第17話「Are you ready to fight on NEXT STAGE?」
デビューから数ヶ月経過した、とある真夏日。
以前スマイルマーケットとの決闘審判で勝利した広瀬涼だが、その戦いは彼女の周囲の評価を変えるものだった。
現状の打破を打診する俊暁に対して、涼の出した案とは……。
「チョーさん、行っちゃうの?」
「ごめんな、あんまり遊んでやれなくって」
三人の少女達に囲まれ、複雑そうに笑みを浮かべながら、それでも行かざるを得ない巨躯の男。
「年少の子達は任せて。チョーさんがいなくたって、家事もおしめの交換もできちゃうんだから!」
ふふん、と鼻を鳴らして胸を張る金髪の少女アルエット。
「はは、頼もしいんだな」
そもそもチョーと呼ばれた男が、こうして家をあけられるのも、孤児院で育てていた少女たちが小さな子供たちの面倒を見られるようになっていたのが大きい。
代償に、育てていた子供たちと会える時間が極度に減ってしまうのだが。
「早く帰ってこないと、小さい子たちチョーさんの顔忘れちゃうかもですよー?」
「頑張って早く帰るんだな」
片目の隠れた丸眼鏡の少女由希子。冗談めかしていながら、言っていることは真面目である。
口癖のように『だな』を語尾につけ、己のペースで由希子に応える。
「……」
「どうした、涼?」
チョーに呼ばれたもう一人、紅の髪の少女。逡巡の末に、口を開く。
「……私、チョーさんに負けないように立派になるから」
以前の『事件』を引きずっている様子は見えるが、それでも前向きになったことが伺える。
「そっか。じゃあ、大人になったら一緒に頑張ろうな」
「……ん」
こくり、と頷く。
自分たちをここまで育ててくれた彼に恥じない大人になるために。
チョーという男は、三人にとって模範になる人物であり、父親代わりの存在であった―――。
Flamberge逆転凱歌 第17話 「Are you ready to fight on NEXT STAGE?」
スマイルマーケットの決闘審判から数ヶ月。
広瀬涼の名は、エルヴィンという都市に広く知れ渡っていった。
最初の戦いは、機体に助けられたとも取れた。
しかし広瀬涼は、続くフォーティン―――現・神代ひなたとの決闘審判で強敵を打ち破り。
その上でスマイルマーケットの決闘審判。戦闘後にスマイルマーケット側の仕掛けた行為が公になったことで、それらを打ち砕いた広瀬涼の立場は盤石のものとなっていた。
「で、どうよ広瀬」
「どうよって?」
真夏日。エアコンを適度に効かせ、外の熱気が嘘のように涼しげな部屋の中で、カップアイスを口にしながら俊暁が問いかける。
テーブルを挟み向かい合う二人。元々ライトブルーのシャツを基軸とした夏服の俊暁は服を脱ぐ必要もなかったが、涼は上着をハンガーにかけて涼んでいるところだった。朝出かけていたせいか、乾き始めていた白のYシャツはそれでも肌に張り付き、突き出た胸元のボディラインをぴっちりと彩っている。
俊暁も最初はそれに目を奪われたりはしたが、こうも暑いわ毎日顔を合わせるわ、それに視線が少しでも向いたらセクハラ認定されるわで、気にしている余裕がゴリゴリと削れていった結果、現状となる。
「『真っ当な依頼』、減ってきてるんじゃねえのか? ずっとテレビとか出ずっぱりだろ」
「まあ、ね。おかげでお金溜まってきてるわけだケド」
涼の表情は浮かない。それもそのはず。
スマイルマーケットとの決闘審判において鮮烈な勝利を飾ったのはいいが、代表―――責務と刑務により逮捕され、現在は元代表―――の渡邉務は特大の置き土産を残していった。
決闘審判において、違法出力の武装の一撃を受け、ダメージこそ受けたもののフランベルジュは平然と戦闘を続行できた。
この事実により、フランベルジュという機体自体がレギュレーション違反の認定を受けてしまったのだ。
