使っていますが、まったく問題が起こったことがないからです。

もちろん複数ドメインも設定可能ですし、定期的にプログラムを実行してくれるCRONの動作も安定しています。

カードで決済がなされるので、その点も楽です。

銀行振込でも問題はなさそうですが、サーバー契約が増えてくると、いつ期限が切れるのかをチェックする必要があることになります。

そして期限が切れそうになったら、その都度、振込の手続きしなければならず、これはネット銀行を使ったとしても、かなり面倒な作業です。

そういった創造性ゼロの事務処理にはできるだけ手間を掛けたくないため、勝手に更新してくれるというのは、単純ではありますが非常に使いやすいポイントと言えます。

どうしても安いサーバーが良い、ということであれば、ハッスルサーバー ロリポップ! などがあります。

どちらも、ドメインが複数個設定できたり、CRONが使えたりと、基本的な機能は備えられています。

ただし、ロリポップについては、データのバックアップをしないと行わないと公言しているので、こまめな保存をユーザの側で行う必要があります。

また実際、過去にユーザーのデータを失うという障害を起こしています。

HTMLサイトであれば、自分のパソコンにデータをアップロードするのが通常ですから、さほど問題にはならないかもしれません。

けれども、ワードプレスやムーバブルタイプ、ロリポブログなどを使うのであれば、更新の度にアーカイブのダウンローをしなければならないため、面倒な作業だと言えるでしょう。

バックアップオプションという機能もありますが、そもそものサーバー代に比べて高額なので、使うべきものとは思われません。

ただし、レンタル期間の自動更新には対応しているため、その点は合格です。

一方、ハッスルサーバーは、支払いが銀行振込しかできません。

年払いにすれば1年に1回のことですから、「そのくらい、いいんじゃない?」と思われるかもしれません。

しかし、やってみると分かると思いますが、案外、面倒なものです。

また、ハッスルサーバーについては、個人的に、「サイトが表示されない」という不具合を経験しています。

これらの業者に限った話ではありませんが、安いサーバーの問題は、「いつ何時、問題が起こるかもしれない」という、軽いフラストレーションを感じ続けなければならない点です。

「サイトの表示がおかしい」、「更新のための接続ができない」といったことが一度でも起こると、どうしても「安いからか?」と感じてしまいます。

そして、「問題が、また起こるのではないか」という非常に軽いものではありますが、イライラを抱え続けることになる訳です。

アフィリエイトは、サイトを作ったり更新したりする以外は、基本的に「ほったらかし」というところが大きなセールスポイントの商売と言えます。

けれども、安いサーバーを使ってしまうと、「ちゃんと表示されいているかな?」というような余計な気遣いが生じてしまい、せっかくのアフィリエイトの魅力が半減してしまうことになるのです。

そういう意味でも、サーバーについては「とにかく安定していて、更新の手間が掛からない」ということが重要な点である訳です。

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レジストラの実際

せっかくサーバーを借りるのであれば、「◯◯◯.com」と言ったような、「ドメイン」も取りたいものです。

いちおう、ドメインを取得しなくとも、例えば、エックスサーバーであれば、「◯◯◯◯.xsrv.jp」というアドレスが使えるようになります。

つまり、そこでサイトを作り、運営をしても良い訳です。

ただし、こうしたドメインはレンタルサーバーの事業者が取得しているものです。

そのため、別のサーバー会社に変えたいと思っても、そのまま引き続いて使うことができません。

一方、独自ドメインでの運営をしている場合には、「どうも、いまのサーバーは調子が悪いから、別のサーバーに引っ越そう」ということが可能な訳です。

ドメインは、インターネット上の住所のようなものです。

そして、レンタルサーバーというのは、サイトのための場所を借りている土地の持ち主のような存在です。

そのため、レンタルサーバーが変わっても、つまり、土地の持ち主が変わっても、住所であるドメインは変わらず使うことができるのです。

ドメインが変わらないということは、当然のことながら、アドレス(URL:ユーアールエル)が変わらないということです。

サイトを運営して、たくさんの人にリンクを送ってもらっても、アドレスが変われば、無駄になってしまいます。

そういう意味では、これからそれなりのサイトを構築しようというときに、ドメインを取らないということは、ほとんどありえない選択だと言えるでしょう。

実際にドメインを取得するには、レジストラと呼ばれる事業者に申請して行います。

申請に必要なのは、名前、住所などの情報とクレジットカードです。

登録された名前などは、ドメインの持ち主の情報として公開されます。

個人情報が全世界に晒されることになるため、これを嫌う人も少なくありません。

そのため、多くのレジストラでは、この情報をレジストラとしての会社の名称・住所にして表示するという代行サービスが提供されています。

有料だったり、無料だったりと違いはありますが、自分の情報を晒さずにドメインを取ることは可能だという話です。

レジストラの具体名としては、お名前.com ムームードメイン バリュードメイン などがあります。

内容的には大差ないため、自分が気に入ったところで登録すれば良いでしょう。

ただ、使い勝手の面から言えば、バリュードメインについては、少し上級者向きの印象です。

実質上は、上記3サイトはいずれも運営会社がGMOですから、単に入り口が違うだけで、大きく変わらないというようにも言えるかもしれません。

しかし、それぞれキャンペーンの期間や内容は違っています。

そのため、自分が取りたい種類のドメインが安いときに、その業者のところで取るという方法が良いということになるでしょう。

それでも、「どこが良いか決められない」という方は、GMOが古くからやっていて露出度も高い、お名前.comがお勧めかと思います。

筆者は3社すべてで取得し、いまも保持していますが、どこもまったく問題はありません。

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