それも渡邉務が狙っていた事態の一つではないかと推測する動きもあるが、あくまで推測に過ぎず、事実を確かめるすべはない。
それでも今までの戦いやその状況を精査した結果、決闘審判の結果の取り消しには至らなかったが、代償として通常のレギュレーションでフランベルジュが戦うことが叶わなくなる。
だが、フランベルジュが絶対的かつ強力な力の象徴として、エルヴィン界隈に大きな印象を残したのも事実。
フランベルジュの存在の大きさ、勝った時の影響力を考え、ノーリミット前提でフランベルジュと戦うこともあった。
が、『強いのはフランベルジュ』と世間が見ているのも事実。
広瀬涼がレギュレーションに収まる機体を所有していなかったこともあり、『レギュレーション遵守』という前提の決闘審判が大幅に増加。
一言で言えば、フランベルジュに当たる可能性を排した舞台で決闘審判が行われることが多くなったのだ。
その代わり、ルール無用の戦いではフランベルジュに当たる可能性が大きくなったため、決闘審判の環境はそれだけでも大きく変わったとも言える。
確かにフランベルジュを無視することはできる。だが、その無視を実行してしまったがために、会社に臆病者のレッテルがついては意味がないのだ。だからこそ、今までの戦いの価値はあったのだが、今後同じことが通用するかと言えば、そうもいかなくなる。
「おねーちゃんおねーちゃん、おねーちゃんテレビ出てる!」
「そうね。これ、いつだったかしら」
はしゃぐナルミが指し示す画面。
一躍時の人となった涼は、依頼の尖鋭化とほぼ同時期に、メディアでの露出が非常に多くなった。
ニュース番組でのインタビューはもとより、コメンテーターやテレビCMなど、まるでプロスポーツ選手のように大きな扱いを受けていた。
今流れている、白と水色を基調とした水分補給用スポーツドリンクのCMも、汗を流して戦う印象の強い涼のイメージと合致し、彼女自身の整ったボディラインもあって反響は大きい。
依頼が変化していく中でも、そういったメディアへの露出で、生計を立てるどころか信じられないほどの額の貯金が可能となっている。
無論、そのうちの何割かが税金で持って行かれるわけだが、それでも借金なしで、本来はある程度大きな出費やローンを覚悟するものがそっくりそのまま買える程の額となっている。
「ある程度イメージがついて、金銭的にも余裕がある。そろそろ『通常の』戦いで勝ち星上げた方がいい、って俺は思うんだが」
俊暁の懸念も最もである。
決められるときに決めておかなければ、『広瀬涼の強さ』をエルヴィンに知らしめることができない。
実際こうして交流のある角川俊暁個人には伝わっていても、それが市民にわかりやすく伝わっているかと言われれば、それは否としか言いようがない。
今彼女に求められているのは、広瀬涼自身がフランベルジュに頼らずとも強い、というイメージ。
そのイメージを社会に打ち立てれば、レギュレーションを盾に彼女を無視する行為の有効性も必然的に下がる。
「それについては二つ」
俊暁の問いへの返答と言わんばかりに、涼は手元の端末からメールを表示する。
仕事用のアドレスを用いたそのメールアプリ。彼女の表示しているメールは―――オーリンジ社からの公式メールだった。
「一つがこれか。ってことは」
「ん。審査通ったから、私もBMM持てるようになる」
BMM。正式名称を、ベーシカル・モビル・マニピュレータ。
ロボットに乗っての作業や戦闘を専門的に担当するプロドライバーや、警察など、エルヴィンで最も広く普及している機体群である。
普及しているが故に、厳格なライセンス制となっており、基準を満たさない者は操縦を許されない。持っているだけでステータスとなる機体群である。
今回のメールは、そのライセンス登録が完了した知らせである。
「流石にライセンス出るの速いな……ん?」
そのメールに目を通した俊暁……視線は一点に留まる。
「このたび貴方のBMM-03のパイロットライセンスを受け付け……BMM-03? ストラディバリウス!?」
思わず素っ頓狂な声が飛び出る。
トーマスやパーシィの使用していたBMM-01『マズルカ』は、スタンダードなフレームに多くのハードポイントで多彩な用途に対応するのを目的としている。
涼の登録したBMM-03は、その発展形として、ハードポイント増加やフレームの剛性強化によるさらなる用途の拡大を目的として開発された。
新たなモデルとしてペットネームを試行錯誤した結果、高級品の銘柄である『ストラディバリウス』が採用され、意気揚々と登場した、まではいいのだが―――。
「何か?」
「やめとけ。今からでもマズルカに変更しようぜ。バリウスじゃお前の戦いについてけねえぞ」
懸念を示すのも無理はない。
そのストラディバリウスの最大の難点は、新たに追加した大型ハードポイントが肩にあるというところ。
確かに武装を積むのに有力な部分ではあるのだが、積載重量や安定性を重視したフレームの組み方になっており、全体的な剛性やフレーム自体の重量が犠牲になっている。また、肩に武装を積むだけならば、負荷を考えなければマズルカで間に合っている部分が多い。
それだけならば、追加される肩パーツの性能を発揮すればどうとでも覆せるだろう。しかし、フレーム自体の評判の低下がここにきて大きな課題となる。
ストラディバリウス自体の評判が下がったことで期待度が薄くなり、マズルカと比較して大して変わった部分がない、となれば、パーツ制作会社はマズルカから動くことを控える。
パーツ会社を呼び込むことに失敗したことで、特有パーツの魅力に欠け、これまで通りマズルカを使用したほうがいい状態になった。
つまり、マズルカの後継を名乗ることに失敗してしまったのだ。
それでも元々の積載量から、補給役として使われたり、輸送を担当するなど、生き残りの道を見出しているが、この失敗が新たなBMMの開発を鈍らせる結果となってしまっている。
「使えれば十分いけると思うけど。バリウスはオーリンジ社の一般販売しているフレームだし、観客も納得するでしょ」
「安定性考えるとその選択肢はないだろ。ただでさえお前は何をされるか分からないわけだし」
「それならバリウスでもマズルカでも誤差じゃない?」
「そもそも何でそこまでバリウスに拘るんだよ」
やいのやいの。言葉は淡々としていながら、お互いが噛み合わない場面、夏の暑さを味わっていたのもあり、溜まっていたストレスが言葉尻に滲み出す。
「おねーちゃん。おっさん」
「おっさんじゃない!」
不意にかけられる声に、つい荒い返事をかけてしまう。が、かけられた声がナルミのものと気づいた瞬間、子供相手に怒鳴りかけてしまった自分に気づき、恥を覚えた。
「アイスとけちゃうよ?」
「悪い」
気にする様子のないナルミにほっとしつつ、ひとまず三人でそれぞれのカップアイスを口にすることで、心も体もクールダウンを図る。
「で、話を戻す。そこまでバリウスに拘るのは何でだ?」
落ち着いたところでもう一度。よほどの理由でなければ、最初からいきなりストラディバリウスを選ぶ理由などないだろう。
にも関わらず、広瀬涼は真っ先にその機体を選んだ。俊暁にはそれが理解できなかった。
「……ポインセチアって、今アルエが管理してるでしょ」
「そうだな」
「あそこは本来、チョーさんって管理者が居て、私達もお世話になってた。
だけど、稼ぎを増やすためにチョーさんはプロドライバーの仕事の量を増やすことになって。だから今、チョーさんの仕事を引き継いだアルエが管理者をしてるってわけ」
「へー……」
そこまで聞いた俊暁は、当然ながら、何故今その話をしてきたのが疑問として浮かぶ。だが、すぐに自己解決した。ストラディバリウスが話に関わっている前提で、チョー、と聞けば。
「―――待て。チョーって、あのチョーか!?」
「そう。発売前のテスト段階から、ずっとバリウスを使い続けてるバリウス使いの代表格」
そこまで聞いて、俊暁の疑問が完全に晴れた、
開発当初から今に至るまで、ストラディバリウスを愛用し、ストラディバリウスに愛された男。多くの実績を残し、フレームの汚名を雪ぎ、今に至るまでBMM-03を生き残らせている要因の一つ。
その『チョー』に育てられた彼女たちならば、汎用機と聞いてBMM-03に拘るのは当然と言える。
「元々、ひとつの目標だったのよ。BMM-03、私たちの育ての親の機体。
決闘審判で戦うなら、そのライセンスを得て、表舞台で勝つ、って」
実績を積み、証明たる機体を得て戦い、結果を残す。
過程こそ歪んでしまったが、実務にあたり当初刻んでいた目標に手が届くのだ。
それを聞いた俊暁に、最早止めるという選択肢はなかった。
「……分かった。そこまでの意思があるなら俺は止めない」
涼の覚悟を汲み、己の意見を取り下げた。
「で、二つ、って言ってたよな?」
ふいに思い出した俊暁。ここまで来て、通常レギュレーションの戦いに関する案件のひとつがようやっと終わったところ。もう一つの話を聞いていなかった。
俊暁の疑問に答えるように、涼は無言で端末の別画面を開く。
そこには、端正に整った顔つきの銀髪の青年が居た。
番組のインタビューを受けている彼、その画面下部には『エドワード・フェリックス』という名が記されている。
『エドワードさん。現在注目を集めている女流弁護士についてですが……』
『ああ。彼女ね。確かに機体性能は凄まじいよ。だけど、僕から言わせれば彼女は機体性能に頼り切っているだけだ。
同じレギュレーションならば絶対に僕が勝つ。あちら側のアクションさえあれば、ぜひとも僕がこの番組内でゲームを申し出させてもらう。
今までフランベルジュという殻に隠された広瀬涼の本当の実力、僕が暴いてやる』
挑発的な物言いは、全て画面の外の視聴者に、そして広瀬涼に対しての宣戦布告。
個人を狙い撃ちした言葉そのものを、ビデオレターのように送り付けてきたということは、目的は明白である。
「……え、エドワード・フェリックスぅ!?」
「おっさんうるさい」
再び俊暁が上げる素っ頓狂な声に、アイスを食べ終わったナルミがあからさまに不快を露わにする。
「すまん」
それにはさすがに己の不満を呑みこんで謝るしかない。
しかし、落ち着いたところでこの話が大事であることに変わりはない。
「おいおいおい。エドワードっつったら、エルヴィンのプロドライバーでも若手有力株って言われる実力者じゃねえか。これどうすんだよ」
ここまで堂々と宣言されれば、一つの逃げ場もなくなってしまう。
多くの企業に雇われ、実績を残してきた、実力ある本物のプロドライバー。
彼からすれば、反則的な機体に乗って鮮烈なデビューを果たしたフランベルジュが気に入らないのだろう。
だが、戦いの経験こそあれど、初めての機体でエドワードに勝つのはさすがに至難である。
「……まあ、逃げ道塞がれた以上戦うしかないんだけど」
広瀬涼当人も納得がいっていない。一応間に合うとはいえ、実際の戦闘までに習熟訓練がどれほど積めるか。
それに、フランベルジュの力で生き残ってこれたのは確かに事実である。
「これはもう特訓だな」
「そんなテレビみたいに言わなくても」
特訓とだけ言えばアニメや漫画のような展開だが、俊暁の持ちかけたように、訓練しなければならないのは事実。
エドワードに勝てなければ求心力が下がる。求心力が下がれば……。
「広瀬。機体のセッティングはいつごろできる?」
「早ければ明日届いて、武装の注文は由希子に頼んであるから……明後日なら」
「よし。じゃあ訓練所の予約を取ってやる」
あれやこれやと話を進める。緊急事態とあらば、見えた目標の為に急がなくてはならない。
こうして、急ピッチで話が進められてから二週間が経過。
涼達の想像通り、エドワードは早期に『生放送で』の広瀬涼との決闘を宣言した。
リアルタイムで優劣を晒される、エドワードにとっても己のプライドを賭けた戦い。今までの利権や思惑の絡んだそれとは違う、単純な強者の挑戦。
誇りと矜持を賭けた一戦に、エルヴィンの話題は生放送スペシャルの一点に注がれることとなった。
―――――
―――
――
二日後。
事前に人払いを終え、訓練所に集まったのは僅か数名だった。
訓練の情報を漏らすわけにはいかない。可能な限り、情報は隠し通す必要がある。
対戦相手がエドワードとあれば、相応の準備と戦略を練らなければならない。
そして広瀬涼の注目度は高い。事前にマスコミなどの入り込む余地を排除しなければ、漏れ出した情報が当然のように伝わり、情報というアドバンテージを失ってしまう。
幸い、やや手狭ながら屋内の訓練所を貸し切ることが可能となった。
高さを利用した戦いの練習が難しくなるのは欠点だが、建造物内に入らなければ盗撮もできないのが優位点となる。
「事情は分かった。訓練相手として選ばれるのは光栄の限りで」
「よろしく頼む」
「勿論。大船に乗った気でいなよ」
当然、訓練の相手も選ぶ必要がある。真っ先に思い浮かんだトーマスとパーシィの二人は、快くそれを受け入れてくれた。
一緒に戦うことも多く、彼らの人間性も口の堅さも信用できる。
信頼を形にするかのように、手を差し伸べる涼、トーマスとパーシィの両者に握手を申込み、一人ずつきっちりと握手を返した。
「りょーちゃん、セッティングできてるよ」
「持ち込み完了しました!」
そんな一団に駆け寄る由希子と、それを追って現れたレイフォン。
レイフォンはファルコーポにて、輸送業で働くことになり、ひなたの食い扶持も一緒に稼ぐこととなった。
今回セッティング済みのものを運搬したのはレイフォン。そこまで社会に馴染むことができたのも、ひとえに由希子の教育あってこそである。
「もうすっかり社員じゃない。どう、調子は?」
「いや、まだまだ覚えることも多くて……」
だが、涼の問いかけにレイフォンがそう漏らすのも無理はない。やはり社会常識から一から叩き込むとなれば、どうしても時間はかかってしまう。
とはいえ、レイフォンも教えられれば覚えられる。
知らなかったことを吸収し、社会進出の一歩を少しずつ踏み出しながら、ここまで出来るのは、やはり出会いという運がなければ得られなかったものである。
「注文通りのセッティング完了。あとはりょーちゃんが、どれほど戦術を叩きこむかだね」
「ありがとう、由希子」
「いいのいいの。こっちもビジネスだし?」
冗談めかして、右手の指で丸を作る。所謂、金銭のハンドサインである。
だが、それ以上に。
「……それに、私達の目標でもあるしね。バリウスで戦って成果を挙げるコト」
「だから、勝つ」
自身の新たな、そして『もう一つの』相棒となるそれを見上げる。
フランベルジュを意識した、赤と白のカラーリング。突き出た肩の大きなコンテナが、機械特有の無骨さをより強調する。
意志を持つ無敵の相棒・フランベルジュが戦えない戦場をリングとした、レギュレーションに沿って開発された、誇りを背負う機体。
BMM-03 ストラディバリウス。
「そういえば、機体の愛称ってもう決めたの?」
「ああ、それなら―――」
もう一機の相棒に、自らの願いを込めて。フレームのペットネームとは別に、新たな名を刻む。
それは自らへの誓い。そして仲間たち、恩師、その全てに宣誓するもの―――。
Flamberge逆転凱歌 第17話 「Are you ready to fight on NEXT STAGE?」
つづく。